アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

東京国際映画祭と運動会、ともに無事終了&月のクレーターを見る。

2020-11-11 11:51:59 | 日記


先日、無事に第33回東京国際映画祭が終わりました!

コロナ禍で開催が危ぶまれていましたが、オンラインとフィジカルの両方を併用した「ハイブリッド」方式が採用され、開催されたのは本当によかったと思います。万全の注意を払い、様々な手配などとても大変だったと思いますが、、無事に終わって何より、みなさま、お疲れ様でした!

海外からのゲスト来日はほとんどなく、私が通訳を担当させていただいたのは、ほとんど日本映画の舞台挨拶や上映後の質疑応答でした。普段あまりみないタイプの映画に接し、どれもとても興味深く堪能させていただきました。


通訳させていただいた、来年公開予定の「君は永遠にそいつらより若い」舞台挨拶、ネットより拝借しました。

https://www.kimiwaka.com/

一番最初に通訳させていただいた映画、「君は永遠にそいつらより若い」、え、なに?これ、と思ってしまうタイトルですが、映画を見ると、グッとくるのですよ、この言葉が(笑)。普通の大学生の日常生活・・・のはずが、だんだんと深い、暗いところが見えてきて・・・最後には希望がはっきりと描かれている映画です。

なんだろう、そこまで描くとクサくなる、のを乗り越える力を感じる、とでも言ったらいいのでしょうか?

「こういう映画、普段は好きじゃないはずだけど、これはすごく好き」なんて失礼なことを思ってしまいました(笑)!


さらに通訳担当の、来年春公開予定「ゾッキ」舞台挨拶、ネットより借用。

https://zokki.jp/

この「ゾッキ」という奇妙なタイトルの映画、竹中直人、山田孝之、斎藤工という素晴らしい役者さん三人が監督している、
なんとも不思議な味わいですが、後味のいい脱力系な映画です。いい味出してるな〜と言いたくなる登場人物たち。

原作の漫画を一つのストーリーにしたということで、確かに一見バラバラに見えるお話が、最後に、え?という形でまとまる、そこも見所かも。


12月18日公開「私をくいとめて」舞台挨拶。ネットより借用。

https://kuitomete.jp/

今年の東京国際映画祭は、例年の各賞を取りやめて、唯一観客の投票による観客賞だけが表彰され、日本映画の「私をくいとめて」が見事に観客賞を受賞しました。おめでとうございます!たまたま通訳担当でしたので、主演の「のん」さんや大九明子監督の熱い想いに打たれながら、通訳させていただきました。

3年前に同じ大九監督の「勝手にふるえてろ」も観客賞を受賞なさっており、これまた偶然にも私の通訳担当だったのですが、同じ監督が観客賞を2度受賞するのは、この映画祭では初めての快挙だそうです!

「勝手にふるえてろ」と同様に、この「私をくいとめて」も綿矢りさ原作の小説が元になっており、ともに現実よりは妄想の中に生きる方が楽なおひとりさま女子のラブコメディーですが、それにしても「私を・・・」のんさん演じる「みつこ」さん、もう文句なしに可愛いのですよ!みていてニヤニヤしちゃう(笑)。

そうそう、大瀧詠一の曲が映画のあちこちに流れ、「あ〜、こんなに気持ちのいい曲だったか〜」と改めて聞き惚れます。
12月18日劇場公開とのこと、師走の忙しい中、ホッコリあたたかい気分になれる映画です!


娘と夫と一緒に記念写真(笑)。

今年は座席数を抑えてのチケット販売でしたので、残念ながら娘が希望したアニメ版「ジョゼと虎と魚たち」は、あっという間にチケット完売し、他に見たがった映画も全て完売していたので、映画祭での映画鑑賞はできなかった娘と夫。
でも、とりあえず週末に六本木ヒルズに遊びにきて、スタッフにご挨拶したり、近くでご飯を食べたりして、とりあえず映画祭に来るという「恒例行事」は無事終了いたしました(笑)。


ネットより拝借、12月25日公開アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」舞台挨拶、これも通訳させていただきました。

https://joseetora.jp/

2003年に実写版「ジョゼと虎と魚たち」が公開され、私は確かDVDになってから見た記憶があるのですが、実写版とは
かなり違うストーリーになっています。とにかく映像が綺麗で、主人公が夢見るシーンは、うっとり。

完売でこの映画を見ることができなかった娘は、今から公開したら絶対見に行こうね、とやる気満々です(笑)。


東京タワーがツノになった!?

