Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

バリ島「隠れ家」界隈の、小さな友人たち

2006-09-27 09:25:15 | インドネシアとバリ島の話
本来、子供の相手は不得意である。

このガキ達は、我輩のバリ島「隠れ家」付近に生息する。

親の顔、そんなもの知らない。

我輩のカメラを連中に向けたら、大喜びであった。めいめいポーズをとってその気になった。

デジカメのデータを開き、撮りたての「この写真」を見せたら、驚いていた。

いま撮った映像がすぐに見れる、あたりまえであるが、彼らにとっては驚異であろう。

それ以来、我輩の姿を見るなり、写真を撮ってくれ、とせがんで来る。

ガキと付き合うのは、はなはだ面倒だ。がしかし、大人と付き合うのは、もっと面倒である。

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 いわずもがな、本日も手抜き投稿!飴風呂転載記事である。

当時、読者から頂いた心温まるコメントがありますので、下記に転載させていただきます。

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<飴風呂より転記>

『コメント』[コメント記入欄を表示]

■言い得て、妙
最後の一行でピリっと日記が締まるあたり、さすがですね~。
ちなみに私のカメラはオリンパスデジタルキャメディア3.0メガピクセル…
広角レンズは、人力です。(しゃがんで見上げると、広角に見える…ような)
最近、熱帯雨林気候でご機嫌ナナメなんです。あと1年は使いたいッ!

水砂子 (2005-03-07 14:24:49) [コメント記入欄を表示]


■カメラと熱帯雨林気候は、肌が合わないですね
もう丸5年使っている私のデジカメは、SONY DSC-F550DX
一応ズームレンズが付いているのですが望遠?を効かせばきかすほど、ピンがめちゃくちゃ甘くなってくるのでして、この写真も50mmレンズの感覚でシャッターをきったのですが、どうしても焦点が合ってないのです。
バッテリー2個、メモリースティッカー(128M)3枚を当初より装備?し、事に当ってフル回転。もうバッテリは2個ともよれよれになってきました。ご承知の通り、当時この機種の画素はもう通用しない幼稚なものになってきました。
ここでひとつ、上級機材を入手したいのですが、なにせ手元不如意。
今しばらくの我慢です。
熱帯の気候、風呂桶をひっくり返したような熱帯スコール、カメラの天敵大敵ですよね。
あと一年、十分に気をつけられて、しっかり使ってやってください。
さぞかしカメラも満足、よろこびますでしょう。

エセ男爵 (2005-03-07 14:52:49) [コメント記入欄を表示]


■いい
笑顔ですね。
無邪気というか。
彼らには、男爵は魔法使いに見えたのでは??

花子 (2005-03-07 16:20:29) [コメント記入欄を表示]

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PS:最初にコメント頂いている「水砂子さん」!(ブログタイトル『人生は、人それぞれに宝物?・・・』こちらから入れます)
我輩(ご承知エセ男爵流身勝手に)憧れの(お会いしたこともない、ブログ記事のみ・・)の大好きな女性です。ステキな写真とポエムを、辺鄙この上ない太平洋の果ての地「米領サモア」から発信される・・・

そして、「花子さん」!?
失礼!
物忘れの専門家、不肖エセ男爵。今となっては思い出せません。たぶん、よく存じ上げている高貴な女性のお一人であると想像、且つ回想します・・・


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6 Comments

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魔法使いのバロン様へ (悠々)
2006-09-27 15:54:56
以前ならインスタントカメラでその場で印画紙が出てくるのを見せると驚かれたけど、欲しがられて上げる羽目になるから、自慢のネタにするのは、やばかったけど、デジカメなら見せるだけで済みますからね。

子供は何処の国に行っても可愛いです。

今は日本で子供を写すと親が拒絶反応を起こす嫌な世の中ですが、、、

この所、バロンさんのブログ、難しいテーマが多くて浅学非才の私にはコメントしにくくて出来ません出来ませんでしたが、こうゆう話題なら私にも何とか分かります。

又よろしくです。
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Unknown (milesta)
2006-09-28 08:42:18
子供達、屈託なくかわいいですね。

バリ出身の友人、母親を早くに亡くし経済的に恵まれず、小学校さえ通えないという苦労の多い人生を歩んできたけど、この子供達のように澄んだ瞳をもち、明るい性格で、しかも謙虚なんです。バリの風土がそうさせたのでしょうかね。本人はバリを脱出してオーストラリアに住めて幸せだと言うけれど・・・。

