アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

ホッとしたと思ったら、修理続出

2015-11-06 14:16:25 | 日記
おかげさまで無事に(というか、ギリギリ)甥がシドニーに帰国し、とりあえずホッとしましたが、結局車のパーツは郵送できず、我が家にゴロゴロしている今日この頃、
あちこち修理に追われております。


秋のコスチューム作り&ショーのワークショップに参加しました。

まずは天井。数ヶ月前から天井の一部がしみっぽいなあと思っていたら、あらら、ポタポタ水漏れしている!
慌てて家を作ってくれた工務店さんに見てもらったら、どうやらエアコン配管から漏れているらしい。なのでエアコンのオーバーホールをお願いしました。
快晴の先日、エアコンのメーカーさんが来て2階のエアコンを取り外し、全面クリーニングをしてくれたのですが、あらら、まだ水漏れしている!

すぐに工務店さんが駆けつけてくれて、再度チェックしたところ、どうやらユニットバスの一部のシーリングが薄くなって、そこから
水が入り込んで、エアコンの配管に水滴としてくっつき、流れ落ちているらしい。う〜む。


天井に穴が開いたまま。

今住んでいる家は、12年ほど前に建てたものです。10年ちょっとだと思っていたら、先日、久々にこの家の設計をしてくれた建築家の
方とお会いしておしゃべりしたら「2002年にできたので、もう13年近いですよ」とのこと。これまでほとんど修理らしきものは
してきませんでした。電気回りもよく動いていたので、エアコンの中の掃除もしたこともありませんでした。


ブラインドの紐が切れて、新しくしてくれています。

ついでに1階のエアコンもオーバーホールしてもらうと思ったら、そう簡単にはいかないらしい。改めてメーカーさんが下見に来て
状態をチェックして、見積もりを出してから、再度出直すらしい。1階のエアコンは平面でなくてちょっと凹んだ所に埋まった形で
設置されているので(見た目にすっきり、という建築家の配慮)、取り出すのが大変なんだそうです。特に10年以上たったプラスチック(エアコンの
外側はプラスチックです)は下手に捻るとぱりんと割れる可能性がある。


コスチュームのショーのフィナーレ!

肝心の天井の水漏れ対策で、新たに発見された(?)ユニットバスの薄くなったシーリングも直さなくてはいけない。シーリングを直しても
まだ水漏れするようなら他の原因を探さなくてはいけないので、天井の穴はしばらく空いたままになりそうです(笑)。

エアコンのメーカーさんとお話しをしたら、電化製品がダメになる一番大きな原因は、ホコリだそうです。なので、今回のようにホコリを
とって、劣化した部品を取り替えれば、まだまだかなり持つそうです。放っておけば10年とか15年くらいでダメになるらしいですが、
定期的なメンテナンスで、かな〜り持つらしい。なるほど。さらに今はPL法というのがあって、電化製品は8年したら部品を作らなくて
いいそうです。ほお、じゃあ、早めにメンテナンスした方がいいんですねえ。


残り物のとお豆腐と真っ黒になったバナナを使って、久々にバナナココアケーキを焼いてみました。

ということで、建ててから13年近く経つ家ですが、独身時代は年中旅行していたし、結婚してからもシドニーに数年住んでいたので、あまりこの家という建物について
あるいはそこにある様々なモノについて考えたことはありませんでした。幸い隣にいる両親や近くにいる弟が、気をつけていてくれたから、ということも大きいのですが、
故障が出て初めて、ちゃんとメンテナンスしないといけないんだなあ、と改めて思います。自分の体と同じですねえ(笑)!


美味しい、と言ってくれるのは嬉しいけど、あれ、今週からお砂糖減らすって言わなかったっけ??

ところで、甥っ子が残していった車のコイラーですが、ちゃんと英語でgas filledというシールが貼ってありました。ガスが入ってるものは船便でも受け付けません、と
郵便局。そうだろうなあ、と納得しつつ、ではどうやって運べばいいんでしょうね?車のパーツ屋さんによっては海外配送をしてくれるところもあるらしい。
海運会社と契約してるんでしょうかね?でも個人の配送を受け付けてくれるんでしょうか??
どこか車のパーツ、ガスが入っているものですが、オーストラリアまで配送してくれる会社、ご存知の方がいらしたら教えてくださいませ!

東京国際映画祭終わり!そして帰国便逃した甥っ子・・・

2015-11-03 05:59:54 | 日記
10月31日、今年も無事に東京国際映画祭が終わりました!そして11月1日からいきなり冬になったような寒さですね・・。


今年も映画祭行ってきたよ〜!

担当した映画の一つ、というか、たまたま上映後の質疑応答、記者会見、個別取材などのコンペ作品に関わる一覧の通訳をさせていただいた
ブラジル映画「ニーゼ」がグランプリと女優賞をダブル受賞して、とても嬉しいです!


喜びでいっぱいの「ニーゼ」ホベルト・ベリネール監督

この映画、実在の人物、ニーゼ・ダ・シルベイラという女性の精神科医が、当時男性中心で電気ショック療法やロボトミーなどが主流だった精神医学界に
芸術療法を取り入れようと苦闘する姿を描いています。1940年代の話だと聞き、驚きました。ユングとも交流があり、無意識のイメージという著作も
ある、でも本国でもあまり知られていない女性だそうで、監督たちは、「彼女に学んだ人々がのちに彼女の精神を引き継ぎ、ブラジルのシステムを変えていった、
重要な人なのに、知られていない。世の中に知られるべきだ」と13年もかけて作った映画だそうです。


グランプリ&女優賞W受賞作「ニーゼ」

私が勉強した表現アートセラピーの源流をたどるような話なので、個人的に興味のあるテーマですし、何度も通訳して監督たちとも仲良くなったし、
直球の感動作ですが、正直グランプリはどうかな、と思っていました。なので、ダブル受賞、ものすご〜く嬉しい!

