飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

復活した346XP

2018-01-03 14:38:41 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)
二年前に壊れたチェンソー、「ハスクバーナ346XP」が復活いたしました。



これで私は、現在主力で使っている、同ハスクバーナ社の550と、今回復活させた346XP合わせて、最強の薪作りができそうです!


もともと今回修理した346XPは、ネットオークションにて落とした中古品でしたが、二年前にスタータープーリーが壊れてエンジンが始動できなくなりました。

部品を交換すればよいのですが、346XPは既に生産されていなく、中古部品を移植するしかありません。

そこで、同じくネットオークションにて同部品が出てくるのを待っていたのですが…。

人気機種の割にはなかなか出てこず、結局その部品を手に入れるまで二年かかってしまいました…。

先日その部品が送られてきたので、壊れた346XPに装着してみたのですが…。

今度はエンジンがかかりません…。

キャブレターから直接燃料を入れると、入れた分だけは回るので、間違いなく燃料系のトラブルです。

私はこの時、二年も回していなかったので、キャブレターが詰まってしまっていると考えました。

自分で分解して掃除してもよいのですが、掃除にはエアーガンが必要だし、ここはプロに託したほうが修理が早いのではと考えたのですが…。

以前より「持ち込み」でも修理してくれると聞いていたチェーンソーの修理屋さんに行ったところ、ちょっと耳の遠いおじいちゃんが出てきました。

私は、症状と怪しそうな箇所を話して、「おそらくキャブレターの清掃で大丈夫だと思います。」と、お伝えしたのですが…。

なんか…。

話が伝わっていなかったようで…。

結局、違う部品を交換した上に、「修理できませんでした」ということで、部品代、修理工賃だけお支払いし、直らないまま346XPは帰ってきてしまいました…。



まあ、正月は時間ができそうだし、ダメもとで修理してみようかと、先日この346XPを分解したのですが…。

やはり、私のところではエアーガンがないため、キャブレターの清掃は十分には出来ません。

と、ここでアイデアが…。

キャブレターに直接燃料を注ぎ続けていれば、ひょっとしたら、エンジンの作る「負圧」で、詰まりが解消するのでは?


そう考えて、燃料タンクにも少し燃料を入れて、キャブレターにも少し燃料を入れようとしたところ…。

燃料ホースから燃料がボトボト…。

原因が分かりました。燃料ホースの穴です!

これでは燃料がキャブレターに行かず、エンジンがかかるわけがありません。

おじいちゃ~ん、気が付いてよ!


応急処置で何とか直す方法はないかと考えてみたところ…。

「!」。

ヒートチューブがあったはずです。

早速ヒートチューブを適当な長さにカットして、燃料ホースにかぶせ、ドライヤーをあててホースの穴を覆ってしまいます。




エンジンがかかりました!

フケもよく、すごく調子がよいではありませんか!

さんざんキャブレターがいじられていたようなので、キャブの再調整をすかさず行います。

問題が解決しました!

今回不調の原因となった燃料ホースは、消耗品であるためか、現在でも手に入るので、これは後にネットで注文を入れることにしました。

燃料ホースの交換はちょっと面倒なのですが、さらに346XPの分解を進めて、燃料ホースの交換手順も確認してみました。

これなら何とか自分でも交換できそうです。


これで我が家には、実働のハスクバーナチェンソーが二台になりました!

メインで使っている550は、とにかく力があり、切るのが早いのですが…。

エンジンの再始動に難があり、一度止めると、エンジンがなかなかかからないことがあります。

しかし、今回346XPも復活させることができたので、二台体制で臨めば、薪作りも安心です。


もともと550は346XPの後継機でもあるため、共通部品も多く、現場で融通がききそうで、さらに安心です。

このシーズン、この二台のハスクバーナで薪作りが出来ることが、楽しみで仕方ありません。







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