旧あわら病院ブログ(2016年度までの軌跡)

福井県の北の端にある「独立行政法人国立病院機構あわら病院」の
2008年11月から2017年3月までの記録です。

栄養管理・栄養食事指導研修会に参加しました。

2016年09月28日 19時16分25秒 | 栄養管理室

9月15日、金津本陣IKOSSAにて開催された「栄養管理・栄養食事指導研修会」を受講しました。
内容は「摂食嚥下機能の低下した方への食事支援」についてでした。

※嚥下(えんげ)…食べ物を「噛む」「送り込む」「飲みこむ」までの一連の動作のこと。

 

講演では、嚥下機能が低下する原因や評価方法、それぞれの摂食嚥下機能にあった食事形態、安全な食べ方の指導などについて説明がありました。

その後、各施設の方々と情報交換をしました。
どの施設も食事に関して似たような課題を抱えていましたが、施設の調理環境なども異なるため対応も様々でした。多くの方々のお話を聞けて、摂食嚥下に関する視野が広がり、非常に有意義な時間となりました。

 

今回の講演会で学んだことを栄養管理室に持ち帰り、患者さんへ安全で美味しい食事をお届け出来るよう努めていきたいと思います。

 

―栄養管理室 Y―

 

栄養管理室からの研修報告を2つ続けて掲載しました。

あわら病院は今日も元気です。


第41回福井NST研究会に参加しました。

2016年09月28日 16時01分52秒 | 栄養管理室

99日、福井県済生会病院で開催された「第41回福井NST研究会」に参加してきました。今回のテーマは「経腸栄養導入時の諸問題」でした。

会の冒頭では経管栄養に関する各病院のアンケート調査の報告があり、やはりどの施設でも経腸栄養において下痢・肺炎のトラブルが多いという結果でした。

パネルディスカッションでは、6つの病院から経腸栄養導入時の取り組みについての紹介があり、その後、質疑応答を通して経腸栄養に関する対策を考えていきました。

また、福井県立病院内科医長 栗山とよ子先生の特別講演では、『経腸栄養管理に伴う合併症~どうして?どうする?~』をテーマに、①カテーテル挿入時、②カテーテル閉塞、③カテーテル先端部の移動、④胃瘻孔周囲のスキントラブル、⑤逆流・肺炎、⑥下痢、⑦脱水、⑧低ナトリウム血症等のトラブル時の、各原因と対策について、理解を深めました。

経腸栄養に関する幅広い知識を学べた研究会でした。今回得た情報を当院に持ち帰り、医療の質の向上に貢献できるよう努めていきたいと思います。

 

―栄養管理室 U


4階病棟入口、真夜中に出会うとびっくりしそう。

2016年09月27日 08時23分02秒 | 看護部

かわいいお客さんが4階病棟の入り口でお出迎え中です (o^^o)

病棟の看護師も、あまりの可愛さに抱きついてしまいました ^_^?

 

― 看護部 F ―

 

あわら病院では今日も素敵な出会いがあります  

(このトト〇もどきは、重心病棟の秋の文化祭で活躍しました。)

 

関係ありませんが、先週末は三国(あわら市の隣)でB1グランプリが開催されていました。
B級グルメが勢ぞろい!で、編集委員Yも食べに行きたかったのですが、三国花火に引き続き所用で行けず。
そして、やはり三国花火の時と同様、25日の夕方の道路は混んでいました。県外ナンバーの車もちらほら見かけました。
以上、福井のニュースでした。(違)


靴のすゝめ ♪

2016年09月14日 13時57分12秒 | リハビリテーション

こんにちは。リハビリテーション科です。

あわら病院リハビリテーション科では、関節リウマチの方や足に悩みのある方にオススメできる『靴』を、スタッフや患者さんとで試し履きを行って、「これだ!」というものを探し続けてきました。(←ちょっと大げさ

 

足の悩みってなに?と思う方。

足のトラブルを抱えている方は意外と多く、次のようなものがあります。


外反母趾、内反小趾、扁平足、開張足、重複趾などの変形

足裏のうおの目、タコなど


このような症状のある方は、今まで履いていた靴では痛みや疲れのため歩きにくかったり、更に症状が悪化する可能性があります。中には靴を履けずに常にサンダル履きという方も。


なので、靴選びはとても大切

市販の靴でも適切なものを選ぶことによって、痛みを軽減するだけでなく、今後の変形の進行予防にもなるのです!

 

当科では以下のポイントを重視し、いくつかの靴を揃えてみました!

ゆったり幅広

土踏まずの支え

かかとのホールド感

靴底のクッション性

踏み返しのしやすさ

 





 中でも一押しの靴は、健常な足のスタッフが履いても、足部にトラブルのある患者さんが履いても「ラク~」「歩きやす~い」と☆5つレベル!
(履きやすさには個人差があり、変形の程度により足に合わない方もいらっしゃいます。)

上記の靴はサンプルとして置いていますので、試し履きもできます。

詳しくはリハビリテーション科まで! 

 

リハビリテーション科にはシューフィッターはいませんが、理学療法士が患者さんの足の状態を評価し、履物だけではなく、中敷きや装具などの説明、変形予防の指導なども行っています。

 

― リハビリテーション科 M ―

 

 

あわら病院は今日も元気です。


市民公開講座を開催します!

2016年09月07日 17時13分09秒 | お知らせ

国立病院機構あわら病院 第1回市民公開講座を開催します!

テーマは「認知症の予防と早期診断」です。

 

日時: 2016年10月8日(土) 14時~15時30分

会場: 北潟公民館 1階集会室(あわら市北潟150-1)

内容:

第1部 「認知症の早期診断の重要性」 桒田敦(あわら病院老年科長・福井県認知症サポート医)

第2部 「運動で認知症予防」 山口まゆみ(あわら病院主任理学療法士)

     「家族が認知症! あなたならどう関わる」 あわら病院 認知症担当看護師チーム

 

参加は無料です。予約も不要です。

 

お問い合わせ: あわら病院地域医療連携室(田村) ℡: 0776-79-1211(代表)

ぜひとも皆さん、お話を聞きにいらしてください。