また快晴の夏日、娘をビーチに連れ出しました。
日光つよい!
公園で少し遊んだあと、プールのそばまでいくと、また、オムツ一枚になり、水に入りました。
娘は恐がりではないのですが、慎重なところがあります。プールでも足の立たないところにはいかないで、
ぱちゃぱちゃやっていました。
携帯電話がなり、珍しく日本からの仕事の話だったので、いつもはバッグにいれたままの
携帯を、念のため、ジーンズのポケットにいれておきました。
少しだけ深いところに娘がいき、それでも私の方を見ながら、キャッキャやっています。
楽しそうだなあ、なんて思っていたら、また携帯がなりました。
仕事ではなかったので、手短かにすませ、切ろうとした時、娘がふわっと水に浮きました。
ばしゃばしゃ、溺れるようなそぶりをしないので、「わあ、すごい!」なんて思ったりして。
でも、あれ、長くない??と思った瞬間、となりに女性がいて、「早く引き上げて!」
あわてて、娘を抱き上げると、ちょっと咳き込んでいます。
背中をポンポンと叩きましたが、とくに水を吐き出す様子もない。でも、なんだか恐ろしくなって、
あわてて、更衣室でオムツを替え、着替えをさせました。
娘は大人しくしていて、いつもより、私にしっかり抱きついてるような?
更衣室からでると、さっきの女性が他の女性といっしょにベンチに座っていました。
おそらく、そこにいた子供たちのお母さんなのでしょう。
「注意してくれて、どうもありがとうございました」と私。
「出過ぎたことをしていたら、ごめんなさい。私は小児科の看護婦をしているので、子供のことはよくわかっているつもりです。
娘さんが、かなり長く水に浮かんでいたので、もしかしたら水を飲んでしまったのでは、と思ったのです。
ひどい場合は肺に水がはいったりして、病院につれていかなくてはいけないし。。。。」
ふと見ると、彼女のジーンズもびしょぬれ。
「とんでもない!見ていてくださって、感謝しています。そして、あなたまでジーンズぬれさせちゃってごめんなさい」と私。
「いいんですよ。子供が事故にあうより、自分がぬれた方がいいもの」と彼女。
メールチェック?
娘を抱いたまま、家路につきました。ビーチを歩きながら、どんどん心臓の鼓動が早くなっていきます。
「もし、あのまま、娘が動かなくなっていたら?」
「携帯電話なんか、とらなければよかった。。。なんでポケットになんかいれたんだろう?」
「さっきの女性に、ひどい母親って思われちゃったかも??」
娘は珍しく、抱っこされながら、しおらしげに頭を私の方にのせて、両手で私の体を抱きしめています。
「やっぱり、怖かったのかしら?せっかく水を楽しんでいるのに、これで怖くなっちゃったら、
かわいそうだ。。。」
いろんな思いが頭の中をぐるぐると巡ります。家までの10分かからないはずなのに、なんだかものすごく
長い時間、歩いているような気がしました。
何度か夫に電話をいれましたが、つながりません。
「こういう時に限って出ないんだから!」
返事はどうしよう!?
家の手前で、夫がでてきました。「何度も電話くれたみたいだから、これはおかしいなと思って」
娘は夫をみると、笑いながら「マッマア~」(パパとママがまだごっちゃなのです)
事情を説明すると、夫は「ま、でも大丈夫そうだよ」。
そのまま、お風呂にいれてみました。水を怖がって、いやっていうかな、と心配したのですが、いつも通り、すぐに裸に
なって、バスルームにやってきました。お湯にはいっても、いつも通りで、顔を水につけて、ぶくぶくやったりしてる。
私のおなかの上で、仰向けや腹這いで浮いてみたり。
ベッドで読書?
ベビーシッターの甥っ子がやってきました。事情を説明して、「今日は私がそばにいた方がいいかも?」と私がいうと
「う~ん、それでもいいけど、いつも通りに見えるけど?」夫も「大丈夫だと思うよ」
娘に「マリウシュといっしょに行く?」と聞くと、「ノー」
甥っ子は「でも、いつも何か聞くと、ノーって答えるじゃない?」
もう一度娘に「おうちにいる?」と聞くと、うなづきます。
「やっぱり今日は私がずっといっしょにいた方がいいかも。。。」と私。
医者の義姉からたまたま夫に電話があったので、またもや夫が事情を説明してみたら、
「心配することはない」。夫も「大丈夫だよ」。
甥っ子も「何か様子がおかしかったら、すぐに連れ戻すから」。
もう一度、娘に「カジックとかミリー(犬猫の名前)に会いたい?マリウシュといっしょに行く?」と聞くと、
「カジック!!ミリー!!」とうれしそう。
支度をして、甥っ子といっしょに外にでる娘は、私の方を向いて「バイバ~イ!!
本、終わっちゃった!
娘が出かけてから、夫に「大丈夫だとは思うけど、プールからの帰り道、ずっと私にしがみついていたのよ。
お風呂でも、いつもより私に抱きついていることが多かったし」
「もしかしたら、君が動揺しているから、慰めようとしたんじゃないかな?」と夫。
昭和の足元、ふたたび。
大波がざぶーんと打ち寄せるように、何かに打ちのめされました。
。。。う、そうかも。。。しれない。。。。
まだ私が動揺している間は、甥っ子といっしょにいかない、家にいるっていったのかも。
私が少し落ち着いたから、行くって言い出したのかも。。。
ごめんね、そして、ありがとうね。ママ、もっとしっかりするからね!
日光つよい!
