引き際

選挙は民意ではありますが、選挙結果の解釈についてはよくもまあここまで都合よくと呆れるほどの解釈が飛び交っております。
こういう時の詭弁は、まさに政治屋の実力発揮のしどころなんでしょう。

一方で自民党にも民主党にもマトモな人がいるのが、まだ救いだと思います。そんな方たちが健全な議論を戦わせることを期待したいと思います。

現内閣の「仲良しクラブ」は言い得て妙。
組織で生きているオヤジとしては、仲良しが決して組織にとってハッピーではないことを思い知っております。

リーダーの引き際はとても難しいものです。
タイミングを間違えると引いたことがまたマイナスを上乗せすることになりかねません。
信念なのか、しがみつきなのか、理解できるメッセージが求められていると思います。

ホントに勝ったのは・・・

自民党は負けるべくして負けたところがありますが、民主党は勝つべくして勝ったとは素直に言えません。
年金に本当に建て直しが期待できるでしょうか、格差解消と言いながら頑張ったことが報われない悪平等にならないでしょうか、国民の生活と言いながら国家の存立基盤が弱体化しないでしょうか、結構オヤジはこの結果に不安だらけであります。

一方で安倍さんの強気な続投宣言はどこに勝算があるのでしょうか。
単に気が読めないだけなのか、それとも壮大な戦略に基づいているのか、まあこの期に及んで後者だったら、何で負けたのって笑っちゃいます。

ただ、福田さんだの、麻生さんだの、谷垣さんだのと年齢回帰の名前が取り沙汰されるのも自民党の本質未だ健在なのか、１年前のやり直しのつもりなのか、そんなに自民党は若い世代に人材がいないのでしょうか。
その点では相変わらず小沢、菅、鳩山の民主党もイイ勝負です。

衆議院と参議院の逆転ネジレは、安易な議会運営に一石を投じる一方で、お互いの妥協の中で本質を見失う危険も孕んでいます。

老若男女を問わず、私の一票で何も変わらないと投票を放棄している人は、その積み重ねでこういう変化が起きるという事実からも参政権の重みを感じて欲しいと思います。
私の日常生活には関係無いなどと軽く考えていると、恐ろしいことになりますよ・・・

執念に期待

なかなか見ていてストレスの溜まる試合でした。
選手は全力でやっていたのでしょうし、時の運というのはスポーツには付き物です。
でも１０人を相手にハーフと延長戦ですから、ほぼ１ゲーム分を戦って結局１１人で勝つことができなかったことは事実です。
だから悔しいし、ふがいなく見えました。

外野の勝手な想いからすれば、エレガントさはどうでもよいから泥臭い執念を前面に出して欲しいと思いますが、指揮官の信念もまた大事。
指揮官の選択における協会の信念と戦略までも問い直す貴重な機会として、２０１０年のＷ杯出場権獲得に活かして欲しいと思います。

それにしても、選手は何故試合後あそこまで淡々としていられるのでしょうか。
マスコミ対策でもあるのでしょうか。負けたら悔しい、だから次に頑張るというシンプルな図式が崩れているように感じます。
そこはオヤジの不満。

さて、参院選は思ったほど投票率が伸びませんでした。
とはいえ、結果論で言えば、有権者を甘く見ていた安倍さんにガツンと一発お灸が据えられたということでしょう。
野党の世論迎合的無責任さより、与党の正直さに疑問符が付くような場当たり的対応が有権者の癇に障ってしまったに違いありません。

でも、自民党だけでなく、大勝しそうな民主党も本当の正念場はこれから。
特に民主党は２年後の衆院選までに言っていることを具現化できるかが問われていると思います。
小沢さんの国づくりへの執念に期待しましょう。
できなければ２年後にはちゃんと国民の審判が下るはずです。

色男ドンファンは難物

秋の定期演奏会で演奏するＲ．シュトラウスのドンファンは難物であります。
概してＲ．シュトラウスの作品はヴァイオリンにとって難しい作品が多いのですが、オヤジの感覚ではドンファンは特にその難しい部類に入ると思います。
オヤジにとって１８年ぶりのドンファン、苦労してます。

