Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

シリーズ「ダンディズム研究」:たぐいまれなる二枚目俳優・グレゴリーペックの巻き・・

2007-02-13 12:18:58 | 研究:「ダンディズム」
<添付画像>:"Mr. Gregory Peck"(from Wikipedia Encyclopedia)

「・・・!?」(なんですって?)

 二枚目!

 男前(おとこまえ)!

 伊達男(いたちおとこ?否、だておとこ)!

 「???・・・」

 「ナヌ?」

 「・・・!」

 「不肖・エセ男爵ブログ読者の中、上述の単語の意味をご存じない諸兄妹がおられるか?」

 「・・・?」

 「お、恐れ入りました!二枚目?男前?以外にも、handsomeの日本語は在る!との仰せか?」

 「XXX? OO? XX・・・!」

 「ならば、きょうび流儀の『イケメン』と申し上げれば、お解かりか?」

 「・・・!XXX!」

 イケメンという単語そのもの、我輩はイケスカナイ!

 「!!!OO?」

 「そう、そうなんです。実は我輩勉強不足にて、伝統的なる日本語に於いてして同義且つ同意なる『ハンサムと同じ意味』の日本語表記方法&単語をご存知の諸兄にお願い申し上げる。どうか、この際、他の同義語単語をお教え下さい!」


 ま、、
 せめて「ハンサム」という時代モノなる輸入和製英語言葉に留め於き願いたい・・・

 「xxxxxxx」・・・・
           ・・しばし沈黙・・・・

 今添付画像の紳士、何処の誰だかご存じない日本の若者や子女も数多く居られるのではないか?と、懸念するのは、我輩の早とちりか、、、。

 ご存知、洋の東西を問わず、古今20世紀の地球が輩出した「天下の二枚目俳優」ぞよ、、、。

 称して、グレゴリーペック大兄なり!

ローマの休日(字)

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 グレゴリーペック大兄は、数多くのハリウッド映画に出演。
 中でも、永遠なる清純派女優「大鳥居・屁津貼番」との共演『ローマの休日』(上記amazon.comにてご紹介の映画)は、歴史に残るローマ市観光局(お墨付きかどうか定かではないが)準公式観光的恋愛映画でもって、広く日本国諸兄弟姉妹の間に周知徹底されたる「御仁」はグレゴリイペック大兄。ペック大兄なくして、ヘップバーンの清純派的女性の魅力は、引き出せなかったであろう。
 一時期、「ショウユ顔」or「ソース顔」なる流行語を耳にしていた。
 今は?「濃い顔」and/or「薄くち味?の顔」と云うか?流行語はよく解せない。けれども、ペック大兄の「おもて」は、欧米人にしてかなりの薄口醤油味とみるが、いかが?黒髪長身痩型なる典型的ダンディズムを醸し出す「英国風米国人紳士」にて永遠の二枚目俳優を語るは、不肖エセ男爵ブログのテーマ「研究-ダンディズム」シリーズの復帰にふさわしい御仁なり。少しばかり(3~4回投稿にて)、ハリウッド大御所の「ダンディズム加減と按配」を紐解き、暫くは連続記事投稿にてご紹介いたしたく、次回記事投稿は、我輩の大好きな映画「ナバロンの要塞」とするが、如何?、、、。
 


 《・続く・・》
続編記事掲載済(3月8日投稿)は、こちらから入れます


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付録:
(出処:ウイキペディア百科事典)グレゴリー・ペック(Gregory Peck、 1916年4月5日 - 2003年6月12日)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の俳優。

『プロフィール』
ネイバーフッド・プレイハウスで演技を学び、1944年に映画デビュー。1962年に『アラバマ物語』でアカデミー主演男優賞を受賞した。また、チャールトン・ヘストンを向こうに回し、東西の大スター対決と銘打っていたウエスタン(西部劇)の名作『大いなる西部』での紳士的な主人公としても知られる。だが日本の映画ファンでは、まず『ローマの休日』の新聞記者役を想像するほうが多い。こうした初期のころからのイメージそのままに、1960年代後半から1970年代初頭までは、理知的で紳士な風貌が似合う役柄が大半を占めていたが、1976年のオカルト大作『オーメン』以降は売って代わって性格俳優的な雰囲気が漂うようになり、1978年『ブラジルから来た少年』では、マッドサイエンティストを怪演するなど変貌を遂げ、カルト映画ファンからも一目置かれる存在になった。1996年に一度現役引退を表明したが、2年後にはTV映画作品『モビー・ディック』に出演、テレビを中心に活躍した。
政治に関してはリベラルな発言が多かったため、リチャード・ニクソン大統領からは政敵リストに載せられるほど警戒されていたという。 人望を買われて政界進出の噂が周囲から出たが、本人は「すでに自分は大統領役や歴史上の偉人をもう何人も演じている。もうこれだけで充分ではないか?」と答え完全否定。あくまで俳優として職を全うすることを公言したエピソードが知られる。
2003年には、「アメリカ映画協会」(AFI) (American Film Institude)が選んだ「映画の登場人物ヒーローベスト50」の第1位に『アラバマ物語』のフィンチ弁護士が選ばれており、誠実で正義感にあふれる彼のキャラクターは現在でも人々に愛されている。
「アカデミー協会」の会長や「ハリウッド俳優組合」の会長など各種映画団体の会長や理事、「アメリカ癌協会」などでも理事を務めた。ダブリン大学のフイルム・スクールの後援者でもあった。2度の結婚で5人の子供がいる。

