3歳児健康診査

2012-09-28 22:53:57 | 歯科医療
台風が近づいています。今月末の日曜日当たり要注意の予報です。そんな今日午後、高松市保健センターに3歳児健康診査に行って来ました。


2人の歯科医師で今回は52名の3歳児の歯科健診を担当してきました。


今回の私が担当したお子さんのお口の特徴ですが、まずカリエスのあった子どもさんわずか1名で1本のみ。受け口(反対咬合)のお子さんが2名、ブラキシズム(歯ぎしり)をしているお子さんが1名。指しゃぶりのお子さんが1名というところでしょうか。

乳歯列が3歳では完成しています。3歳児では上顎に比較して下顎の成長がまだ遅れていて、下顎の乳歯が隙間無くはえているお子さんが多かったです。これから永久歯萌出してくる6歳までに下顎の成長をさせないといけないことをお伝えです。しっかり咀嚼して咀嚼筋を鍛えることが、骨の発育を促すことを保護者の方にお伝えしたケースが今回多かったです。

私が学生時代はまだまだ小児カリエスが多く、この対策がメインだったと思いますが、最近のお子さんの歯科健診では、顎の成長を促すような食事指導などがメインになってきています。歯科界においても時代が変わったとつくづく思う今日コノゴロです。
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