Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

「セロレジョ湖畔」の東岸を望む・・・

2005-11-28 23:56:12 | インドネシアとバリ島の話
 おっと、昼食の前に、湖の東側を見ておこう。

この写真、
先の「湖畔の宿」、ゴルフ場付帯施設のヴィラを右に見た位置から、即ち、前日投稿のセロレジョ湖の土木建設工事結果?の、詳細案内看板の位置から左側を撮った。

東ジャワ州マラン県の高原地帯、なだらかな山間に建設されたダム湖水であるが、こうして周囲の湖畔を見渡すに、ダムの湖としては、そうとう浅いと思われる。しかし、浅いか?深いか?を、云々する以前に、前記事の仔細を解読できれば、おのずとその数値ははっきりする。どうみわたしても水力発電に必要な「強力なる水力」を得る落差はなさそうだ。おそらく治水と灌漑用水用に建設されたものである。インドネシアのかの地は、熱帯地域にもかかわらず終始水不足に悩まされていると聞く。雨季には大雨が降り洪水が起きてしまって終わり、乾季には本格的な水不足となる。日本の本州の面積に匹敵するジャワ本島には、日本のような豊かな水を供給する大河は無く、ほとんどは小川に毛の生えた程度の川しか見当たらない。熱帯雨林とそれを支える熱帯雨林の大地には、保水能力はさほど無いらしく、雨季に降った雨を蓄え、小出しにする山と樹木と川の三点セットが旨く機能していないらしい。にもかかわらず、農業従事者の乾季の「干ばつ」による被害に対する対策意識少なく、歴史的な風土としてインドネシア農民には定着していないような気がする。我輩、農業の専門家ではないので、これ以上の深入りはしない。

さて、視点を変える。
この写真で見るに、いささか(重大にして重要な)問題がある。それは、湖畔に、プラスチックごみが散乱している。ゴミは、ことごとく付近の景観を悪くする。

ま、それはさておき、話が少し長くなりました。
お待たせしました。そろそろ昼食のレストランにまいりましょう。(次回はレストランへ、ご案内申し上げます)

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PS:<インドネシア観光地のゴミ問題について>
このゴミを回収掃除する「誰か」がいないと、本当の保養地にはなり得ない。ホンモノにならねばならぬ。と、誰がそれを指摘し指導し地元に理解させ、それから実際の清掃作業は誰がするのか?
ならば我輩が陣頭指揮に立ち、指摘し指導しよう。としていたのは、すでに3年前、、、。
あれから3年経った。
もうすでに、誰かがやっているか?それとも未だ、やっていないのか?
(観光地のゴミ問題と自然環境保全について、少しずつであるが継続的に、今後の記事に取り上げていきます・・・)