アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

ムンク展そのほか二つ、東山魁夷展、「シュガーラッシュ:オンライン」来日、子供ミロンガ。

2018-12-04 09:40:33 | 日記

また猫カフェ行っちゃった。

先週の月曜日、珍しく美術館が空いていると知ったので、普段はものすごく混雑しているらしい「ムンク展」を見てきました。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_munch.html




作戦勝ち(?)で、かなりゆっくり見れましたよ〜!


ネットより借用。「マドンナ」

100点くらいあるのでしょうか、見応えあります。有名な絵がたくさんあるので、「ああ、これもある、あれもある」とミーハーに
楽しめます(笑)


ネットより借用、「太陽」

とはいえ、晩年というか、アルコール依存から回復した後に描かれた、この「太陽」は初めて見ました。
ものすごく眩しい光があたりに輝いていて、いろんなものから解放された、あるいはされようという力強さに満ちているように見えて
「ああ、良かった」なんて思ってしまった(笑)。


ネットより借用「月明かり、浜辺の接吻」

それにしても、ムンクって恋多き人だったんですねえ。と言うかドラマチックな恋愛。
恋人たちの接吻の絵の隣に、相手から血を吸う吸血鬼が並んでいて、おもわず笑ってしまったのですが、
燃える接吻は、実は相手から血を吸うバンパイア的欲望のようにムンクには思えたんでしょうか??

ちゃんと説明を読まないで、絵だけ見て勝手にムンクの人生の物語を考えながら一人悦に入っておりました。


何やってるのかな〜??

同じ東京都美術館でやっていた「見る、知る、感じる現代の書」の展覧会、ムンク展の半券で無料で入れるので(笑)、
なんとなく足を踏み入れて見ましたが、すごく面白かった!


https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_uenoartistproject.html



これ一枚の書なんです!


この本全部書き写したそうです・・・

私が現代の書に全く無知なので「ええ、これも書なんだ!」と言う新鮮な驚きがあり、同時に、日本語の文字って、元々は象形文字だから、
絵だったんだよなあ、と思い出したり、「うわ、うわ、すご〜い!」と単純に喜んでしまったのです(笑)


「3・11鎮魂と復活」。


よく見ると、震災と復興についての文章がびっしり・・・


「鎮魂と復活 オーロラ(昇魂)」


「どしゃぶりのあめ」まさに!


「共」大きなものを二人で背負っている感じ、共に背負ってる。


「神爽」神様があちこちで颯爽と働いているような・・・?

こう言う風に文字のイメージを書いていくのって、面白いなあ、やってみたいかも、なんて思いながら同じスペースに
あった、もう一つの展示へ。



パリのクリエーターたちが京都に滞在中に作った作品群でしたが、これもなかなか好きな展示でした。





いやはや、もうお腹いっぱいいただきました〜、と超満足で東京都美術館を後にいたしました。



少し前ですが、仕事の合間に数時間あったので、近くにあった国立新美術館で「東山魁夷展」をみてきました。

http://kaii2018.exhn.jp/


「静唱」

障壁画も素晴らしかったのですが、私はこの「静唱」と題する絵に心奪われました。
こうやってイメージだけ取り出しても、「?」かもしれませんが、実物の前に立つと、いきなり瞑想状態に引きずり込まれるような圧倒的な力があるのです。
湖面をよく見ると細かい漣が描かれており、その微妙な波を動かす空気の力を感じる、とでも言ったらいいのか、
なんとも不思議な力を感じさせるのでした。

「描くことは祈りである」と東山魁夷がある時点で悟ったらしい、と展覧会の説明にありましたが、もしかしたら
この絵にはその「祈りの力」がとても強く作用しているのかもしれません。

故ヨハネ・パウロ2世が祈りを捧げる時、さ〜っと祈りが天に昇っていくような感じがした、天に聞き入られている感じがした、
と言うようなことを、確か日本人の神父様がおっしゃっていたのを思い出しました・・・。


12月21日封切り。

さて、先週はディズニーアニメ映画「シュガーラッシュ:オンライン」の来日があり、プロデューサーのクラーク・スペンサーさんの
通訳をさせていただきました。

https://www.disney.co.jp/movie/sugarrush-ol.html


記者会見にて。

娘が「絶対見たい〜〜!!」と言っていた映画の一つですが、その理由は、プリンセスが大集合する予告編を見たから(笑)


ネットから借用。

そう、プリンセスが大集合するシーンがあり、他にもたくさんある見所の一つになっています。
インターネットの世界を視覚化したら、こうなるかも、と言うヴィジュアルも興味深いし、主人公二人の友情の変化も
親子関係や恋愛関係にも通じるものがあり、ほろりとさせられつつ、プリンセスの場面などではかなり笑わされます!

