今宵は2006年制作の「トゥモロー・ワールド (PREMIUM EDITION)」!
初回限定アウターケース仕様。
人類に子どもが誕生しなくなって既に18年が経過した近未来(2027年)、このままでは人類は滅亡するしかない状況下で灯された一つの希望を描いたアクション大作。原作は、英国作家界の女王P.D.ジェイムズの大ベストセラー小説で、女性の不妊化という人類存亡に関わる出来事を軸にして、世界各国の現代社会が抱えているテロ、不法移民、貧富の差、弱者切捨て政策といった伏線で練り上げた奥の深い作品。
子どもの誕生が途絶えて18年、人類は滅亡への坂を転げ落ち始めていた。そんな中、人類の行く末にも自分のこれからにも興味の無い男セオ(クライヴ・オーエン)は、反政府地下組織フィッシュに拉致されてしまう。そのフィッシュのアジトでセオを待っていたのは20年ぶりに会う元妻のジュリアン(ジュリアン・ムーア)であった。ジュリアンは、セオを利用してある少女をヒューマン・プロジェクトという世界的規模の組織に引き渡そうと画策していて……という導入。
アクションと言えばアクションなのだが、いまひとつパッとしない何処にでも居るような無気力な男が主人公なので、緊張感の中に空虚を感じさせたり、市街戦とか凄い激しい映像なのにちょっと抜けたところを見せたりという演出でどうも入り込めなかった気がするが、展開にスピード感はあるので飽きずに観ることはできる。未来への希望を守る姿は良いけれど、メインとなる何故不妊が蔓延したのか、何故奇跡は起こったのか、が語られていない(聞き取れていないのかも……)のが消化不良気味かな。
初回限定アウターケース仕様。
人類に子どもが誕生しなくなって既に18年が経過した近未来(2027年)、このままでは人類は滅亡するしかない状況下で灯された一つの希望を描いたアクション大作。原作は、英国作家界の女王P.D.ジェイムズの大ベストセラー小説で、女性の不妊化という人類存亡に関わる出来事を軸にして、世界各国の現代社会が抱えているテロ、不法移民、貧富の差、弱者切捨て政策といった伏線で練り上げた奥の深い作品。
子どもの誕生が途絶えて18年、人類は滅亡への坂を転げ落ち始めていた。そんな中、人類の行く末にも自分のこれからにも興味の無い男セオ(クライヴ・オーエン)は、反政府地下組織フィッシュに拉致されてしまう。そのフィッシュのアジトでセオを待っていたのは20年ぶりに会う元妻のジュリアン(ジュリアン・ムーア)であった。ジュリアンは、セオを利用してある少女をヒューマン・プロジェクトという世界的規模の組織に引き渡そうと画策していて……という導入。
アクションと言えばアクションなのだが、いまひとつパッとしない何処にでも居るような無気力な男が主人公なので、緊張感の中に空虚を感じさせたり、市街戦とか凄い激しい映像なのにちょっと抜けたところを見せたりという演出でどうも入り込めなかった気がするが、展開にスピード感はあるので飽きずに観ることはできる。未来への希望を守る姿は良いけれど、メインとなる何故不妊が蔓延したのか、何故奇跡は起こったのか、が語られていない(聞き取れていないのかも……)のが消化不良気味かな。