銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

コンフェッション

2017-02-13 00:08:58 | か行
今宵は2002年制作の「コンフェッション」!
初回限定アウターケース仕様。
60-80年代の米国TV業界で活躍した著名なプロデューサーのチャック・バリスの自伝を原作とし、ジョージ・クルーニーが初監督した作品で、昼はTVプロデューサーで、夜はCIA配下の殺し屋という、奇想天外な人生を歩んだチャックの半生を描いた作品。年代ごとに映像を変化させることに重点が置かれ、単に風景や服装だけで時代を表現していない作りになっている。

これからはテレビの時代が来ると考えたチャック(サム・ロックウェル)は、テレビ局に自前の企画を持ち込むがなかなか採用されないでいた。そんなチャックにCIAを名乗る男ジム・バード(J・クルーニー)が近づき、愛国者として合衆国に邪魔な人物を排除する暗殺者の仕事をしないかと声を掛けてきた。二つ返事でOKし、暗殺者の訓練に参加して自宅に戻ったチャックに企画採用の連絡が入り有頂天になったところへ、ジムからも暗殺の仕事が入り……という導入。

自伝とは言え、33人も暗殺したというホラに近い話をホラとして扱うわけでも、真実として扱うわけでもなく、グレーゾーンっぽく描いていて、飽きずに観られるが、ここといって山場があるわけでもなく、なんとなく終わってしまった気がする。アメリカならかつて見たことのある番組を扱っているので受けると思うが日本だとなぁ、という感じかな。J・クルーニーの力なのか、ジュリア・ロバーツを脇役で使ったり、ブラッド・ピッドやマット・デイモンがカメオ出演したりしていて、オーシャンズ11の流れか?とか思ったりしてw

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