アマオケでは、音楽を作る以前に弾ける弾けないの問題が必ず付きまといます。
今日の練習状況ではオケ全体として残念ながらとても弾ける状態になっていませんし、弾けるようになるという見通しが立たないメンバーもいると思います。

それでは悲観的な状況かと言うと、決してそうではありません。
Ｒ．シュトラウスはオーケストレーションが極めて巧みで、このオッサン、どんな頭の構造をしているんだろうと呆れるほど各楽器を折り合わせて全体の音楽を組み上げています。
一見緻密ですが、個々の楽器がそんなに完璧に弾けなくていなくても、キモだけを押さえればそれなりの響きで聞こえるから不思議です。
まさに個々の楽器特性を熟知した職人技です。

今日時点でまだ本番まで２ヶ月ほどあります。
個々のプレイヤーが完璧であれば理想ですが、現実的にキモを確実に押さえるように練習を積んでいけば好演も夢ではありません。
１０月６日の本番に向けて乞うご期待であります。

それにしても参院選投票日前日の夕方、練習会場に向う道すがら通りかかった札幌駅周辺の騒々しかったこと。。。

ミスじゃないでしょ

領収書をコピーして添付することが事務処理上のミスとは笑止千万であります。
民間会社に勤めるオヤジの感覚では、事務処理において領収書をコピーすること自体があり得ない話で、コピーして添付しようという行為自体に良からぬ意思を感じます。それが普通の感覚です。

ミスと言えば、世間にこの時期に発覚してしまったことでしょう。
「ミスでしたすみません」で済まそうとしてますが、１０数万円は何に使ったお金なんでしょう。大臣の責任云々はオヤジにとって興味ありませんが、こうやって捻出されたお金がどのように使われているかは、マトモな使われ方ではないんだろうなと見透かせるだけに興味あります。

今日のニュースを見る限りの行動は、コトが明るみになると、日程変更、体調不良で報道陣シャットアウト、その後程無く体調回復で記者会見と、あまりにも見え見えの対応に、やっぱり器の貧弱さを感じます。世間を舐めてますな。
まあ、あと３日。
世論はどんな意思を突きつけますか。

ゴルフ仕事

昨日のサッカーアジアカップの準決勝は残念でした。
でも惜しいというより、よく中盤まで互角で持ち越えたなぁというのがシロトオヤジの率直な感想です。
個人技で全く相手になってませんでした。

アジアといえども侮れません。アジアのレベルが世界に近づくほどそのハードルも高くなってきます。日本が世界のＴＯＰグループを目指すのであればこれは歓迎すべきことです。

来年の北京五輪、そして３年後の南アフリカＷ杯出場を考えれば、ここでの悔しさはエエ薬として、今後に活かして欲しいと思います。

そして今朝は早起きで、オヤジにとっては年に一回の苦行。得意先様とのゴルフでございました。
何でゴルフだけ、就業時間にやっても構わないのでしょう。おれがオケ活動だったら、どれだけオヤジにとっては楽しいことか・・・

とはいえ、大きなご迷惑をかけることなく、それなりに楽しくプレーさせていただきました。
これで来年までゴルフクラブを握らなくていいかと思うと心の底ではホっとします。

頼むぜ、ＡＮＡ

朝から仙台で会議をして、夕方は札幌で会議。
会議の多さ云々はあるにせよ、仙台からトンボ返りの予定でした。

・・・が、ＡＮＡがやってくれました。
手荷物検査で折角のＳＫＩＰサービスを使ったら、端末から吐き出された紙片には「欠航」の２文字。えっ？掲示板の表示は到着５分送れじゃないの？と思ったのですが、係員にカウンターに戻されて確認すると機材不良で欠航。そもそも到着時間を過ぎても折り返すべく飛行機は結局現れませんでした。

こういう時に、普段はムカつくＪＡＬとの運行時間のカブリが威力を発揮します。直ちに１０分後発のＪＡＬへの振り替えが行なわれ、致命的な遅れも無く札幌に帰り着きました。

安全であることが第一ですが、やっぱり予定どおりいかないと気分悪いですね。
先月も仙台行きでトラブルがあったばかり、隠して飛ばされては敵わないワケですが、機材不良が多いのも困ったもの。
頼むぜ、ＡＮＡ。

