飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

薪ストーブの分解、整備!

2019-06-11 20:30:46 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)
8シーズンを焚き終えた我が家の薪ストーブ「アクレイム」。

ハッキリ言って、ウチはかなりハードに使い倒してきたので、中はかなり傷んでいるハズ…。

ということで、今回ちょっと分解して、内部を点検してみました!



まずはウォーミングシェルフやドア類を外します。




既に二次燃焼ボックスがかなりヤバい状態なのが分かります…。

次に四つ角のストーブセメントが割れないように、ストラップでしっかりとストーブ上部を締めこんでおきます。

これをやっておかないと、上下でストーブを挟み込んで形を保っているタイロッドを緩めたとたん、四つ角の

ストーブセメントが割れてしまう可能性があります。


そうなると、ストーブの全分解をして、割れたストーブセメントを直さなければならないことになってしまいます。



タイロッドを緩め、ストーブトップを外します。

ついでに、かなり錆びてしまったタイロッドを外していると…。

バキッ!!



やってしまいました!タイロッドの一本が錆が原因で折れてしまいました。

仕方がありません。新パーツを注文です。


気を取り直して、今度はアッパーファイヤーバックを外しているとき…。

またもやバキッ!



一番折れてほしくないボルトが折れてしまいました…。(涙)

ここは一番厄介です!

折れた個所をドリルで堀り、タップを買ってきて新しくネジを切り直します。

この補修だけで半日かかってしまいました…。



再び気を取り直して、外したアッパーファイヤーバックを点検してみると…。

溶けている…。(汗)



前シーズンでは、ちょっと高めな温度で焚いてみたことや、そもそも8シーズンも焚きまくってしまったことなどが原因でしょう。

金属部品としても、相当熱疲労を受けているハズです。

定規を当てて全体の変形を見てみると、やはり下部が少し沿ってしまっています…。

この先長く使うことを考えると…。やっぱり交換ですね!(結果的に、この部品は思ったほど高くなかったので、交換して正解でした!)


次に、アッパーファイヤーバック下にある二次燃焼ボックスを見てみると…。

もうとっくに「限界」を超えて、「穴」が開いてしまっています…。

「オーマイガー!!」

そーっと取り出したつもりでしたが…。グシャ!!



形が見事に崩れてしまいました!

ネット情報で皆さん10シーズンくらい使っているようなのですが…。

我が家はやはりかなりなハードユーザーであったようです。

ストーブの消耗が、一般の方の倍くらいになってしまっているのでしょうね…。(汗)


やられてしまったパーツ、並びに、内部のボルト類がかなり傷んでいたので、それらをまとめて注文!!


組み立ては次回です!!






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2 コメント

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部品ありがとうございました! (みっちゃん)
2019-06-15 20:05:30
ボルト折れ。やっちゃいました!
前回のオーバーホール時に、耐熱グリスは使っていたはずだったのですが、ちょっと締めすぎたのと、前シーズンは高めの温度で焚いてしまったのが原因では?と、考えています…。反省…。
でも、すごく良い勉強になりました!
トラブルもまた良い経験ですね!
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします!
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やってますねぇ (薪焚亭)
2019-06-15 10:02:52
ボルト折れは心も折れるよね(笑)
耐熱グリスを塗るようになってからは、やらなくなったけど。
10年前までは泣いてた(笑)

二次燃焼室、2年間温存してたのね。
オーバーホール頑張ってください。

って、現場は終わってるのだろうけど(笑)

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