白夜の炎

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「状況は極めて深刻」―IAEA

2011-03-31 17:45:52 | 原発
 IAEAのHP  http://www.iaea.org/newscenter/news/tsunamiupdate01.html

 このIAEAのサイトによれば、3/30段階でのIAEAの判断は、「極めて深刻」となっている。

 1号炉には三台のポンプで毎時6.5トンの水が送り込まれているが、炉の内部の水のレベルは40センチから20センチに減少した、とのこと。

 つまり高温のため蒸発が激しいか、あるいは炉の損傷のため水がどんどん漏れているか、あるいはその両方か、という状況だ。

 一部では1号炉が再臨界に達したという報道も出ているようだ。根拠はIAEAの報道だ、との話をいくつかのブログの書き込みで読んだが、私は確認していない。


 しかし極めて危険であることは事実。

 そして放射性物質が出続ける限り、それは風に乗って拡散し、土壌や雨を介して水道水に、野菜に、魚に、回に入り込んでいく。

 今最大の優先事項は、当事者能力のない東電から権限を奪って、政府管理下で、米仏の専門家と技術を駆使し、とにかく放射性物質の外部流出を食い止めることだ。

 それができなければ経済の再建はなく、経済の再建がなければ生活の再建もない。


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