ダッシュっ！

仙台空港はこの春からアクセス鉄道ができて、以前のバスに比べると時間計算ができるので格段に便利にはなったのですが、運転間隔は決して頻繁ではないので、１台逃すと２０分以上待ちなんてのがザラにあります。

今日は仙台空港にちょっと早めに着陸したのですが、なんとタラップを使ってバスで到着口への移動でした。
これだと早く機内から出たからといって何もアドバンテージになりません。
出口のところで仙台行き快速電車の発車２分前。

イケル・・・瞬時の判断でした。
メンバーといっしょだったのですが、ダッシュの号令よろしくエスカレーターを駆け上がり、連絡通路を駆け抜け、メンバーの分もいっしょにキップを２枚買って、飛び乗ったところで発車。
間一髪間に合いました。

おかげでアッサリ次の電車に乗っていたことを考えると３０分以上早い仙台駅着となりました。ささやかながら、何かトクした気分。
最近の徒歩通勤が効いたかな・・・

大変残念なこと

大通ビアガーデンのオープン初週は、誰か来ると「ではビアガーデンに。」となりがちで、行く機会が増えます。
居酒屋に行くよりは多少安めに上がりますが、基本的に自腹ですから結構腹の中身だけでなく、財布の中身にも響きます。

それでも、絶好調だった昨年を前年実績に抱えて、今年のように天気がイマイチだとギョーカイ人の性として、何とか自らの胃袋で底上げしようと行ってしまうワケです。

今日も旭川から来たメンバーと定時退社で小雨降る中をビアガーデンに向いました。やはりテントやパラソルの下だけは満席でした。
それでも何とか席を確保しましたが、周りを見ると結構「飲食物の持ち込みご遠慮ください」と表示されていても、コンビニで買ったとおぼしきスナック菓子や飲料、中には他社の新ジャンル商品を持ち込んで堂々と飲んでいる太いヤツもおります。

お客様商売ですから、軽々に文句は言えません。
せめて生ビールでも飲んでいただければそれで十分なんですが、たまに席だけ使う方がおられて、オヤジとしては大変残念（ホントはムカつく）であります。

もう一つ気になるのは、イスに人ではなく荷物を載せて占拠することです。
確かにお高いバッグなどを地べたに置きたくは無いというのが人情でしょうが、先着の権利とばかりに込み合った会場で人数の倍のイスを占拠して平然としていられることもまた大変残念（ホントはムカつく）であります。

イスに荷物を置いて隣に人を座らせないというのは、以前も電車での光景で記事にした記憶があります。どうも北海道の気質なんでしょうか、気質というより本来はそんなに人が混み合っていないという感覚なんでしょうか。

周囲の人へのちょっとした気配りだと思いますが、大変残念（ホントはムカつく）であります。
昨今は下手に注意すると逆ギレされて何をされるか解らんからなぁ・・・

何か見えるかな？

拙作ブログへ日頃お立ち寄りいただいている方で、何かの節目でもないのにテンプレートが変わっていることに驚かれた（っていう程でもないか・・・）方もおられると思います。
実は、友人のブログで紹介していたツールに興味を惹かれてカスタマイズできるテンプレートに急遽変更しました。

企業や政府機関、学校など法人に特化して調査してアクセス解析をしてくれるそうです。
単にオモシロそうと思ったまでで、これでギョーカイの方が見るのを止めるなんて寂しいことはしないでくださいね。
オヤジはこれで何かが見えたからといって、何を変えるつもりも、何かをしようとも思っておりません。あくまでもオヤジの戯言でしかありませんので。
結果的に、私的なアクセスばかりであれば何も見えないワケですし、ギョーカイの方がもし見られていたらそれはそれでオヤジにとって手応え感を感じるワケです。

さて、今日のオヤジは久々の完全休養日。
朝寝、昼寝、夕寝（この言葉は無いな）のフルコースで普段はできない寝溜めをシコタマしました。
これでもほろ酔いで夜はちゃんと眠くなるんだな。さすがに明朝の目覚めは早そうですが。

人の器

某農相の顔のガーゼと、それを巡る記者とのやりとりが話題になりました。
ガーゼが小さくなるに従って、某農相のマスコミに対する対応もそれなりになってきているようです。

