今日は涼しいと言うより「寒い」ような一日でしたね。
原村の最高気温は12度台、練馬は17度台だったそうです。
さすがにこの雨で山の上では雪になっている所もあるかも知れませんね。
そんな雨の中御殿場の富士スピードウエイでは、30年ぶりにF1の日本グランプリが開催されました。
そうです、1976年のあの雨の中星野(一義)や長谷見が出場した富士の日本グランプリ。
翌77年には事故でコースアウトしたジル・ヴィルヌーブの車が立ち入り禁止地域にいた観客を巻き込んだ死亡事故が起きたためにカレンダーから消えてしまった富士の日本グランプリ。
その後87年に鈴鹿が20年の開催権を獲得し昨年まで「SUZUKA」が日本グランプリの開催地でした。
その日本グランプリが富士に帰ってきました。
富士と言えば30度バンク。
元々オーバルコースを予定していた富士の名物であり代名詞であった30度バンクも、
74年のグラチャン(富士グランドチャンピオンレース)での風戸裕・鈴木誠一選手の死亡事故により使われることがなくなり今は一部がモニュメントとして残されています。
その後6キロのフルコースではなく4.3キロのショートコースがメインコースとして使われて来ましたが、2000年にトヨタが買収し2003年からコースを改修し今の形に生まれ変わりました。
そして30年ぶりのF1開催になったのです。
あれから30年で日本のモータースポーツ事情も大きく変化をしました。
当時は暴走族を助長するなどといわれ、廃止の危機もあったサーキットでもあります。
しかし中島悟・鈴木亜久里両選手のF1フルタイム参戦を皮切りに、HONDAのセナ・プロ対決など注目を集めました。
バブル景気もあってモータースポーツが広く浸透した時期でもありました。
そして巡り巡って雨の富士です。
初めての開催も大雨の中なら新生富士の初開催も大雨。
なんとF1では異例とも言えるペースカー先導によるローリングスタートとなりました。
結果に関してはニュースなどでも報道されていますので何も言いません。
この20年ほどでF1を含めたモータースポーツの安全性は飛躍的に高まりました。
多少のクラッシュどころか見た目にも危ない状況でもドライバーに深刻なダメージを与えないほどになりました。
テクノロジーは進化しているのです。
しかし文化としてはどうなのでしょうか?
自動車の歴史100余年に日本は30数年ほどで追い付き追い越そうとまでしています。
しかしいまだに文化としてのモータリゼーションやモータースポーツは追い付くどころかますます差が広がっているように感じます。
その他の欧米の文化にも追い付くことすら出来ないでいるのは何故でしょうか?
国民性の違いだけではない何かがあるのでしょうか?
折りしも来年の秋から首都高の「距離別料金導入」と言う動きがある。
それも距離別料金が適用されるのはETC導入車のみで、ETCを付けていなければ一律最高料金でと言うことらしい。
なんとも利用者を馬鹿にした話ではないか。
元々入り口にしか料金所がなかった首都高なので出口での料金収受が出来ないのは当たり前の話。
それでも料金収入を上げるために距離別料金を導入したい。
だからETCを付けなさいというのは本末転倒ではないのか?
まさに差別の象徴である。
ETCを付けていない車は首都高には乗るなといっているようなものだ。
道路行政は何を考えているのだろう?
