二宮忠八知っていますか?

2014-11-07 23:00:54 | カルチャー
ノーベル物理学賞を受章した四国愛媛県出身中村修二教授。地方で大偉業を成し遂げました。徳島県阿南市日亜化学工業で研究した成果でしたが、特許の対価をめぐり日亜化学工業と中村教授が争ったこともありました。ただ、一つ言えることは中村教授のプロジェクトを応援してくれた上司がいたという事実です。

中村修二教授と同じ四国愛媛出身で明治時代に二宮忠八という陸軍軍人さんがいました。香川に駐屯していたとき、カラスが飛んでいるのを観察して飛行原理を思いつきました。ライト兄弟が世界で初めて人類初の飛行機を飛ばした10年以上前です。


陸軍の上司に二宮は飛行機の試作を懇願しましたが、上司は取り上げなかったそうです。もし理解のある上司がいたら、ライト兄弟ではなく、二宮忠八が人類初の飛行機の発明家として世界史に名を遺したのではと思われます。

二宮忠八に関する資料などが展示されているのが道の駅「空の夢もみの木パーク」に併設の「二宮忠八飛行館」。


二宮忠八は陸軍退役後製薬業界で活躍したとか。二宮忠八という人物がいたということを知ってほしいものです。


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