香川県県民公開講座

今日もあいにくの雨。今夜のニュースによりますと東京では今月これまで２２日あった中２０日雨が降ったそうです。まさに秋の梅雨のような長雨秋霖です。

そんな今日の祝日ですが、香川県、香川県歯科医師会主催の「香川県県民公開講座」～なぜ、「かかりつけ歯科医」のいる人は長寿なのか？～を長女と同伴で聴講してきました。講師は首都大学東京名誉教授　
星旦二先生。星先生は数年前、高松市歯科医師会でもご講演された先生で、今回改めて聴講したのですが、前回よりお話がパワーアップしてました。

日本の医療費が４１．５兆円ということが最近報道されました。医療費が高齢化の名のもとに膨張を続けていますが、実は口腔ケアなどを充実するだけで、かかりつけ歯科医を持つだけで、そうでない方に比べて有意に寝たきりなどになるリスクが軽減している事実を、調査資料を基に解説していただきました。

充実した医療が寝たきりを作っていること、日本の病院での入院期間が同じ病気の場合、欧米の４倍であること、日本が世界で一番抗菌剤を使用している国であることなど、事実を知れば医療費が膨れ上がるのも無理ならぬことだとわかります。

「かかりつけ内科医」を持つことより、「かかりつけ歯科医」を持つほうが健康長寿であるという事実。この真実をしっかり理解して頂えればと思います。一番理解していないのが厚労省のお役人でしょうか？