返信する
悠々さん・・ (エセ男爵)
2006-09-28 10:24:18


悠先輩・・ (エセ男爵)



2006-09-28 10:15:35



コメントありがとうございます。

この夏場、不確かな知識に勉強不足の試行錯誤の連続にてほとんど訳の解っていない「政治問題・我国近代史歴史認識」に嵌ってしまい、書けば書くほど「苦悩の連続」的「投稿」を続けました。

「東京裁判史観」と「大東亜戦争史観」、あくまでも日本の近代歴史認識として捉えたく、考えます。もう少し書かければならないのですが、書きたいのですが、少し休憩です。

気分転換及び記事書く作業の怠慢補足の為、少し古い記事を連載します事お許し下さい。

世界中のあちこち、それぞれの地域により「経済格差」や「文化の相違」あれど、子供の笑顔は代わりません。何も今に始まったわけでもなく若い時代から、(私は)子供相手は鬱陶しく大の苦手です。しかし、子供から寄り付いてくれば相手にせざるを得なく、半年近く滞在していた定宿付近では、何故か子供の方から寄り付いて来る始末。別に小遣いを渡すわけでもなく飴玉を買ってやった記憶もないのですが、結果この写真の通り、近所の子供は挙って寄り付いてきました。今にして想えば、嬉しいかぎりです。

日本の子供、そしてその親、迂闊に子供に近寄ったり話したりなど、もってのほか!なのですかねえ~・・・

対処難しい「変な世の中」になってしまったものです・・・ 

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milestaさん・・ (エセ男爵)
2006-09-28 13:32:53
コメントありがとうございます。

 (私の)バリの友人の一人に、日本留学を果たした農学博士がいます。現在、バリ島のウダヤナ大学農学部で教鞭をとりつつ「バリ州知事」の公設顧問をも引き受け、精力的に活動している勤勉且つ優秀な人物がいます。

 彼曰く、

 「観光開発の進み過ぎたバリ島の基本的且つ伝統産業は、農業である。したがって(観光産業開発は無視し、予算を縮小、将来的観光産業の計画企画は中断しても)即刻、バリ島農業再開発の為にバリ州予算を再編し、農業に投資しなければならない!」と、、、。

 この極論、私は驚き、まずは反論します!

 したがって(加えて、彼、曰く)

 「バリ島農業のなか、バナナプラントを振興すべし。米食に頼らず、山芋・タロイモ・バナナの類いにて、インドネシア人の主食を補うべし」(確かに近年の異常気象による旱魃と水害により米作は儘ならず、もってインドネシア人の主食たる「お米」は、タイ国からの輸入に頼っているテイタラクです)

 と、私の「飯の種?」である観光事業振興と全く意見をことにする人物がいます。が、互いの「理念・信条」を認め合い、敬意を表し合う間柄です。

 確かに、現在のバリ人の生活は、伝統的農業従事者と観光産業従事者の間に「2重構造化」が進み、且つ定着した感覚、無きにしも非ずです。

 加えて、比較対照的に(インドネシアの中では)極めて平均所得の高いバリ州(バリ島)には、近年特にジャワ本島(特に東ジャワ州)から不労移住者どもはバス貸し切りにて軍団を組み徒党をなし、バリ島に侵入し続けているようです。彼等はバリ島内にスラム街を形成しその数は増加しているようです。以ってバリ人本来の仕事を奪っており、正常なバリ島住民来の就労バランスは崩れ始めているようです。

 さらに厄介な症状として、バリ人本来の宗教「ヒンズー教」と、ジャワ本島からの移住者「イスラム教」の間の『わだかまり』も発生。年々宗教問題は深刻化しているようです。

 バリ島のヒンズー教は、きわめて穏やかな宗教で争いごとを好まず、他宗教の人々を受け入れるというような(私素人でよく知りませんが)仏教徒に近い調和の取れた包容力あり、たぶんイスラム教の連中ともいさかいを起こさないよう、現地のバリ人はそれなりの努力を積み重ねていると感じます。

