煙突掃除は、薪ストーブを楽しむうえでは必要不可欠のメンテナンスです。
この煙突掃除。多くの方は「煤で煙突が詰まるから…。」そう、思われているようですが…。
厳密にいうと、コレ、違うんです!
今夜はそんなお話をしてみます!
そもそもなんですが…。
煤で煙突が詰まるような、薪ストーブの扱い方をすること自体…。
薪ストーバーとしては失格です!!
そんな間違えた焚き方をしていたら、煙道火災になってしまいます!
ちゃんとした焚き方をしていれば、煙突が詰まるほど煤は出ないはずです。
では、煙突掃除の本来の目的って何なんでしょうか?
それは…。
煙突の内壁の温度が高くなるよう、煤を除去し、強いドラフト(吸い上げ)を得られるようにするためです。
煤って意外と断熱効果があるため、これが、煙突が温まることを邪魔してしまうんですね!
煤をきちんと取ってあげれば、煙突内壁も温まりやすくなり、それにより強いドラフトが発生し、薪ストーブが調子
よく燃えるんです。
だから…。
煙突掃除が必要なんですね!
コレ、意外と敏感で、少~し煤が煙突についているだけでも、それなりにドラフトが弱くなってしまいます。
これは、我が家の今日の煙突トップの煤の状態…。
この程度ならば、まだストーブの燃焼にそれほど影響はありませんが…。
もう少し煤が付着した程度でも、明らかに薪ストーブの燃え方が悪くなってしまいます。
このように、煙突掃除の本来の目的って…。
煙突内壁が、常にきれいな状態を維持して、煙突が温まりやすくなるようにし、強いドラフトを得るようにすること
が目的なんですね!
煙突って、車に例えると、いわば「エンジン」。
エンジンが正常でなければ、パワーが出ないため、薪ストーブも正常に燃焼しなくなるんです。
だからこそ、マメな煙突掃除が必要なんです!