ETC自体も政治家と業者、行政と業界の癒着の果ての産物。
料金の割引と言う餌で利用者を釣り大きな利権を作り上げているのである。
これでは自動車文化が欧米と肩を並べるのは不可能な話。
グランプリ前にインタビューを受けていたF1最高責任者のバーニー・エクレストンが言っていた。
「東京ディズニーランド周辺やお台場での公道レースの開催の可能性も含めてこれからの日本での開催を…」
なんとも皮肉な話かもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/3b/984d26f8a3d4ae1052349bc6283d7bb0.jpg)
これはトォサンのお気に入りの「クラッシュ」と言う本。
レーシングドライバーであった太田哲也選手は1998年の5月、改修前の富士の全日本GT選手権第2戦で雨の中のローリングスタート時に事故にあい全身火傷の大怪我を負う。
72時間の命と言われた重度の火傷とその後の手術リハビリを乗り越えてゆくドキュメントです。
事故の模様はYouTubeでも紹介されています。
テレビ朝日も当時はこの事故を追いかけてドキュメンタリー番組を制作していました。
『今日の山猿君』
一応熱は下がったらしい。
と言っても、まだ平熱よりは少し高め。
もう少し大人しくしていてもらいましょう。
せっかく明日の「都民の日」は前回のリベンジで井の頭動物園に行こうと思ってたんですけど。
まぁ、お天気も悪そうだし。
また次回と言うことで…
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原村の最高気温は12度台、練馬は17度台だったそうです。
さすがにこの雨で山の上では雪になっている所もあるかも知れませんね。
そんな雨の中御殿場の富士スピードウエイでは、30年ぶりにF1の日本グランプリが開催されました。
そうです、1976年のあの雨の中星野(一義)や長谷見が出場した富士の日本グランプリ。
翌77年には事故でコースアウトしたジル・ヴィルヌーブの車が立ち入り禁止地域にいた観客を巻き込んだ死亡事故が起きたためにカレンダーから消えてしまった富士の日本グランプリ。
その後87年に鈴鹿が20年の開催権を獲得し昨年まで「SUZUKA」が日本グランプリの開催地でした。
その日本グランプリが富士に帰ってきました。
富士と言えば30度バンク。
元々オーバルコースを予定していた富士の名物であり代名詞であった30度バンクも、
74年のグラチャン(富士グランドチャンピオンレース)での風戸裕・鈴木誠一選手の死亡事故により使われることがなくなり今は一部がモニュメントとして残されています。
その後6キロのフルコースではなく4.3キロのショートコースがメインコースとして使われて来ましたが、2000年にトヨタが買収し2003年からコースを改修し今の形に生まれ変わりました。
そして30年ぶりのF1開催になったのです。
あれから30年で日本のモータースポーツ事情も大きく変化をしました。
当時は暴走族を助長するなどといわれ、廃止の危機もあったサーキットでもあります。
しかし中島悟・鈴木亜久里両選手のF1フルタイム参戦を皮切りに、HONDAのセナ・プロ対決など注目を集めました。
バブル景気もあってモータースポーツが広く浸透した時期でもありました。
そして巡り巡って雨の富士です。
初めての開催も大雨の中なら新生富士の初開催も大雨。
なんとF1では異例とも言えるペースカー先導によるローリングスタートとなりました。
結果に関してはニュースなどでも報道されていますので何も言いません。
この20年ほどでF1を含めたモータースポーツの安全性は飛躍的に高まりました。
多少のクラッシュどころか見た目にも危ない状況でもドライバーに深刻なダメージを与えないほどになりました。
テクノロジーは進化しているのです。
しかし文化としてはどうなのでしょうか?
自動車の歴史100余年に日本は30数年ほどで追い付き追い越そうとまでしています。
しかしいまだに文化としてのモータリゼーションやモータースポーツは追い付くどころかますます差が広がっているように感じます。
その他の欧米の文化にも追い付くことすら出来ないでいるのは何故でしょうか?
国民性の違いだけではない何かがあるのでしょうか?
折りしも来年の秋から首都高の「距離別料金導入」と言う動きがある。
それも距離別料金が適用されるのはETC導入車のみで、ETCを付けていなければ一律最高料金でと言うことらしい。
なんとも利用者を馬鹿にした話ではないか。
元々入り口にしか料金所がなかった首都高なので出口での料金収受が出来ないのは当たり前の話。
それでも料金収入を上げるために距離別料金を導入したい。
だからETCを付けなさいというのは本末転倒ではないのか?
まさに差別の象徴である。
ETCを付けていない車は首都高には乗るなといっているようなものだ。
道路行政は何を考えているのだろう?
ETC自体も政治家と業者、行政と業界の癒着の果ての産物。
料金の割引と言う餌で利用者を釣り大きな利権を作り上げているのである。
これでは自動車文化が欧米と肩を並べるのは不可能な話。
グランプリ前にインタビューを受けていたF1最高責任者のバーニー・エクレストンが言っていた。
「東京ディズニーランド周辺やお台場での公道レースの開催の可能性も含めてこれからの日本での開催を…」
なんとも皮肉な話かもしれない。
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これはトォサンのお気に入りの「クラッシュ」と言う本。
レーシングドライバーであった太田哲也選手は1998年の5月、改修前の富士の全日本GT選手権第2戦で雨の中のローリングスタート時に事故にあい全身火傷の大怪我を負う。
72時間の命と言われた重度の火傷とその後の手術リハビリを乗り越えてゆくドキュメントです。
事故の模様はYouTubeでも紹介されています。
テレビ朝日も当時はこの事故を追いかけてドキュメンタリー番組を制作していました。
『今日の山猿君』
一応熱は下がったらしい。
と言っても、まだ平熱よりは少し高め。
もう少し大人しくしていてもらいましょう。
せっかく明日の「都民の日」は前回のリベンジで井の頭動物園に行こうと思ってたんですけど。
まぁ、お天気も悪そうだし。
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