まるさんかくしかく〇△☐Ⅱ

雑感・雑記・日記

TOSOSINからこっち、ニュースが気持ち悪い

2022-05-07 17:03:10 | ふと思ったこと

昭和25年生まれの自分としてはアクセントが気持ち悪くて仕方ない。

ドラマでも、今や「クラブ」は高低が無くて「・・・」が普通。
昔は「彼氏」のことは"か"が高くて2音目以降が下がって「・・」と続く。
トーソーシンのCMだか何だか知らないが、年頃の娘が出かけようとするのを父親が「何処へ行くんだ」と制止しようとすると、「」カレシ(・・・)のとこ」と答え、父親は「・・・じゃない!、カ・・だ!」と、そこ?みたいな事を言う。高校生らしい娘は「ぉかあさん」と。いつのころかとググったら動画まで出て来たしシリーズ化されていた。TOSOSINのそのCMが2010年らしい。もう12年も前の話。 

気持ち悪いという意味で「キモイ」という言葉があるが、それを「・・・」とTVで言う人がいた。普通は2番目(真ん中)の音が上がるのだろうが、今や其処まで済し崩し。

同様に「演技」、「年度」なども民放・NHK問わず「・・・」のアクセントで話すアナウンサーもいる。多分これは、複合語などになった時のアクセントをそのまま単体でも使うことから発生した現象ではなかろうか。
NHKでは平光淳之助アナだったと思うが、ニュースで「洪水」を昔ながらの言い方による「彼氏」のようなアクセントを当てていた。「大洪水」等から洪水という単語だけでも複合語的な音を独立させていた。

この複合語によるアクセント変化を元々の単語にも使うのは少し違うと思っていたのだが、最近もっと気持ち悪いのは単体としての外来語への複合語アクセントパッチみたいなやつ。

みな高低無き「・・・」アクセント。たとえば

アーチ(+構造)
リスナー(+)
シフト(+チェンジ)
ゲーム(+感覚)
サークル(+仲間)
データ(+改ざん)
トータル(+ケア)
ランキング(+形式)
マーケット(+情報)
セキュリティー(+対策)
グラハム(+粉)
スタート(+時期、+ライン)
リズム(+ネタ)
チョコレート(+フレーバー)
どれもみな、TVの中でのアナウンサーやナレーターの最近のアクセント。
声優の山寺さんもこの例示中のどれかで今風のアクセントだった。芸人さんや芸能人は普通に今風。
民放のアナウンサー(桝太一さん?)が、"クラブ"は「高級クラブ」とダンスシーンで出て来る「クラブ」とを区別していると言っていた。

最早、なんでなのか分からない「・・・」アクセントの実例として
アブラハム
コンディショナー
カート
等があった。

外来語または英語に日本語をつけて複合語にする時に違和感を多く感じる。それでなくとも英語が通じにくい日本人。発音の"音節"がまるで違うらしいからしょうがないかもしれないが、せめて"カタカナ英語"も英語に近いアクセントで慣れておけば少しは通用しやすいのではないか。

よもや「マクドナルド」を「・・・・・・」と発音する若者はいなかろうが、これを2音節(Mc/Donald、ミッ/ドノー)で言うかどうかはともかく、Chocolate を「・・・・・」と聴いた時は、日本人の私が何?今、何て言った?となった。
そして頗る気持ちが悪かった。

もともと、彼氏、彼女を「・・・、・・・」というアクセントを始めたのは若い子だったろうし、若者だけに通じる俗語も、後追いで一生懸命に覚えようとするオジサンオバサンたち。わざと外して面白がり、つまんない大人とは一線を画そうとするかのような若者に、摺り寄るようなの、やめない?。


+++++++++++++++++++気持ち悪+
**

 


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