カミさんが聴いて来た向井千秋さんの話。面白くて玄関の床に座りこんで聴かせてくれた。
ロケット打上げ時の重力は3G程度が3分くらいのものらしく、割と大丈夫らしい。
しかし宇宙飛行初期には(無重力だから?)唾液が呑み込めなかったらどうするかなど、吸引器具の準備訓練も真顔で行っていたそうな...。
分からないことは(安全確保のことでも)準備おさおさ怠りなく、あとはやって試すしか無いんだね~。
チャレンジャーの炎上爆発事故のあと9年間中断され、次の飛行に向けて宇宙飛行士たちは夫々、各機関やスタッフに自分の宇宙飛行意義や実験項目などの有用性を猛アピールして回ったそうだ。ミッションだけでなく(イッテQイモトの「持ち込み企画」のような?)プレゼンなどもしたのかな?
向井さんが宇宙で行ったキュウリの種まき実験観察も面白い。地上とは違って最初の根(の数や、伸び方が違うらしい。
すべて重力の有無が関係する?(この実験内容はJAXAのHPにも掲載されていた
→http://iss.jaxa.jp/kiboexp/theme/second/cspins/haikei.html)
無重力だと腕は体の横に水平にあるのが普通な感じで、地球生還後は頭も腕もすべてが重く、貰った花束の重たさに驚き、それを抱えて手を振る時も婆さん姿勢の丸い背中しか維持できなかったそうだ。映画「ゼログラビティー」のラストシーンが思い出された。
でも、なんとかいう薬を服用すると骨密度だかが全然変わらず維持できるんだって。高齢でも若者でも、宇宙では年齢差無く等しくカルシウムは落ちてゆく点で、かなり平等?それでもアメリカなどでは、2週間(?)寝たきりだとどうなるか、とかを地上と宇宙での比較実験も行われたらしい(ちょっとよく聞き取れなかった)。宇宙には様々な動物も実験に参加させており、観察結果では0.7Gくらいが最適なんじゃないだろうか?と思える節もあったそうだ。
青い鳥の前に青いフィルターを重ねると見えなくなってしまうように、重力という(当たり前に感じている)フィルターを外してみた時に見えてくるものがある ... 。(う~ん、プロフェッショナル、的な!)
ひょっとしたら人間も、もう少し軽めの重力の方が快適なのではないのか?という見方もできるかも、といった表現もあったらしい。
そういえば、カミさんが面白がって見ていたDVDやネット画像?の中で、宇宙人「バシャール」との交信?
内容は地球についてこう表現する。「この星は、”制約”が多すぎる。」
バシャールの言葉だかに、日本とオランダは特にその傾向が強いらしい(宇宙人の波動と合うのはラテン系?)
ひょっとして... 、「やや重すぎる重力」、「必要以上の「制約・規律」、「無意識に自ら作り出している「ストレス」... 。
この地球という星は、そんなものに溢れているのかもしれない。あの宇宙人ジョーンズのCM、コーヒーだけになんだか深い?・・・。
まあ珈琲でも飲んで、プレッシャ^(重圧)をせめて0.7とか4分の一(25%)程度減らせたら、いいんだろうかね~・・・。
【ゼログラビティー/】
++++++++++++++++++++フィルター+
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2019.12.29 制約も、従ってストレスも、無けりゃいいってもんでもない。体内のNaやCaと同じように、"丁度いい範囲"ってものがある。