アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

チャンピオンの謙虚さ

2013-08-16 13:39:24 | 日記
ひさびさにビクラムヨガに行って来ました。


娘もひさびさの、ヨガの託児サービス

6月に風邪を引き、そのあと何度かヨガにいったら、毎度悪化するので、恐ろしくなってしばらくお休みしていました。
そのあと、私の体調もよくなかったし、娘も中耳炎やら発熱やらで、7月いっぱい、なんとなく病気がち。
朝晩は10度前後ですが、日中は20度を越える日々が続き、体調もどうやら落ち着いてきたようだし、珍しく
今朝はすっきり起きたので、ヨガに行きたい、と思ったのです。


託児サービス用Tシャツ、かなりぶかぶか。

思ったよりも体は固くなっていなくて安心。ただ、太ももの筋肉がかなり落ちていて、片足立ちのポーズだとかなりぐらつきます。
右膝の半月板にヒビがはいっていて、たまに痛みます。今日もクラスの間、ちょっと痛くなっちゃった。同時に太ももの筋肉も
けいれんしていた(笑)。

ま、1ヶ月ちょっとお休みしていたから仕方ないよね。柔軟性がそれほど失われいなくてよかった~。


こっち~!

同じクラスに、前に見かけた、ニューサウスウエールズ州のヨガチャンピオンがいました。時々見かける、インド系の、
手足の長い美人です。ここのビクラムヨガスタジオで臨時講師もしていました。
「あ、あなた、もしかしてオーストラリアチャンピオンのXXXさん?!」
先生がいきなり、そのインド系の女性でなく、私の斜め前にいた、金髪の小柄な女性に話しかけました。
「...はい...」


頭だけ、プリンセス。

へえ、このクラスに、他にもチャンピオン、というか、もっとすごいチャンピオンがいたんだ~。
声をかけられた女性は、一見、大人しいティーンエイジャーのような、でもよく見ると、20代だか30代前半らしき、静かなたたずまいの、
小鳥のようなかわいらしい女性です。オージーなのか、イギリス人なのか、いずれにしてもかなり小柄で、存在感も薄い(笑)。
「彼女は、オーストラリア全土の、ビクラムヨガチャンピオンなんです。なんで黙ってるの?言ってくれればいいのに!」と先生。
「...友達にもいってないので...」蚊の鳴くような声のチャンピオン。


近くのビーチ。

彼女はサーファーで、なんとか、かんとか。途中から他の生徒がいろいろ言ってましたが、訛りがきつくてわからなかった(笑)。
またクラスが再開され、みんな黙々とポーズをとります。終わってからシャワーを浴びている最中に、他の人たちのいろんなおしゃべりが
聞こえる。チャンピオンはすでにいませんでした。

能ある鷹は爪を隠す、という言葉を久々に思い出しました。最近、流行らない美徳かもしれません。実際、私も忘れていましたし!
もちろん、一瞬見ただけの印象なので、実際このチャンピオンがどんな人か、わかりません。
それでも、あえて印象だけで言うと、今日のクラスの先生がいっていた、「ビクラムヨガを続けると、自分を信じること、自己鍛錬、自己コントロール、忍耐などが身に付く」
を体現しているような人。




インドのあるグルの信奉者で、「目覚めた」と言われる人のブログを思い出しました。
「目覚めた、と言われる人たちの共通点は、謙虚さ」というような事が書いてありました。
繰り返しますが、このチャンピオンが、どんな人かはわかりません。
でも、何事でもあるレベルに達した人のもつ、謙虚さは、もっているんじゃないかなあ、と勝手に想像しています。

そして、静かな佇まいって、いいなあ、と反省もこめて、思いました。