今日は亡き父の命日だった。ちょうど10年前の朝、サンディエゴで弟から父の急逝を知らせる電話を受けた。25年過ごしたサイパンを離れた後の半年間を、父母の暮らしの様子を確かめようと、フェルマとメグと離れて故郷の八王子で過ごし…、元気だし、まだまだ大丈夫だな…と思って、サンディエゴへ発ったけど…、わずか1年後の信じられない出来事だった。「お前は、自分のやりたいことをやれ!」と、いつも励ましてくれた最大の理解者を失って、サンディエゴへ戻っても、しばらくの間は立ち直れなかった…。早いもので、もうあれから10年もの月日が経ったんだなぁ…。よく晴れた今日、ちょうど休みだったから、車を借りて母とメグと墓参りに行ってきた。
写真は、昨日のガーラ湯沢駅。降雪中はスプリンクラーで線路に水を撒いて、積雪を防いでいるんだろう様子を初めて見た。太陽を見ることなく一日中雪が降って、積もっている雪の上に、更に雪が積もる雪国の姿を目の当たりにしたような気がする。帰りの新幹線では、群馬県にさしかかると、雪は全く無くなって、晴れた空に陽の光が眩しかった。