アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

大雪の朝のカタログ撮影と東京サドベリースクール。

2016-01-19 02:28:08 | 日記
暖冬だと思っていたら、ちゃんと(?)大雪降りましたね。


朝一番、雪と遊ぶ。

カタログ撮影(いや、お洋服作りの本だったかも?)のため、いつもよりずっと早い時間に娘を起こそうとしたら、当然のごとく「眠いのおおお」とぐずりました。
でもね、「雪だよ」と囁いたら、文字どおり「ガバッと」起き上がり、窓まで走ってブラインドを開け「ああああ、雪だああああ!!」と
大喜びして、すぐに着替え、あっという間に外に出てしまいました(笑)。


ヘアメイク用の鏡の前にあるタブレットに釘付け。

撮影スタジオに朝9時集合だったので、だいたい1時間くらいかかるだろうと8時前、7時45分頃に家を出ました。が、大雪でダイヤが乱れまくり、
やっとスタジオに着いたのが、10時45分!3時間もかかっちゃいました!最後に着いた駅からタクシーに乗ろうとしたら、そこでも30分近く待たされ
寒いのなんの・・・。それでも雪が楽しい娘は、ルンルン気分で「寒い、寒い」と言いながらも、歌ったり踊ったり。


お着替えしま〜す!

髪の毛をカールしてもらって、「可愛い!別の女の子になっちゃった!」と鏡に映る自分にうっとりしたり、いろんな可愛いお洋服を
きて、カメラウーマンさんや、スタイリスト、ヘアメイクさんなど大人に「かわい〜」と言われ、さらに楽しくなっちゃったようです。
もう一人いた1歳年上の女の子は、娘とは日本語で話し、一緒に来ていたお父さんとはフランス語で話していました。


わ〜!!

それを見た娘は「違う「お話」(言葉という意味でしょう)するんだね」と感心した様子。同時に「私はママのお話(日本語)とパパの
お話(英語)と、あとポーリッシュ(ポーランド語)の3つのお話ができる!」と競争心を発揮(笑)。ポーランド語のクラスに一度行ったきりで
嫌になって辞めたことは、すっかり忘れたようです。確かにここ数週間、夫にポーランド語の絵本を読んでもらったりして、興味は
少し出てきたようですが、フランス語を話すお姉さんを見て、さらにやる気が出たようです(笑)。
帰り道、夫に「これはポーリッシュでなんというの?」と色々聞いていました。


パパと一緒にひらがなの練習中(この時だけ)。

週末、東京サドベリースクールという、デモクラティックスクール、分かりやすく言うと授業も学年もない学校(!)の学校説明会に
行ってみました。

http://tokyosudbury.com/

アメリカで50年くらい前に始まったサドベリー・バレー・スクールをモデルにして、日本では8つくらいサドベリースクールが
あるそうです。


最初だけ、父兄と一緒に説明を聞いていました。

子供自身がやる気を起こして、スタッフなどに働きかけない限り、何もしてくれない学校なのです。下手すると何年も、学校に行って
毎日ゲームをして過ごすこともある。5歳から18歳まで(現在は7歳から17歳までいる)の異年齢の子供達が一緒に過ごすことで
なんらかの刺激を受けたり、受けなかったりして、ある時何かに興味を示せば、ものすごく吸収が早いそうです。


ホットケーキ、小さいのたくさん焼いてみました。

その代わり、興味をいつ、何に示すかは、誰もわからない。下手すると11歳まで読み書きがロクにできないこともあるそうな・・・。
ただしアメリカでは、学校を卒業するまで読み書きができないままだった人はいないそうですが!

この学校に通う生徒さんや保護者、スタッフに色々お話を聞けて、興味深かったです。
現在ではかなり普通でない学校なので、通わせる親御さんの決意も相当のものだなあと感心しました。

果たして私や夫がそこまで覚悟があるかどうか、まだわかりませんが、東京サドベリスクールの便利なところは登校時間が朝10時から11時というところ(笑)。
うちから通うと1時間ちょっとかかるのですが、この登校時間のゆるさなら、朝9時前から10時前くらいまでに家を出ればいいので、
通勤ラッシュにもかからないし、早起きしなくていいな、なんて不埒なこと考えてしまいます(笑)。
だったら近くの公立の小学校に通えばいいわけだし、もちろんそれも考えています。


子供のアトリエにて。

大学だか高校の時にシュタイナー教育の本を読んで、面白いなあと思いました。自分に子供が生まれるずっと前に、サドベリースクールの
本も読んだことがあったので、また、今の日本にどんな学校があるのかなあ、という社会科見学的な興味があるのですね。
娘をどこに通わせるか、ということももちろん考えていますが、どっちかっていうとそれは後付けかもしれない??


一人でカード作ってます。


バブルの頃に会社勤めをして、5年くらいでやめて、そのあとなんとなくコーディネートとか書籍翻訳とか通訳とかフリーランスでやってきたので、
私自身必ずしも世の中の主流にいるわけではありません。
でも、高校でイギリスに1年留学した以外、日本の文部省に認可された学校や大学、つまり普通の教育を受けました。

29歳で英語が全くできないままオーストラリアに移住し、左官屋さんなどを経て、大学院に入り、就職し、起業し、しばらく自分で会社経営をし、そのあとフリーランスになり、
これまた日本語が全くできないまま日本に住み始めた、というさらに主流でないところにいる夫も、
ポーランドの学校や大学、つまりその国の普通の教育を受けました。


3人でお昼一緒に食べたよ〜!

なので、その国の普通の学校に通っても、その国の普通(それ自体も変わるし)の働き方をするわけではないし、勝手にみんな
動いていくんですね。
学校も大事だけれど、家庭とかその周りの環境の方が影響が大きいのかな、と思ったりもして。あるいは、遺伝子とかね、
持って生まれた資質みたいなものも大きいだろうし。


お天気良くてあったかかったの、この日は。

でも、昔なかったような学校が出てきている、ということ自体が面白いと思うので、他にも何か面白そうな学校があったら見てみたいと
思います!