どうやら栄養管理室がブログ寄稿に燃えているようです。ありがたやありがたや。
そんなわけで、またまた栄養管理室から原稿をもらいました。
前回に引き続き、今回も学問的な話題を提供します。
3月20日(金)、福井県越前市で開催された「第38回福井NST研修会」に参加しました。今回は、「回復期リハ病棟におけるNST活動の現状」「美味しい病院食を提供するために」「誤嚥性肺炎※の予防と食事」と、いずれも栄養管理室の業務には大切な講演内容でした。
※誤嚥…食べ物や飲み物が、誤って気管や気管支などの気道に入る事
※誤嚥性肺炎…「誤嚥」をきっかけに、細菌が唾液や胃液と一緒に肺に流れこみ生じる肺炎
つい先日、当院でも「摂食・嚥下について」をテーマに、NST勉強会を開催したところですので、記憶の新しいうちに更に色々な情報を取り入れに行ってきました。
内容は、非常に分かりやすくまとめられていて、
「リハビリを効率よく進めるにはしっかりとした栄養が必要であること」
「病院給食は見た目も大事で、食事を食べてもらって初めて栄養摂取となること」
「安全に食事を食べてもらうためには、軟らかく炊く、トロミを付ける等の食形態に気を付ける事はもちろん、食事中の姿勢の保持や、食事が安全に飲みこめているかの確認、食後の口腔ケアなど、食事を用意して患者さんが食べるまでの間に多くのスタッフが関わること」
など、改めてチーム医療の大切さを認識させられました。
今回の研修会で得た情報をしっかりと身に付け、医療スタッフ一丸となって、入院患者さんの栄養サポートに貢献できるよう、日々努力してまいりたいと思います。
…と、少し固い話になってしまったので、ここで少し和らぐような話題を。(何気に構成に気を使っているアピール)
「水仙」は福井県の花であり、「日本海の厳しい寒さ・風雪に耐えて咲く水仙の忍耐強さが県民性にも通ずる」と紹介されています。
上の写真は、あわら近辺で撮れた水仙の写真です。(撮影:栄養管理室T)←快晴の空に向かって元気よく咲いている様が伝わってくる写真です。
春の陽気がすぐそこまで近づいていますね…とまとめようと思ったら、今週からの厳しい寒波に震える日々を過ごしておりまして…。
「水仙」の様に、寒さに耐え抜く強さを見習いたいです。
― 栄養管理室 U ―
と、今週はじめの寒さについてのUさんのコメントを無にするように、暖かくなった25日に記事掲載をする、要領の悪い編集委員Yなのでした。
あわら病院は今日も元気です。
北潟では梅も咲いています。