通訳を担当させていただいた作品は、ほとんど配給がつき劇場公開が予定されていましたが、「初仕事」という作品はまだ配給が決まっていませんでした。


担当作品の一つ「初仕事」の小山監督。

初監督作品ということでしたが、私の周りで見た方はみんな「なんとも言えないけれど、とても惹かれて最後まで見てしまう、
妙に好きな作品」とおっしゃるのです。

死んだ赤ちゃんを撮影依頼する父親とそれが初仕事になる写真家とのやりとり、というあまり一般的でない設定ですが、美しい映像、緊張感のある言葉のやりとりは舞台劇のようでもあり、私もとても好きな作品でした。

https://eiga.com/news/20201105/10/

いつか劇場で公開され、いろんな方に見てもらえるといいなあ、と思っております。


ホビーホースレース中。

映画祭会期中に、娘の学校の運動会が開催されました。


パパもホビーホースレース参加(笑)!

いつも5月開催なのですが、今年はコロナ禍で一旦中止になり、その後11月に延期開催となりました。


今年も1200メートル走にも参加しました〜!

今年も父兄参加の種目も得点対象ですたが、綱引きや借り物競走など接触のある種目はなくなり、リレーとか50メートル走、、1200メートル走など例年通りの走る種目に加えて、靴投げやドッチビーなどが父兄参加対象の種目でした。


リレー中。

今年の頭に足首骨折した私は靴投げ参加で勘弁してもらい(骨折してなくても同じだったでしょうが・・・)、夫は例年同様
1200メートルを走り、さらにホビーホースという馬乗りごっこみたいな種目を割り振られ、ちょっと恥ずかしい感じの格好で
一生懸命走ってました(笑)。

天気予報は雨でしたが、雨雲が早く去り、曇りの中、運動するにはちょうどいい感じのお天気のなかで、無事に誰も怪我人なく
(例年、父兄に怪我が起こりがちですが・・・!)運動会が終わったのは、本当にありがたく、幸せなことでした!

このご時世、いろんな学校のイベントが中止になることが多い中、娘の小学校はありがたいことに規模を縮小したり、時期を延期したりしながらも、プレゼンテーションはもちろんのこと、キャンプや文化祭などできる限り開催してくださっています。 
学校関係者の方々、いつも本当にありがとうございます!!


トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園。

映画祭ちょっと前に、埼玉にあるトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園に行ってきました。


にょろにょろと一緒に。

ライトアップされるというので、夜に行ったのですが、偶然に惑星観測会があり、望遠鏡で火星や木星、月を見せてもらいました。



長蛇の列で手がかじかむほど並んでいましたが、生まれて初めて自分の目で月のクレーターが見えて、感激!
火星や木星は、白い点が見えるだけで、正直なところ、「寒くなるまで並んで見るほどのものか・・・?」と
一瞬後悔したのですが、月は素晴らしかったです!


影遊びもしたよ〜。

そのあと車に戻ったら、広々とした駐車場から、あれれ、はるか向こうに花火が見える!
期せずして、惑星や花火を見ることができ、なんだかラッキーなお出かけでした〜!


映画祭中、控え室のある49階からの眺め。山の稜線も見えます。

あまり星に興味はなかったのですが、いつかチャンスがあれば、もっとはっきり火星や木星、土星の輪っかも見てみたいね、
なんて話しながら、帰路につきました。

そういえば、この前の満月、とても小さいけれど、妙に輝きが強くてクレーターも見えたような気がしたのですが・・・「希望的観測」だったのかしら・・・!?