薪ストーブって、夏の間はほったらかし!なんて思っていませんか?
実は、薪ストーブは夏の間、油断できないことがあるんです。
↑これ、薪ストーブに出てきた錆です。
薪ストーブにもよるのですが、特にウチのように鋳鉄で出来た薪ストーブは、どうしても錆が出やすいのです!
薪ストーブにもいろいろとあり、琺瑯仕上げや石で出来たものなどは、その表面は錆ることはありません(内部は錆るので、使わない夏場などは油を塗っておいたほうが良い)。
しかし、鋳鉄むき出しのウチのようなストーブは、油断すると結構錆が出てきます。
「じゃ、なぜ鋳鉄むき出しの薪ストーブがあるの?」と、疑問を持たれる方も多いと思います。
その理由は…。
鋳鉄むき出しのストーブは、鉄製薪ストーブの中では一番暖かいのです!
加えて、ストーブポリッシュなどでこまめに磨いて手入れをすれば、ちょっと浮いたくらいの錆ならばすぐに取れてくれ、いつまでも美しく保つことができます。
むしろ、ストーブポリッシュで磨き続けると、なかなか渋い味のある色へと変わっていくのです!
これが、例えば琺瑯を施したストーブの場合、表面の錆は発生せず手入れも簡単なのですが…。
一度琺瑯に傷をつけると、完全にはそれを直すことができず、補修材はあるのですが、どうしても後が残ってしまいます。
実は、私は鋳鉄が大好きです。
鉄なのに温かみを感じる、どこか懐かしい雰囲気が気に行っています。
また、鋳鉄から発せられる熱は、遠赤外線を多く含んでいるため、体の芯まで温めてくれる、とても心地よい暖かさなのです。
そんな理由で、私は手入れが少々必要でも、この鋳鉄製の薪ストーブが大変気に行っています。
錆が出るならば磨けばいいだけの話…。
むしろ、磨き続けることで、ストーブの色にも味が出てきて、そして、何よりもストーブに愛着が湧いてきます。
そんな理由で、私は夏の間もせっせと薪ストーブを磨いているのです!