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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

続・バリ島の隠れ家(2)

2006-09-28 09:55:25 | インドネシアとバリ島の話
バリ島の隠れ家(2)
テーマ:苦悩のバリ島

長期滞在のための隠れ家「安宿」。敷地内の一角にある楕円形のプール(5mx15m?)を廻るように植え込まれた熱帯植物がうっそうと茂る中庭を「コの字」型に囲み、15棟18室(内3室が、2Fとなる)のコテッジが立てられている。
エアコンの付いている部屋とそうでない部屋、部屋の広さも大小違いがある。
この安宿を見つけた切っ掛けは、2日にあげず出入りする「エセ男爵お気に入り」のレストランバーの副支配人から紹介されたもの。
地元バリ島の友人達も、
「よく見つけましたね!さすが、あなたは海外旅行プロですよ!!」
などと、お世辞?(本心かもしれない?)を言ってくれるほどに、利便性抜群環境快適なる「棲家」である。けれども、ちょいと贅沢な日本人訪問客など「ご案内」する向きには、お勧めできないかも知れない。それには訳がある。この理由についてはまた、改めて紹介したい。

そう、
重要なるテーマは「部屋代(Room Charge)」について・・・
部屋の大きさと形はマチマチであるから、もちろん各部屋代にも違いがあり、タリフ(料金表)は「約3種類の料金」に分かれる。
おおむね1室30米ドルから15米ドルまで、若干の幅がある。

原生林のごとく欝蒼とした中庭の樹木が宿泊客の気分をやわらげてくれる。
通り抜ける風が樹木の葉っぱや枝に絡まれば、わずかな音を奏でて中庭を通り抜け、さほど暑くもない昼間の気温上昇は、意外にさらりと凌げます。

ここに住んでいて多くを望んではいけません。

所詮、単なる隠れ家ですよ。
カクレガ、ただ、それだけの事です。

オーナーはドイツ人女性。
それとなく、別に現地に「地元の男」がいる訳でもなさそうだし、粋ですね、しゃれた事しますね。
年に1~2度しか現場に来ないのですが、毎日従業員との連絡が綿密にいっているようで、ジェネラルマネジャー始め、良く躾けられた従業員の起ち居振る舞いで、ドイツ人オーナーの人となりが伺えます。

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 ブログ記事ではあまり紹介したくない事項であるけれど、まず(読者諸兄におかれて)「気になること」、ホテル滞在費。即ち部屋代であろう。
 我輩流のルームチャージの交渉と支払方法があるのでそれを紹介しておきたい。このホテルの「公示料金」は、一泊朝食付きにてUS$35~US$20or15$程度。ちなみに、2階のテラス付きの部屋は一泊35ドルであるし、エアコン付きの部屋とエアコン無しの部屋もある。US$15の部屋は、おおむねエアコン無しであり、インドネシア人のビジネスマン出張者か、現地の家族連れ旅行客の利用が多い。通常、間違っても日本人観光客は泊まらないし、このホテルの存在そのものを知っていない。
US$20x30日=US$600なり!
これ、単純に1ヶ月分の滞在費である。
いずれにしても、決して高くない。
しかし、おおいに交渉可能である。
我輩は、長期滞在(1ヶ月単位)にて料金交渉する。
たとえば、
たまたま3週間の滞在であろうと、必ず1ヶ月分の滞在費を支払うようにしている。(2年前のRoom-Chargeにて)1ヶ月約200ドルで交渉成立。当時しかし、3ヶ月間滞在にて、全額前払いして成立させたルームチャージである。半年単位、一年単位にて交渉すればどうなるか?もっと値切れるかも・・・
食費はどうか?自炊しなくてもいくらでも安くて美味しいレストランは見つかる。
宿泊費と食費(すべて外食)を含め、おおよそ日本円で5万円もあれば、バリ島で1ヶ月間、普通の生活ができる。
東ジャワと比較すればバリ島のレストランは、高い。
しかし、日本での「外食費」と比較すれば、天地の開きがあり、当然バリ島の食費は安い。
あれこれ考えれば、団塊世代の諸兄?並びにシニア世代のご夫婦連中?、年金の入るまで「繋ぎの生活」をエンジョイする?或いは年金生活をもっと有意義に過ごす目的?には、かの地「バリ島」は最適の場所かもしれない。或いはその逆かも知れない、解らない!その人それぞれによって価値観が違い、生活のレベルと人生の価値観の違う物差しでもって計測するから、測った数値は人それぞれの違い誤差が生ずる。
あれこれ考え想えば、「バリ島長期滞在プラン」を計画するのも面白いか、、、。
「生活費節約且つ高次元レベルの日常生活」実現のため、『バリ島ロングステイ研究』に関し、ブログ記事にて触るか?・・・