『主な出演作品』
栄光の日々 Days of Glory (1944)
王国の鍵 The Keys of the Kingdom (1944)
愛の決断 The Valley of Decision (1945)
白い恐怖 Spellbound (1945)
白昼の決闘 Duel in the Sun (1946)
パラダイン夫人の恋 The Paradine Case (1947)
子鹿物語 The Yearling (1947)
紳士協定 Gentleman's Agreement (1947)
頭上の敵機 Twelve O'Clock High (1949)
拳銃王 The Gunfighter (1950)
キリマンジャロの雪 The Snows of Killimanjaro (1952)
ローマの休日 Roman Holiday (1953)
白鯨 Moby Dick (1956)
バラの肌着 Designing Woman (1957)
大いなる西部 The Big Country (1958)
渚にて  On the Beach (1959)
ナバロンの要塞 The Guns of Navarone (1961)
恐怖の岬 Cape Fair (1962)
アラバマ物語 To kill a Mockingbird (1962)
西部開拓史 How the West Was Won (1962)
日曜日には鼠を殺せ Behold a Pale Horse (1964)
蜃気楼 Mirage (1965)
アラベスク Arabesque (1966)
マッケンナの黄金 Mackenna's Gold (1969)
新・ガンヒルの決闘 Shoot Out (1971)
荒野のガンマン無宿 Billy Two Hats (1974)
オーメン The Omen (1976)
マッカーサー MacArthur (1977)
ブラジルから来た少年 The Boys from Brazil (1978)
シーウルフ The Sea Wolves (1980)
サイレント・ボイス/愛は虹にのせて Amazing Grace and Chuck (1987)
私が愛したグリンゴ Old Gringo (1989)
ケープ・フィアー Cape Fair (1991)
アザー・ピープルズ・マネー Other People's Money (1992)


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6 Comments

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お久しぶりです! (kenbou-7)
2007-02-16 13:01:14
グレゴリーペック…聞いたことある名前だけど…確かにカッコいいですねこのヒト。男前だ!!

…オレはやっぱクリント・イーストウッドが好きです!なんか『頑固親父』ってなニオイがプンプンします…。。。

ポチ。
返信する
簡単ですよ~ (あっこ*)
2007-02-16 21:57:17
ハンサム=kenbou-7

なぁ~んちゃって

きっと男爵様もダンディでハンサムなんでしょうね~~~
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Unknown (UT 拝)
2007-02-17 16:34:45
もしや、この場面。

あのローマでの、最後の記者会見の場面では?
グレゴリーペックの見つめている先には?

う~ん、この映画には参った。
洋画を好かない我輩がビデオテープまで買って観てしまった。 こんなにも美しい恋物語は永久に・・・。

彼女の美しさ、愛らしさを超えた、男の恋のあるべき姿か? 
 
いやぁ~凡夫には無理な設定だよ。
   
返信する
kenbou-7さん・・ (エセ男爵)
2007-02-17 17:46:04
コメントありがとうございます。
これは「ローマの休日」の映画の最初のワンカット。
近々記事投稿しますけど、是非とも「ナバロンの要塞を見てください。おもしろいですよ。Peck旦那の別の顔が見れます。
私が一番好きなグレゴリーペック映画は、何と言っても「大いなる西部」!チャールトンへストン、ジーンシモンズ、キャロルベイカー、悪役で出演している「ライフルマン」のオジサン(名前とっさに思い出せない)等など、当時の大スターたちが競演しh手いる名画です。BGMも良いよ!
「白鯨」の船長役も、苦みばしった海の荒くれ役も、アラバマ物語の弁護士役も、マッカーサーを演じた時も、どれもどれも良い。
グレゴりーペック出演映画といえば、手当たり次第に見たつもりであるけれど、、、。
思えば、
ペック大兄出演映画で見てない映画のほうが多いかも?
ま、まさに映画文化華やかりし時代の「二枚目大スター」の一人です・・・
そして、
スーツ姿が本当に似合う「ダンディーそのもの」の御仁ですぞ。
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あっご*さん・・ (エセ男爵)
2007-02-17 17:54:27
コメントありがとうございます。
 「・・・!」
ナヌ?
kenbou-7さんは「蛙漢」かい?}
そして我輩は「ねずみ男」ですな!・・・
もう怒ったぞ!!
二度と「あっこ*さんち」には行かないからな!
な~んちゃって・・・
さすが!あっこ*さんなのだ!
うまいこと言うよなあ~
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UT兄・・ (エセ男爵)
2007-02-17 18:06:14
こめんとありがとうございます。
そう!
さすがですね。
これ、ヘップバーン扮する王女様の記者会見の場面ですよね!
これで人目惚れするのだ!!
ローマ市観光局ご推薦映画にて、市街地の名所旧跡あらゆるところでロケしていますね。憧れたものだ!一度はローマに行ってみたい!と、、、。
貴兄は、いまだにこの映画に描かれた「恋の姿」に拍手喝采するか?
きれいすぎるよね。
私はあくまでも「車寅次郎先生」のもてなさ加減を支持するぞ!
これまたアカデミー受賞作品、往年の「カサブランカ」のハンフリーボガード先生にして、人生に陰のある遊び人風ヤクザ的「粋なふられ方」をベストチョイスとする!が、いかが?・・・
いやいや、話題は益々古くなるねえ~・・・
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