アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

「動くと飽きない」。

2015-02-04 18:28:12 | 日記
昨日、夫と娘は一足先にシドニーに旅立ちました。


最後にハンドバックのチェック。

仕事があるので、私は少し遅れて来週頭に出発することにしました。
ということで、ふふ、ちょっとだけですが、ひさびさの一人暮らし!
娘はまだ夜泣きするので、一晩中寝続けることはできないのですが、ひとりだとぐっすり朝まで
寝られました!なんだ夜って短かったのね、と思い出しました(笑)。


さ、用意できたよ〜!

空港に向けて出発しようという時、うきうきしている娘に「ママもいっしょだよね!」と聞かれ、「ううん、ママはこれから
お仕事なのよ。あとでいくから、シドニーの空港に迎えに来てね」というと、「ええ〜、いっしょがいい〜」。
うわ、ここでごねられたら大変だ、と一瞬焦ったのですが、娘はすぐに機嫌を直し、
「うん、私はこれから飛行機のるね!」とまたうきうき気分に戻りました。


では、いきます!

おとなりにいるおばあちゃんに「いってきま〜す!」と元気にご挨拶。
最近「保育園に行きたくない病」にかかっているので、保育園にしばらくいかなくていいことに喜び、
さらに飛行機に乗ることに喜び、シドニーにいるチョーチャ(おばさん)やいとこに会えることに喜び、
ともうニコニコなのです!


じゃ、いってきま〜す!

娘がお腹の中にいる時、つまり私が妊娠している時に、バリ、シドニー、香港、マカオ、ハノイなどを訪れました。
「生まれる前からいろんな国に行ってるから、生まれてくる子は旅行好きの子供になるね〜」と言っていたのですが、
生まれてからも、娘は生後4ヶ月くらいで初めてシドニーから東京に来て以来、何度かシドニー、東京間を往復し、
経由地の香港やシンガポール、バンコクをちょこっとだけ見ています。

3歳半にしては、かなり旅慣れていると思います。今回はじめて、ママなしで旅行なので、どうなるかなと
思いましたが、全然問題なし(笑)。ママの方がちょっとさみしくなるくらい、元気に飛び立ちました。


スタスタ行っちゃいます。

成田空港までの道のりも、上機嫌で、空港では係員の人に抱きついたり、手を振ったり、大興奮だったようです。
まずはソウルまで行ったのですが、飛行機の中では興奮しすぎて、ちょっと大変だった、と夫。
ソウルからシドニーのフライトでは、ビデオを数本みてから、ぐっすりシドニーまで寝たようです。

最後、シドニーの入国審査が長蛇の列で、待っている間にかんしゃくを起こし、「ママ〜〜!!ママ〜!!」
と叫ぶので、夫は「まわりの人に、離婚した妻から子供をさらってきた父親に見られたんじゃないかと心配した」
らしい。ただ、癇癪のおかげで(?)、前にいた人たちが「お先にどうぞ」と譲ってくれたので、思ったより
早く入国審査が済んだ、という怪我の功名もあった、とか(笑)。


元気だよ〜!

でも、シドニーについて、さっそくビーチで遊んだりして、スカイプで話す頃にはすっかりご機嫌でした。
ちょこっと話しただけで「じゃね、バイバイ」とあっさり。義姉の家にお世話になっているのですが、
甥っ子の友達がきて、いっしょに遊んでもらっているらしく、「お兄さんたちと遊んでるの」とママと話すより
そっちの方が楽しいらしい(笑)。

ところで、先日、「ときたま」さんというアーチストのプロジェクトで、彼女が考えた言葉を印刷したハガキの山から、ひとつを
えらび、それについて30秒コメントするのをビデオで撮る、というのに参加しました。

http://www.tokitama.net/

たくさんの言葉の中で、私にいちばん響いたのは「動くと飽きない」という言葉。

これは私の行動原理というか、性分なのですが、じっとしていると飽きてしまいます。ひとつところにじっとしてると、
だんだんムズムズしてきます。すでに前世紀になってしまいますが、ニューヨークに住んでいた時は東京とよく往復して
いたし、東京がベースになった時でも、いろんな国に旅行していました。
子供ができたから、しばらくはじっとするんだろうな、と思いましたが、シドニーと東京をよく往復するようになりました(笑)。
去年、シドニーのアパートを引き上げたので、もう行かないと思っていたのですが、お友達の結婚式とか甥っ子の21歳のお祝いがあるので、
今回、また行くことに。

要するにじっとしていられない、ということなのですが、ママがいなくても嬉々として旅立つ娘をみて、
「動くと飽きない」というのは娘にも言えそうだなあと思うのでした。