白夜の炎

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早く原発を封鎖せよ-際限なき放射能汚染

2011-03-25 14:07:21 | 原発
 チェルノブイリ原発は1986年4月26日の未明に発生し、5月6日には基本的に放射性物質の飛散が止まったとされる。

 この間11日間。

 東電福島原発がコントロール不能に陥り、核物質の流出が継続する期間は、すでにこれを抜いてしまった。



 様々な形で空中へ、あるいは地中、海水中に放出される放射性物質の汚染の拡大は世界的なパニックを引き起こしている。

 また原発周辺のみならず関東の大都市圏そのものの生存環境を脅かしつつある。


 東電福島原発は廃炉しかない。


 だったら今すべきことは冷却して埋めてしまうことである。


 チェルノブイリとは条件が違うので具体的方法は一考を要するが、要するに放射線を発する可能性のある物質を完全に封じ込める対策を取るしかない。


 水を回して冷却するなど言っているが、そうなったら何だというのか。

 崩壊した建物から、大気に露出している貯蔵プールから際限なく放射性物質が流出するだけだろう。

 ―そういえば事件当初は1-3号期にも使用済み燃料がプールに入っていることが公開されていなかった。

 入っていることが示されていれば、水素爆発の危険性ももっと早くから対策が取れたはずだ。


 
 今となっては放射性物質を封じ込めることに集中するほかない。

 保安院も東電も政府も、何をゴールに自分たちが動かなければいけないのか分かっているのだろうか。

 すでにチェルノブイリをしのぐ汚染物質が放出されたという推計も出ている。

 
 一刻も早くとめること。それがすべてであり、世界的支援にこたえる道でもある。


 


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