アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

泣きっ面に蜂...映画とシンクロしちゃってる??

2013-11-15 02:44:48 | 日記
風邪でぐずぐずしていた一家三人、どうやら少しよくなってきたかなと思った矢先、今度は娘がウィルス性胃腸炎に。


いきなりパンダ!?

仕事で夜遅く帰宅したら、何やらベッドの周りがちらかっているような?
どうしたんだろう、と思ったら、いったん寝たはずの娘がおもむろにおきて、そのまま嘔吐したので、
片付けてるところ、と寝ぼけ眼の夫。


何かくれるの?

ありゃりゃ、と片付けを手伝いながら、眠そうな娘をだっこします。
それほどぐったりもしてないし、ま、悪いものがでてしまえば、すっきり終わりでしょう、なんて気軽に考えてしまいました。
「大丈夫よ~」なんて背中をなでていてたら、ピュー!と娘がまた戻します。
洗濯物が増えたなあ、寒いのに、とちょっと面倒くさがる私(笑)。


じゃあ、もらってあげるよ。

実は娘は、これまで一度しか嘔吐としたことがありません。離乳食の始めの頃、シドニーの保健婦さんに「低脂肪は
ダメ、脂肪分が大切」といわれて、全脂肪のヨーグルトをあげたら、戻してしまった。そりゃあそうだよなあ、
私だって、濃いなあと思うもん、と吐瀉物をみて納得(?)しました。この時は胃腸が受け付けなかった、
という感じで、辛そうでもなく、ずっと元気で、ただヨーグルトだけ逆流してきた(笑)。


いろいろくれちゃって、いいの?

今回もそんなもんだろう、と軽く見ていたら...食べ物がなくなって胃液だけになっても、まだまだ吐き気がとまらず
ぐったりしています。

これは、ヤバいかも...。近くの病院に電話をしたら「小児科はやってません。119番してください」とあっさり。
なんか、冷たいなあ。救急車のサイレンでご近所に迷惑かけるのも嫌だし...。

近くの大学病院に電話したら「最近小児科医が足りなくて。病棟といっしょの先生なので、待ち時間がとても長くなります。他の病院を
紹介しますね」と家からそれほど遠くない病院の電話番号を教えてくれました。


え、今度はウサギ!?

病院の待合室でも、また緑色の胃液をはいていました。あまり出るものがなくて、苦しそう。
でも、青ざめていた顔に、少し赤味がでてきたかも?

はっとここまで書いて気づきました...こういうこと、あんまり事細かく書くもんじゃ、
ないですよね...。失礼いたしました。
やや鈍くなっていたかも、しれません。

というのは、この3日間、「トレインスポッティング」の原作者アーヴィン・ウエルシュと、映画化された彼の他の小説「フィルス」の監督の
取材通訳をしていたのです。



映画「フィルス」のポスター。

仕事の準備というか復習もかねて「トレインスポッティング」のDVDを10何年ぶりに見たのですが、冒頭のシーンからちょっとしたところに、過激に超汚い
トイレシーンがあります。「フィルス」はスタイリッシュでクールな映像ではありますが、やっぱり汚いし、えげつないし、
ヤバいシーンがたくさんあります。

いや、とてもかっこいい映画ですし、ぐっとくるところもあり、泣いたり笑ったり、切なくなったり、怖くなったり、
ダークなコメディで、スリルもサスペンスもドラマもあり、と、お勧めしたい映画ではあるのですよ。

そして原作者も監督も、予想を裏切る(?)いたっておだやかで、協力的な方々で、いっしょにいて楽しくお仕事させていただきましたが、
やっぱり話の内容は映画のことなので「あのゲロシーンはね」とか「おならなんだけど」
といった話もけっこうでてくる(笑)。

まあ、でもそういう映画だから、と1日の仕事を終えて、切り替えたつもりで家に帰ったら、
あらら、我が家の中もトレインスポッティングというかフィルス状態!?
あまりにも強烈な映画なので、もしかしたらシンクロが起こってしまった!!??


ちょっと怖いかも...

結局、娘の嘔吐は、ウィルス性の胃腸炎で、要するに保育園でウィルスもらってきちゃったようです。
嘔吐とか下痢で、ウィルスができるのを待つしかない、そうです。
とりあえずは吐き気止めの座薬だけもらって帰宅しました。

帰宅してまた数度、そして朝起きて、もう一回戻しましたが、元気にはなってきたようです。
どうにか大丈夫だろう、と思いながら、また「フィルス」の取材へ。


右から2番目がアーヴィン・ウエルシュさん。

「だいぶ落ち着いてきたよ」という夫からのメッセージをみて、ちょっと安心した気持ちで
帰宅しました。

そして、数時間後。今度は夫が「なんか気持ち悪い。もしかしたらうつったのかも?」
さすがに子供ではないので、自分でちゃんと処理はしていましたが、かなりの嘔吐、そして下痢の様子。

今日は何も入っていない日だったので、ここ最近通っている耳鼻科ではなくて、祖母から娘まで
親子4代でお世話になっているファミリードクター的な先生のクリニックに行きました。

やはり娘のウィルスがうつったらしい。ウィルスに直接効くクスリはないので、自力で抗体を
作るのを待つしかないそうです。下痢も無理にとめるよりは、どんどん出してしまった方がいい。
ただ水分補給だけはしっかりしてください、とのこと。


ぶーらぶら。

「フィルス」の原作者、監督の通訳はもう終わりました。
ということで、シンクロ状態もすぐに終わるのでは、というか、終わってほしい!