飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

はやぶさ2打ち上げ延期と漁業権???

2014-11-30 19:26:31 | うんちく・小ネタ(absurd story)
もうすぐ種子島から、偉業を成し遂げた「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」が打ち上げられようとしている。

実はこの二つの衛星、名前からの印象だと同じ規模の衛星に思われそうだが、まるで大きさが違うもので、初代はやぶさは人が両手で抱えられそうな大きさなのに対し、はやぶさ2はその重量が600キロもある本格的な衛星で、その打ち上げに使用するロケットも、小型で固定燃料を使用する「M-Vロケット」から大型衛星打ち上げ用のH2A型ロケットへと変更(昇格?)されている。

これはおそらく前回のはやぶさの成功が認められ、大幅に予算をとることが認められたんだろうな…。なんて思ってみたりしている。


とにかく今回のはやぶさ2も成功し、多くの貴重なデータをもちかえってきてくれることを希望してやまない。

…。が、すでにその打ち上げが2回も延期されている…。

一回目の打ち上げ予定日の天候もそれほど悪くなかったように思えるのだが、わざわざ更に天候が悪くなりそうな日に変更し、「やっぱりダメでした…。」てな具合に再び打ち上げを変更することになった…。

なんだか不自然な打ち上げ変更なのである。


このことについて、昔その方面でわたしが仕事をしていたとき、ある「噂」をそれなりに信用できるスジから、実は聞いたことがあるのあ
である。

それはどういうものかというと、「漁業権の補償とのからみ…。」だというのである。

詳しく説明しよう。

ロケットを打ち上げるとき、第一段、第二段…。と既に使用し終わった部分を切り離しながら軽量化してロケットは宇宙へと旅立っていくことはみなさんもご承知だと思う。

この切り離された部分のうち、第一段目については実は地球に落下してくる。

これは危険であるため海に落とされるのであるが、そこにもし船がいたら大惨事になってしまうため、JAXAはそこに船が入らないように通達するのであるが、漁船についてはその収入を補償しないといけないのである。

このため、毎年年度の初めにはその漁船の補償のための予算を組んでいるのであるが…。

もしすべての打ち上げが予定通りに進んでしまうと、この漁船のための補償予算が余ってしまうことになる…。

そうなってしまうとお役所の常で、次の年の漁船の補償予算が削られてしまうのである…。

それではマズいので、無理にでも延期して漁船の補償予算を使い切ろうとしているなんてことを聞いたことがあるのである…。

これがもし本当としても、お役所はそんな流れで仕事を進めてしまうところなので致し方がないのかもしれない…。


なにはともあれ、今回のはやぶさ2も是非成功して欲しい!!!



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2 コメント

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Unknown (コォ)
2014-11-30 23:42:22
先日自治会のパークゴルフ大会がありました。バーベキューもセットになってました。
参加人数は少なかったのですが、予算には町からの補助が出ていつるらしい。なのでバーベキューの食材は人数に合わせて買うのではなく予算に合わせて買います。当然食材は大量に余ってしまいました。
魚介はトロ箱単位、肉はkg単位の余りよう。
私たちはそれを大量に持ち帰って家計は大いに助かりました。
この地方ではまだまだ補助と助成の利益誘導型政治が主流です。
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Unknown (みっちゃん)
2014-12-01 21:24:57
行政の予算消化も、うまく利用すれば家計が助かる良い例ですね!(笑)
でも、どうせ余るお金なら無理に使わずに現金で頂戴!?なんて言いたくなりますよね!

税金を払う私たちはお金を節約し、使う行政側は理由をつけて無理に使ってしまう…。

理由は分かっていても、なんとなく納得出来ないですよね!
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