前任農相の自殺を受けての就任、そして就任早々事務所費問題で叩かれたのですから、マスコミへの対応に人一倍神経質になっていたであろうことも理解はできますが、結局のところこれって人の器の問題かなとオヤジには思えます。

小市民が偉そうで申し訳ありませんが、この方にはどうも器を感じません。
単に器が大きければ良いとは限りませんが、これが感じられないのは致命的です。
強い信念を感じるか、単に頑固なだけか、器の違いで受ける印象は物凄く変わってきます。

選挙戦もあと１週間です。
参院選は選挙区が広域なこともあって、何台もの選挙カーが入れ替わり立ち代り騒音を撒き散らすことが無くて有難い替わりに、もう一つ盛り上がりに欠けますが、小市民として貴重な意思反映の機会を安易に放棄したくないものです。

大通ビアガーデンオープン

今年もこの季節がやってまいりました。
昨年は期間中に一度も雨が降らず、暑い日が続いたので過去最高の売上を記録したのですが、今年は出鼻から小雨まじりの涼しい日となり、６時過ぎに会場に着いた時点では空席が目立っていました。

それでも徐々にお客様が増えてきて、８時も過ぎるとほぼ８割がたの入り。
恒例の「乾杯っ！」も大盛り上がりで、ＤＪでかかる曲によってお若い方だけでなくオヤジのような世代でも陽気に踊る姿がありました。
何事も過ぎたるは・・・ですが、程よい酔い心地による開放感と気分の高揚は、場の雰囲気を和ませ、そこにいる人たちを楽しくさせます。
これぞお酒の良さの一つだと思います。

過ぎたるはと言っておきながら、ついついハイペースで量もオーバー気味なのが業界関係者の性でして、涼しい７月で伸び悩むビール売上に微々たる貢献をいたしました。

捏造だとしても

段ボールミンチの肉まんは、テレビ局の捏造だと改めて報道されました。
でも、最初聞いた時点では「まさか・・・」と思う反面、「それくらいはあるかもしれん・・・」と感じたことも事実。
かつては日本でも某ハンバーガーチェーンの周りには野良犬や野良猫がいないぞなんてウワサがとんだくらいですし、ミンチ肉話題はあまりにタイムリーです。

たとえ捏造報道だとしても、本当はやっぱりあるんじゃないのと勘繰ってしまいます。
だいたい国家の意向が報道にも反映されるお国柄ですから。
どちらかというと政府の方が予想以上の世界の反響にこのままじゃヤバいが露骨なもみ消しもできないしと考えた末の苦肉の策だったのかも。

いずれにしろ、外食でミンチ肉モノを食べる時にはそれ相応の覚悟と割り切りが必要です。

溜まってます

３連休や出張等で５日ぶりにパソコンを立ち上げて案の定未読メールの嵐・・・
情報過多時代、ふりまわされないようにするためには自らの軸足をシッカリもって主体的に情報を取りにいったり、いさぎよく情報によっては知らないことは当たり前と開き直るしかありません。

・・・ちゅうことで、普段のオヤジなら午後８時には燃料切れで退社するのですが、とにかく目途だけは付けなければとバタバタ案件をやっつけているうちに、気がつけばとうにその時間をオーバーしておりました。
結局、普段から計画的に、集中して仕事をしておけば・・・という自戒であります。

原発、お粗末！

新潟で大きな地震がありました。
中越地震からまだ３年。震源地は違いますが、またかと言いたくなる被災地の方々にはくれぐれもお見舞い申し上げたいと思います。

それにしても原発はホントに大丈夫かいなと不安になってしまいます。
放射能を含んだ水が漏れたり、発電所敷地内で黒煙を出したり、なんと５０件ものトラブルが起こっていたそうで、フォッサマグナの上に建設した原発だけに簡単に「想定外」と説明されてもとてもおさまりがつかないお粗末だと感じました。
東京電力しっかりせぇよ！


さて、本日は仙台へ日帰り仕事だったのですが、仙台もなかなか涼しかったです。
農業の方にはこの低温は気になるところでしょうが、暑がりオヤジとしてはとても過ごし易く助かりました。
札幌も相変わらず涼しい日が続きます。
今週金曜日からいよいよ大通ビアガーデンを控え、身勝手ながらそろそろ気温もあがってきてくれるとビールの消費量がグっと期待できるのですが・・・