「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」 顎関節症 その2 番町歯科クリニックでの取り組み

2009-04-22 23:50:52 | 歯科医療
TV朝日系「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」顎関節症についての続編です。

番組では上下前歯部の中切歯正中線のズレが顎関節症の危険因子と紹介されていましたが、ズレている症例多く、ズレ=顎関節症発症なんて単純なものではありません。顎関節症発症の可能性があるということです。

正中線のことを取り上げていたり、夜間歯軋りの診査にブラックスチェッカーを用いたりしていますので、今回の講師の青木先生は神奈川歯科大学で歯科矯正学を中心にブラキシズムの研究でも有名な佐藤教授の研究グループに属している方だと思います。

番組の中で、噛み合わせの検査で3種類紹介されていました。
 1。歯型による噛み合わせ検査
 2。コンピュータによる3D画像で顎機能検査
 3。レントゲン検査
2。の検査は健康保険では不可です。ブラックスチェッカーでの検査も保険診療には適応がありません。

番町歯科クリニックでは、手間がかかり自費で費用のかかる画像診断は実質できません。画像診断は客観的にご理解していただくにはいい方法ですが、画像診断を実施する必要は通常ありません。私一人で出来る簡便な方法で顎のチェックをしています。それは患者さんご自身で顎をイロイロ動かしていただいて、その動きを診査することです。顎機能に問題のあるときは、顎の動きも不自然になっています。顎の動きを診ることで、今現在の顎の情報を得ることになります。

治療にはイロイロありますので、詳細は番町歯科クリニックのホームページをご覧下さい。患者さんの「気付き」だけで、症状が消失することもあるのです。



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