白夜の炎

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東電・国会事故調の調査を妨害

2013-02-07 15:29:23 | 原発

「東京電力福島第一原子力発電所の事故調査を担当した、国会の事故調査委員会の元委員が、去年、1号機の現場調査を検討した際、東京電力から「内部は真っ暗だ」などと、実際とは異なる説明を受けたために、調査を断念することになったとして、衆参両院の議長に現場調査を求める文書を提出しました。

文書を提出したのは、国会事故調の田中三彦元委員です。

提出した文書によりますと、国会事故調のメンバーが、事故と地震との関係を調べるため、去年2月、福島第一原発1号機の現場調査を計画した際、東京電力から現場の状況について説明があったということです。

この中で、東京電力側は、みずからが撮影した建屋内部の動画を見せながら、「1号機を覆うカバーを設置する前に撮影したものだ」としたうえで、「今は真っ暗で、作業員の余分な被ばくを避けるため、同行できない」などと説明したため、国会事故調は現場調査を断念したということです。

ところが、この動画は東京電力の説明とは異なり、カバーの設置が完了したあとに撮影したもので、場所によっては外部から光が差し込むなど真っ暗な状況ではなかったということです。

田中元委員は「東京電力の虚偽説明による重大な調査妨害があった」として、衆参両院の議長などに対して、経緯を調べ、国会に現場調査するよう求めています。

これについて、東京電力は「担当者が動画を撮影した時期を誤って認識していたため、間違った説明になっていた。説明に誤りがあったことはおわびする。国会事故調が現場調査をしなかったのは、明るさだけでなく、がれきが散乱している危険性などを考慮したことだと理解している」と説明しています。」

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130207/k10015357521000.html


 このようなことを許してきたことが福島の事故をもたらした。

 それを繰り返すのは「人を代えていないから」だ。

 この国の「エリート」と呼ばれる人間には自分を変える能力がない。


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