<【W杯】仏・ドメネク監督が握手拒否、険悪ムードに>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2010年6月23日
南アフリカのパレイラ監督は試合終了のホイッスルが鳴ると、フランス側ベンチに歩み寄ってドメネク監督に握手を求めた。ところが拒否され、険悪なムードになった。
パレイラ監督は「わたしがフランスチームを侮辱したからだと言われたが、身に覚えがない」と戸惑い気味。ドメネク監督は記者会見で繰り返し説明を求められたが、「ノーコメント」を貫いた。(共同)
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寂しいですね。
負けて潔くのスポーツマンシップはどこへやら。
何があったかは知りませんが、こんな監督だから、チームはバラバラ、前回の準優勝国ながら1次予選敗退なんていう醜態をさらすのではと感じます。
リーダーの価値はチームの価値を大いに左右するでしょう。
岡田監督頑張れつ!
話題は全く違いますが、この記事。
芸術は社会に対して尖っていていいと思いますが、そのことに対して世間がどう反応しようとも己の表現の正しさを信じ、堂々と主張する覚悟を持っているかが問われます。
この記事に載っている学生がやっていることは、文字通りただの悪ノリです。それも世間から批判されるとコソコソと逃げようとしたり、ヒトを好き勝手イジっていながら、イジられることには権利を振りかざして反抗しようとするなど、あまりに稚拙でみっともない。
要するに図体だけ大学生、頭の中は今さら反抗期のガキと何も変わりません。
いやいや、かつてのガキの方がもっと気概があったと思いますけど。
指導教官ってのも怪しいモノです。こんなレベルで大学の教官が務まるなんて、オヤジでももっとマシなこと教えられるぞ。。。
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<お騒がせ首都大「ドブスを守る会」に別ターゲットも存在>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2010年6月23日
首都大学東京システムデザイン学部4年の男子学生2人が、「ドブスを守る会」と称して撮影した一般女性の動画を動画投稿サイトに公開していた問題で、学生らが身体障害者の女性や高齢者も笑いのターゲットにしていたことが新たに分かった。同大は原島文雄学長名の謝罪文をホームページに掲載したが、学生らは一連の活動を「アート」と“曲解”していたフシもあり、そうだとすれば問題の根は深い。(夕刊フジ)
学生らは今月初旬、道行く女性に「雑誌の撮影」などと声をかけて動画を撮影。その後、「ドブス…」という会の名称を名乗り、画像削除を求める女性と、それを嘲笑する自分たちの姿を動画に記録・公開していた。被害女性は15人で、そのうち2人が素顔をネット上に公開された。
だが、学生らの愚行はこれだけではなかった。仲間内で情報交換するサイトを通じ、身体障害者の女性と健常者の女性の反応を比較することまで計画していたのだ。「ドブス…」動画が発覚したため、計画は実行されなかったが、発覚しなければさらに被害者が増えていたのは間違いない。
また学生らは経営難にあえぐ70代の男性洋品店主に対し、インタビューと称して「今日の昼ご飯は?」「趣味は?」など無意味な質問を繰り返したあげく、「ここ絶対つぶれますね」と吐き捨てる動画も撮影していた。
一体なぜ、彼らはこんな撮影を行ったのか。学生らは大学側の調査に、「不道徳なものから生じるおかしみを追求することで、何かしらの表現ができると思った」と話しているという。これについて、同大の関係者は次のように語る。
「学生たちが所属しているシステムデザイン学部のある教官は、ツイッターなどで《嫌われることをする人を僕は信頼している。嫌われることをするのは芸術家の役割》《倫理性とか道徳性とか世の中一般の尺度と照合してダメとされるもの。ARTはそれを「美なるもの」としてすくい上げる》と公言しています。そうした風潮が学部内にあり、学生たちは自らの行為をアートと勘違いしたのはないでしょうか」
この関係者によると、「ドブス…」動画の存在を知った同大の複数の女子学生は「サンプルを見たい」などと学生らをあおっていた。また、学生らがかつて行った“ニセ街頭募金”には別の女子学生も参加し、その動画を見た先の教官は「素晴らしい」と称賛していたという。
だが、日本美術教育学会会員の大嶋彰・滋賀大教授(美術教育)は「彼らは芸術をはき違えている」と厳しく指摘する。
「たしかに芸術は常識を超えるもので、自分と他者との境界を侵犯する行為です。しかし、それは異質な他者を深く理解するために領域や感性を広げることが目的。彼らの行為にはそうした理想が皆無で、芸術の存在価値も否定しています。芸術教育全般の未熟さが、こうした問題を引き起こしたといえます」
首都大東京は、「すみやかに事実関係を確認し、学部のあり方も含めた今後の対応を決める」(広報)としている。