今年は受賞者の記者会見通訳もしたのですが、審査委員長のブライアン・シンガー監督(「ユージュアル・サスペクツ」などの監督)が「自分には自閉症のいとこがいて、さらに大学の一時期、自閉症の
子供達のバスドライバーをした経験があり、彼らの言葉に頼らない絆や無意識を理解しようとするニーゼの姿に個人的に心を打たれ、強くグランプリに押した」みたいな話を、
涙ながらにしていたのも感動的でした。

日本でも配給が決まって、劇場で公開されますように!!


六本木ヒルズのハロウィーン用ディスプレイ。

今年も何度か映画祭会場に遊びに来た夫と娘。毎年恒例のお楽しみになりつつあります(笑)。今年は、私が上映後の質疑応答の通訳しているところを見せようと、
担当した映画の中からどうにか子供でも大丈夫そうなもの、と「シム氏の大変な私生活」というフランスのコメディ映画を選んだのですが、
むむ、これはコメディとはいえ大人向けすぎました・・・!夫と二人で見ていたらしいのですが、さすがに途中で退場(笑)。質疑応答の時には
戻ってきたようですが、まあ、内容わからないですよね(笑)。


魔女のコスチューム着て、ハロウィーン気分です。

あとで合流したら「ママは他の人とじゅんばんこにお話するの?」。
確かに、フランス語通訳が、フランス語を日本語にして、それを私が英語にする、あるいは日本語を私が英語にして、その間にフランス語通訳がウィスパリングで
フランス語にする、みたいなことが繰り返されるので・・・。


まだまだストローラーに乗りたい4歳児。

映画祭最終日にも娘と夫が遊びに来て、終わった後に一緒にディナー。「ママ、お疲れ様!」と夫が言うと、娘が「違う!パパと私がお疲れ様!」と
ごねたのですが、確かに、私が映画祭やその直前の仕事で、バタバタしてろくに家事や娘の世話ができない約2週間の間(そして、そういう時に限って、
検便だの検尿だの、遠足だのがある!)、夫がしっかりサポートしてくれ、娘もろくにかまってくれないママに耐えていたのでした。
どうもありがとうね!


映画祭の帰り道はいつも居眠り・・・。

さて11月1日になって、いきなり寒くなってきた夜、東京でアパートを借りて滞在していた甥っ子とその友達が「最後の晩餐」(?!)にやってきました。
すっかり居酒屋ファンになった二人のために、ちょこちょこ品数だけ多い居酒屋風のテーブルを用意しました。
お世話になったから、と私たちのみならず、隣にいる私の両親や、近くにいる弟にまでお礼のプレゼントを用意してくれて、なかなか礼儀正しい
好青年たち。


娘のおもちゃにされています。

その前の夜、ハロウィーンで賑わう渋谷で、散々飲み明かしたらしく、それほどお酒は進まないものの、揚げ出し豆腐やらっきょう、大根のお漬物、お刺身などを美味しい、
美味しいと食べてくれて、感心。
東京やドライブしてきた富士山周辺の素晴らしさを聞かされ、「次回来る時はもっと長く住みたい。できれば河口湖周辺に住みたい」と熱心に日本賛歌をしてくれるので
すっかりいい気分(笑)。


大好きだから張り付いてるの!

「気をつけて帰ってね!またおいで!」と別れた次の日。中古車用パーツをたくさん買って重くなったスーツケースを手伝ってくれ、甥っ子に
頼まれた夫が羽田空港まで送ることになりました。

いつもなら夫だけを見送りに活かせるはずですが、なぜか今回、私も娘を連れてお見送りに行こうと思い立ちました。

それが良かったのです!

なぜかというと・・・。甥っ子の友達も、中古車用パーツを持って成田空港に行き、税関まで通り抜けました。が、最後の最後に、X線で、引っかかり
このパーツを持っていけないことが判明。となると自分のパーツも飛行機で持ち帰れないと、甥っ子がアパートで荷物を詰め替えることに。

15キロ分のパーツを日本に残すことになり、娘が載っていたストローラーで運ぶことになりました。娘を連れて行かなかったら、ストローラーは
ないわけです。ストローラーないと、かなり大変ですよ〜!
だってスーツケース二つにバッグひとつ、他にもあるんだから・・・。

かなりの量の荷物の詰め替えに、思ったよりも時間がかかり、気がつけばすでに羽田空港にいるべき時刻に・・・。


ヴォーギング(って古い!)??

友達と電話で話をし、夫ともポーランド語で何やら話をし、しばらくごにょごにょやっていた後、甥っ子が「僕のチケットスタンドバイだから
多分今夜はもう無理だと思う。申し訳ないんだけど、一泊させてもらって、明日の便にトライしていい?」。

まあね、それがベストでしょう。だって友達が残したパーツも成田空港に取りに行かなくちゃいけないし!
しかし郵便で送れるものなんでしょうかね?

いずれにしても、今夜、無事にシドニーに出発できますように・・・!!