銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ダーク・シャドウ

2017-02-19 00:06:27 | た行
今宵は2012年制作の「ダーク・シャドウ」!
60年代に放映されていたソープオペラを基にティム・バートンとジョニー・デップが8回目のタッグを組んで描いたダーク・ファンタジー。魔女によりヴァンパイアにされた男が、200年ぶりに復活し、自分の末裔の行く末と魔女への復讐を描いた作品。J・デップが今までのヴァンパイアのイメージを一新する演技を披露。

イギリスからアメリカに移住し、水産業で成功したコリンズ家に生まれたバーナバス(J)は、魔女アンジェリーク(エヴァ・グリーン)によって、恋人のジョゼット(ベラ・ヒースコート)を死に追いやられ、自身はヴァンパイアにされてしまったうえ、生き埋めにされてします。200年後、埋められた周辺で工事が行われ、ふとした偶然で棺桶が発掘される。そして、彼は眠りから目覚めたのだが……という前振り。

切なく楽しく、泣かせて笑わせる、そんなアイディアが盛り込まれた作品で、一気に観られる。なんだかんだで、J・デップって、やはり凄い。そして、ティムも。この2人が組んでいたら、全てがアタリという訳じゃないけど、大外れは無いね。ベラ・ヒースコートがジョゼットとヴィクトリアの一人二役を務めていて、どちらの姿もなかなか良い感じ。最後の最後にティムからの「かーちゃん(ヘレナ・ボナム・カーター)が一番!」と言いたげなオチもあり、充分楽しめた。
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