美山の森から ~原村移住計画の記録と山遊び~

やっと理想の土地を手に入れました。
長年の夢だった森の中の暮らしの実現まであと少し…かな?

寿命…

2009-08-05 | BIKE
今回はリーガ・エスパニョーラの話題から、またレアルが銀河系軍団再びとばかりに大きな補強をしました。
C・ロナウド、カカに続いて、プレミアのリヴァプールからシャビ・アロンソを獲得したそうで。
移籍金は公表されてはいないものの、一説には3000万ユーロ(約41億円)を超えるのではないかと言われています。

これで今シーズンレアルが補強につぎ込んだ総額は2億5000万ユーロ、日本円にすると340億円を超える金額。
ペレス氏が再び会長に就いたとたんにこれだけの大型補強、いくら本業(建設業大手)が好調だといってもねぇ。
もちろんスポンサーもあるんでしょうけど、銀行もよく貸したなぁと思いますよね。

果たして今シーズンの成績は…?



さて、今回はとっても久し振りのBikeネタ。
いきなりタイトルに「寿命」なんて書いてあると、何事かと思う人もいたりしたかも。
全然そういう話ではなくて、「寿命がきた」のはコイツ!



90年代の一番いい時の「YETI A.R.C.」です。
当時やたら高くてねぇ(今じゃちょっと言えない位)、ある程度なら十分レースでも使える完成車が買える位。
でもどうしてもこの色と作りに惚れて手に入れて、ずっと一番の「お気に入り」だったんですが。

確か何か雑誌か書籍の取材のためにしばらくお世話になっていたSHOPに預けておいて。
引き取りに行って車に積んで帰って来て降ろしてからもしばらくそのままだったんですが。
ある日そういえば久し振りに「乗ってみよう」と思い、出してきてみると少々シートが低い。



?と思いながらもシートを上げようと工具を取り出してボルトを緩めようとしたら…
なんと!こんな所に、しかもとっても大きな「クラック」が入っているじゃありませんか?
そうです、アルミの唯一の弱点とも言うべき、経年劣化による「クラック」です。

特にこの「A.R.C.」に使われているEASTON製のアルミパイプは硬くて有名。
硬いからこその走りのよさと相反するように、素材自体の硬化が破断の原因にもなりやすいわけで。
特にこういうシートをクランプするような構造の場所は、応力が集中しますからねぇ。

だいたいこの頃の「YETI」や「KLEIN」はシートクランプの周りに「クラック」が入りやすくて。
やはり以前所有していた90年製の「KLEIN ADROIT」も割れたので、仕方なく「切って」乗ってたことも。
まぁ、それは「KLEIN」だから出来たことで…

これも一応溶接してとりあえず乗れるようにだけはする、と言う案もあったんですけどねぇ。
色々リスキーな部分でもあるし、何よりオリジナルの塗装が火が入った部分は焼けてしまうわけで。
結局修復は断念したものの、思い入れが強過ぎて捨てるに捨てられず…自転車部屋の片隅でオブジェと化しています。

でもね、結局はその思い入れの強さがこんなの作らせることになってしまったわけで。
まぁ、形はたまたま元の図面がクリスのところに残ってたからなんですけど。
なんと言ってもこの「ステルス・グレー」のオリジナルカラーがね、堪らんのですわ。

それにしても10年ちょっとの寿命でしたね…惜しいです、ホント。



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