さて、重ね重ね申しますが、今のハング界は変わっていかなければいけないと私は考えてい ます。
それでは、まず、どのように変わっていかなければいけないのか?
それについて、少し述べさせてもらいたいと思います。
まず、以前、わたしはこのブログの中でヨーロッパ旅行をした際体験した、イタリアはバッサノのエリアのことについて紹介させていただきました。
このバッサノエリアは、大変充実した宿泊設備があり、フライトした後のフライヤーにくつろげる空間を提供しており、その設備の良さから、フライヤーのみならず近所の人たちも食事にくるほど、レストランとしてもすばらしいものでした。
つまり、いまの 日本のハングエリアにありがちな「一部のマニアだけが集う特殊な空間」ではなく、「一般の誰もが気持よくいつでも集まれる空間」だったのです。
また、先日ヨーロッパ修行より帰ってきたK野のブログにも、他のエリアでも同じように皆がくつろげる空間があることを述べられており、どうやら、ハング先進国のヨーロッパでは、そのような設備が、バッサノだはなく結構普及していっているようなのです。
この事実は、わたしはこれからの日本のハング界を変えていくうえで非常に大事なことだと考えています。
いままでは、ハングのエリア自体が敷居がたかく、一部の常連だけが居心地のよい空間になっていたではないでしょうか?
そうではなく、これからは、ハング初心者、または、スカイスポーツに興味がある方みなさん、さらに、フライヤーの家族までもが居心地のよい空間を作っていく必要があるのではないでしょうか?
そうしなければ、新しくハングをはじめる人も少なくなり、さらに、現在ハングをやっている人もこの先ハングを続けて行くことが難しくなっていくように私には思えるのです。