 日本人長期滞在者にとってはまことに住み心地のよい場所であると感じております。

 あわせて、オーストラリア人滞在者も多く、たぶん外国人長期滞在者の6~7割は、オージーのはず。

日本人もさることながらオーストラリア人も、現地Bali人との収入格差を比べればオーストラリアの方、格段に高いはず。ならば、現地バリ人にとって、自然環境や精神的な住み心地の良さを誇るバリ島にも優る「楽園」に感じる「国」は、やはりオーストラリアとなるのではないでしょうか?人間は必ず、物欲優先にて「経済的進化」の第一歩を踏み出すは、必定。これ経済論的歴史の現実且つ実績ともいえるでしょう。かくして経済的に満ち足り、その上の欲望が形而上的欲望欲求となり、哲学的屁理屈をたれたくなったり芸術を論じたくなったり、今流の「ロハス」や「癒し」(我輩の大嫌いな「言葉」ですが)を求めたくなるのでしょうか。

ならば話戻って、バリ人たる者は誰しも(ひとまず)、憧れの地エデンの園らしきオーストラリアに住みたいはず。

バリ人にとってオーストラリア人と豪州大陸は、往時の日本人にとって憧れの地、すなわち「アメリカ合衆国」と同等のはず、、、。

 しかし、ご友人(バリ人)のオーストラリア在住(永住)に関る「真のご苦労」は、今から始まるかも・・・

 ご友人の「バリ脱出」は、すなわち「幸福」の始まりではないでしょうか。

 要は、人間夫々の持つ「価値観の相違」により、人生の貸借対照表(バランスシート)は成り立っているのでしょう。

 さて、milestaさんなりのバランスシートをお持ちのはず。

 私の場合、過去のバランスシートから新たなバランスシートに書き換えようか?等と、そろそろ人生総決算の「心構え」と「覚悟」等々、整理整頓している今日この頃です・・・
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Unknown (milesta)
2006-09-29 22:09:22
彼女の父親も農業従事者でしたが、一番貧しいときは米が買えず、バナナを米粒大に切って米代わりにしていたそうです。

そういう話をいろいろ聞くと、ここの暮らしの方がいいと言うのはもっともかもしれません。今はお米を食べられていますから。



>バリ島のヒンズー教は、きわめて穏やかな宗教で争いごとを好まず、他宗教の人々を受け入れるというような(私素人でよく知りませんが)仏教徒に近い調和の取れた包容力あり



それを伺って「やはり」という感じです。

彼女は、必要以上に謙虚なんです。例えば、豪政府から補助が出る対象者なのに、もらえるものでも「私はよその国から来たのだから、オーストラリアからもらうわけにはいかない。」となかなか受け取りに行かなかったり、無料パスを持っているのにお金を払ったりするんですよ。



「バランスシート」、家系でさえどんぶり勘定なので、そこまで考えたことはありませんでした。(笑)

でも、いつかは考えるのでしょうね・・・。
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milestaさん・・ (エセ男爵)
2006-09-30 10:39:12
人間それぞれ、違った価値観による違った尺度(ものさし)を持っているもの、、、。

これまたお恥ずかしい限りですが、ごくごく最近になって、

物事、人生、その価値と幸せは、決して「一律に推し量れない」という違いの存在に、「自分自身」気が付いたのです。

そして、

私の申し上げたい貸借対照表とは、「家計簿」等ではなく(家計簿は金銭出納簿乃至損益計算表に該当します)、また本来の「企業経営上のバランスシート」ではなく、人間それぞれ「人生の価値」についての事柄を申しているのです。

人間それぞれの持つ、異なる価値観あり。人間の物理的生物的成長と、生きている環境はたまた人間社会周囲から影響を受けた経験によって、その都度、人間個々の価値観は変化するものと考えます。

人間の価値観を人生のバランスシートで考える方法論は、刹那的に物事を見るのでなく、時間経過と共に推移する今までの人生から、未来に向けての人生を予測設計する方法論に言及したいのです。

したがって、分析方法と分析結果は、その人それぞれによって千差万別の「結論」と「シナリオ」が描けると思うのです。

最新最鋭の経営学に、「シナリオプランニング」という手法があります。企業の将来を異なる複数のシナリヲを描き、企業経営の成功を予測し、あるいは経営の失策を最小限度に収める方法を(将来の為に)準備する手法についてシナリオを描き、計画(プランニング)するのです。コレを個々の人生に当てはめる。ただ単に成功を夢見るのではなく、成功と失敗を同時進行的に予測計画するのですから、現実味あり且つ面白いのです。
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