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3 Comments

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ロングステイ (悠々)
2006-09-28 12:14:43
東南アジアとかミクロネシアでのロングステイはかなりの人が実践しているようですね。

私も憧れるけど、いろいろしがらみがあって、実行には忸怩たるものがあります。

せいぜい、中期滞在なら可能かなぁ?

バロンさんが赴任されたとしたら、お世話になるというのは良い考え(私が一方的に得する訳ですが。)かなぁ?と思っています。

フランスの田舎か、ポルトガルあたりも魅力的ですが、、、
返信する
悠々さん・・ (エセ男爵)
2006-09-29 09:19:54
コメントありがとうございます。

私の赴任、先方の大学との交渉次第。条件が合わなければ!と、思っていたのですが、事此処に至り、金銭の多少は如何でもよいのですが・・・

たぶん、赴任するとなると東ジャワ州のスラバヤとマラン市に加え、バリ島も掛け持ちになり、忙しくなり過ぎそうです。「仕事のし過ぎ」は、もう止します。現地の穏やかな気候、日常的煩雑さに邪魔されない静かな環境の中に浸り、落ち着いてフィールドワークしつつ、モノカキに専念したいというのが本音です。もって、現地と細かく調整しなくてはなりません。

追々ご報告しながら「現地との交渉」を進めてまいります。

ロングステイの実践、大げさではなく「理論経済学」的にはきわめて『有効』なシニアの生活手段且つ様式であると結論できます。が、悠々さんご承知の通り、誰も彼も簡単に「実行可能」とはなりません。

しがらみ?

適応能力?

過去の海外生活体験経験のヴォリューム?

実践者ご自身の健康状態?ご自身の身体と相談?

等など、

様々な要素が絡み合って、特に、日本人の場合の長期滞在は未だスムーズに行なわれていないようです。

特に、

インドネシアの場合、法律的不備あり、いろいろ問題は多いのですが、しかしインドネシアの魅力は十二分に存在します。

悠々さんには是非一度、お供したいものです。

ヨーロッパ長期滞在、、、。

これがいいですねえ~・・・

私はドイツの田舎か、第3?の故里ハンガリー・・・

いっそのこと、夏場は「ポーランド」か「リトアニア」さらに足を伸ばして「フィンランド」あたりに出向き、新境地を開拓したいとも思っているのです。

スペインは芸術的(音楽舞踊+絵画)には大好きな国ですが、長期に滞在or住むとなると、私の場合「肌の合わない」人種は(何を隠そう!)スペイン人なのです。ポルトガル人とは違うのでしょうねえ~・・・
返信する
Unknown (TS@捻くれ者)
2006-10-02 22:11:53
海外でのホテル料金の交渉は連泊するからが基本ですね。

私は学生時代ヨーロッパを1ヶ月ほど貧乏旅行をした事があります。

ホテルはシャワーの水が出るかのみ確認させてもらい泊まりました。

それと比べれば男爵さんの隠れ家は天国です^^

そして何より東南アジアは気候がいいですからね。

私もいつの日かちょっと豪華な長期滞在をしてみたいです。
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