アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

公園での「お友達」、クジラと泳いだ話。

2015-02-16 06:56:30 | 日記
海水浴を3日続けた次の日、突然、娘はカウチポテトモードになりました。


東京からもってきたシールで、自分や洋服をデコレーション。

ビーチに行く?公園に行く?と聞いても「いや」の一点張り。お絵描きしたり、お人形遊びしたり、youtube見たり
まあ、よく飽きずにものすごく長い時間ひとりで遊んでいました。

子供なりに緩急のリズムがあるんですかね?

ただ、やっぱり、外で遊ばないと寝つきはよくないです。それでも東京にいる時よりは、ずっといいですけれど。


近くの公園で。お友達待ってます。

カウチポテトデーのあとは、また外に出たくなったようです。近くの公園で知り合った「お友達」にまた会いたくなったようで
「アリシアとアナベラとシエナに会いにいく」と言い出しました。私がシドニーに来る前、数日公園に通った時に仲良くなった
ほぼ同年代の女の子たちのようです。


ブランコぶらぶら。お友達、まだ来ない・・・。

少ししたら、アリシアがきました。でも、娘は「アリシアはいいの」と挨拶に行かない。しばらくしたらアリシアの方から
娘にアプローチしてきましたが、娘は「いやいや」と逃げ回っています。「アナベラがいいの〜」だそうで。
アリシアの弟くんで、乳母車にいる7ヶ月の赤ちゃんにもっと興味があるようで、乳母車から離れなくなりました。

逃げ回っていたくせに、家に帰ったら「アリシアにまた会いたい」だって。まったく〜!


バルモラルビーチで、「テンペスト」。

ポーランドから若い家族がシドニーに遊びにきました。夫の一番上の姉が、名付け親だった、女性の家族です。
11歳の娘さんと、なんと3ヶ月の息子さんを連れての、家族旅行。
この3ヶ月の赤ちゃん、全然泣かなくて、よく眠るし、いつもご機嫌です。「上の子供の時は、寝つきが悪いし、年中泣いてるし、
もうどこにもいかない!と決心したのですが、この子はとっても扱いが楽なので、思い切ってオーストラリアに来ることにしました」とのこと。

でもね、大変な旅なのです。ポーランド国内で何時間もドライブして駅にいき、そこの駅からプラハまで電車でいき、プラハからベオグラードまで
飛行機にのり、ベオグラードで1泊して、飛行機を乗り継いでやっとシドニーに着いたそうです!
いいチケットが見つかったとかで、旅行を決めたのも1週間前!キャンピングカーをかりて、あちこち回るそうです。

すごいなあ。


なぜか娘はこの舞台を気に入って、見入ってました。

数日後に結婚式を控えているお友達の、結婚前の同性の集まり(Hens Party)に行きました。
こういう集まり、結婚して落ち着く前に最後の羽目はずし、とばかりにかな〜りワイルドなパーティーもあるらしいのですが、
今回はおしとやかにハイティーでした。緑の向こうに海がみえるという、すばらしい眺めのテラスで、
サンドイッチやスコーン、さまざまなケーキを楽しみながら、つきないおしゃべり。


逆光ですが、眺めのよさはわかりますよね?

となりに座った女性が、私が住んでいたビーチに長年住んでいたとわかり、ローカルな話題でも盛り上がりました。

なんとこの女性、そのビーチで、真冬にクジラと泳いだそうです!

「いつも泳いでるんだけど、この日はとても寒くてね、お散歩していたのよ。そしたら向こうの方にクジラが見えるじゃない?
思わず車に戻って、ウエットスーツとボディーボードを持ち出して、慌てて海に入ったの。かなり遠くまで泳いで、
サーファー3、4人といっしょに目の前でクジラをみていた。母親クジラと子供のクジラ。でね、その母親クジラがなんと、目の前で潜り、私たちの真下に
きたのよ。子供がそばにいる母親クジラだから、警戒して、私たちを威嚇してるのかとか、このまま、上がってきたら」
私たちはひっくり返されて、一巻の終わりだとか、一瞬真っ青になった。でも、そのまま私たちを通り抜けて、
ちょっと離れたところで、ひれをぱしゃ〜んとやってから遠くに行ってしまった。最後のご挨拶だったのね。」

ええ〜〜〜、そんなすてきなクジラとの出会いが、あの寒い海であったなんて・・・・!
クジラと泳ごうと、トンガまでいったのに、目の前の海で、もっとすごい経験ができたかもしれなかったのか・・・

寒くて泳げない、と私が文句を言っている、そのビーチには、たしかにクジラやイルカが、ついでにサメも(笑)、
たま〜〜〜にやってきます。でも大抵、はるか向こうにちょこっと見えるだけなので、まさかそこまで泳いで行こうとは、
私は思いつきもしませんでした。

すごいなあ。
なんだか感心してばかりいる今日この頃です。