アメリカではオープニング週末第一位で、まだまだ大好評上映中のようです。

それにしてもアニメーション映画の作り手の方って、なんていい人が多いんでしょうか?
このプロデューサーも、オスカー受賞者なのに、とても謙虚で控えめで、「どうぞどうぞ」と周りをたてまくる方なのです。

実るほどこうべを垂れる稲穂かな、なんて忘れていた言葉を思い出させられました。


プレゼン中です。

娘の通う小学校で、今年4回目のプレゼンテーションが行われ、見に行ってきました。


3、4年生のピタゴラ装置、素晴らしい!

最初は戸惑って声も出なかったような1年生が、今回ぐ〜んと成長したように感じました。
他の学年のプレゼンも力作が多く、実りの秋なのかな、なんて思ったり(笑)

今学年はあと2回プレゼンがあります。さらなる成長が楽しみです。



先週末、また猫カフェに行きました。平日にも行ったので、これで3回目(笑)
今度は猫好きの私の叔母の一人も一緒でした。


だいぶ慣れたよ〜。

店長さんやボランティアさんも娘を覚えていてくださり、猫ちゃんたちも少し慣れてきたようで、
また娘の方も鈴をつけたおもちゃを持参したりして、みんなで楽しく遊びました。

「猫ちゃん、飼いたくなっちゃうね〜」と私が言ったら、「う〜ん、でもね、猫がいたら、シドニーとかポーランドとか
長く行けなくなるでしょ?猫カフェでいいや」と娘(笑)。


デモンストレーション。

その後、「子連れミロンガ」を開催してくれた日本橋のタンゴソルに遊びに行ってきました。

https://tangosol.info/


ライブのタンゴ音楽につられて小さい子もダンスフロアへ。

ピアノとバンドネオンのライブ演奏やプロダンサーのデモンストレーションもあり、「子供にも生の演奏やダンスに
触れてほしい」と言うスタッフの温かい心遣いに親は大感謝。


子供用の別室にて。

でもね、子供は子供同士で遊ぶ方が楽しいらしく, デモの時にやっと子供部屋から出てきて、少し見ていました(笑)。


夜遊びの帰り道、ティーンエイジャーみたい。

週末、我が家に遊びにきてくれた、ニューヨーク在住の友達の知り合いのご夫婦。
初めてなのに、日本を1ヶ月旅した彼らだからなのか、あるいは私が遥か昔ニューヨークに住んでいたからか、
はたまた友達の友達だから気が合うのか、理由はなんにせよ、まるでずっと知っている友達といるような心楽しい時間でした。


もう歩けないよ〜

「ニューヨークにきたら、絶対うちに泊まってね。社交辞令じゃなくて、本当なのよ」となんども言ってくださいました。



たまたまその少し前に「アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー」という94歳のファッション・アイコンのドキュメンタリーを家で
見ていたら、娘が妙に興味を示したのです。
「だれこの人!?どこの人なの??」
ニューヨークだよ、と言うと「行きたい!」



「ニューヨークに住んでいるカップルが、うちに遊びにきてくれるよ」と言ったら、「ニューヨーク」に反応してものすごく楽しみにしていました。

最初は愛想よく自分の描いた絵やお習字などを見せたりしていましたが、何が起こったのか、最後の最後は聞き分けのないおサルのように
なってしまった・・・のですが、このお招きの言葉だけはしっかりキャッチしたらしい。
次の日「今度ニューヨークに行こうね。xxxさん(きてくれたご夫婦)のおうちに泊まろうよ!」だって(笑)!!