公園で少し遊んだあと、プールのそばまでいくと、また、オムツ一枚になり、水に入りました。
娘は恐がりではないのですが、慎重なところがあります。プールでも足の立たないところにはいかないで、
ぱちゃぱちゃやっていました。
携帯電話がなり、珍しく日本からの仕事の話だったので、いつもはバッグにいれたままの
携帯を、念のため、ジーンズのポケットにいれておきました。
少しだけ深いところに娘がいき、それでも私の方を見ながら、キャッキャやっています。
楽しそうだなあ、なんて思っていたら、また携帯がなりました。
仕事ではなかったので、手短かにすませ、切ろうとした時、娘がふわっと水に浮きました。
ばしゃばしゃ、溺れるようなそぶりをしないので、「わあ、すごい!」なんて思ったりして。
でも、あれ、長くない??と思った瞬間、となりに女性がいて、「早く引き上げて!」
あわてて、娘を抱き上げると、ちょっと咳き込んでいます。
背中をポンポンと叩きましたが、とくに水を吐き出す様子もない。でも、なんだか恐ろしくなって、
あわてて、更衣室でオムツを替え、着替えをさせました。
娘は大人しくしていて、いつもより、私にしっかり抱きついてるような?
更衣室からでると、さっきの女性が他の女性といっしょにベンチに座っていました。
おそらく、そこにいた子供たちのお母さんなのでしょう。
「注意してくれて、どうもありがとうございました」と私。
「出過ぎたことをしていたら、ごめんなさい。私は小児科の看護婦をしているので、子供のことはよくわかっているつもりです。
娘さんが、かなり長く水に浮かんでいたので、もしかしたら水を飲んでしまったのでは、と思ったのです。
ひどい場合は肺に水がはいったりして、病院につれていかなくてはいけないし。。。。」
ふと見ると、彼女のジーンズもびしょぬれ。
「とんでもない!見ていてくださって、感謝しています。そして、あなたまでジーンズぬれさせちゃってごめんなさい」と私。
「いいんですよ。子供が事故にあうより、自分がぬれた方がいいもの」と彼女。
メールチェック?
娘を抱いたまま、家路につきました。ビーチを歩きながら、どんどん心臓の鼓動が早くなっていきます。
「もし、あのまま、娘が動かなくなっていたら?」
「携帯電話なんか、とらなければよかった。。。なんでポケットになんかいれたんだろう?」
「さっきの女性に、ひどい母親って思われちゃったかも??」
娘は珍しく、抱っこされながら、しおらしげに頭を私の方にのせて、両手で私の体を抱きしめています。
「やっぱり、怖かったのかしら?せっかく水を楽しんでいるのに、これで怖くなっちゃったら、
かわいそうだ。。。」
いろんな思いが頭の中をぐるぐると巡ります。家までの10分かからないはずなのに、なんだかものすごく
長い時間、歩いているような気がしました。
何度か夫に電話をいれましたが、つながりません。
「こういう時に限って出ないんだから!」
返事はどうしよう!?
家の手前で、夫がでてきました。「何度も電話くれたみたいだから、これはおかしいなと思って」
娘は夫をみると、笑いながら「マッマア~」(パパとママがまだごっちゃなのです)
事情を説明すると、夫は「ま、でも大丈夫そうだよ」。
そのまま、お風呂にいれてみました。水を怖がって、いやっていうかな、と心配したのですが、いつも通り、すぐに裸に
なって、バスルームにやってきました。お湯にはいっても、いつも通りで、顔を水につけて、ぶくぶくやったりしてる。
私のおなかの上で、仰向けや腹這いで浮いてみたり。
ベッドで読書?
ベビーシッターの甥っ子がやってきました。事情を説明して、「今日は私がそばにいた方がいいかも?」と私がいうと
「う~ん、それでもいいけど、いつも通りに見えるけど?」夫も「大丈夫だと思うよ」
娘に「マリウシュといっしょに行く?」と聞くと、「ノー」
甥っ子は「でも、いつも何か聞くと、ノーって答えるじゃない?」
もう一度娘に「おうちにいる?」と聞くと、うなづきます。
「やっぱり今日は私がずっといっしょにいた方がいいかも。。。」と私。
医者の義姉からたまたま夫に電話があったので、またもや夫が事情を説明してみたら、
「心配することはない」。夫も「大丈夫だよ」。
甥っ子も「何か様子がおかしかったら、すぐに連れ戻すから」。
もう一度、娘に「カジックとかミリー(犬猫の名前)に会いたい?マリウシュといっしょに行く?」と聞くと、
「カジック!!ミリー!!」とうれしそう。
支度をして、甥っ子といっしょに外にでる娘は、私の方を向いて「バイバ~イ!!
本、終わっちゃった!
娘が出かけてから、夫に「大丈夫だとは思うけど、プールからの帰り道、ずっと私にしがみついていたのよ。
お風呂でも、いつもより私に抱きついていることが多かったし」
「もしかしたら、君が動揺しているから、慰めようとしたんじゃないかな?」と夫。
昭和の足元、ふたたび。
大波がざぶーんと打ち寄せるように、何かに打ちのめされました。
。。。う、そうかも。。。しれない。。。。
まだ私が動揺している間は、甥っ子といっしょにいかない、家にいるっていったのかも。
私が少し落ち着いたから、行くって言い出したのかも。。。
ごめんね、そして、ありがとうね。ママ、もっとしっかりするからね!
チビであればあるほど、ママの気持ちの影響は大きいかも。かなりこっちの顔色を読んでるよね…ヤツらは…。