旧あわら病院ブログ(2016年度までの軌跡)

福井県の北の端にある「独立行政法人国立病院機構あわら病院」の
2008年11月から2017年3月までの記録です。

あわら病院工事便り…series3

2011年06月15日 22時10分48秒 | Weblog

最近のあわら病院では、病院屋上を越えて高々と、大型クレーン車が、その存在を自己主張しています。



青空に赤と白のコントラストが映えますね。

思わず写真を撮りましたよ。(T医師)

クレーンは45mの高さまで伸びるそうです。



 

基礎工事です。

遺跡の発掘調査みたいですね。(T医師)






現在、配筋工事中です。
病院の屋台骨となるので、数を間違えないで下さい。(←失礼な!

この後、コンクリートを流し込みます。

 



梅雨で工事に影響が出ないか心配ですが、工事現場の皆さん熱中症にお気をつけ下さい。

 



おまけ

昨年のブログでお知らせした「蛍」が今年はすごい! 
群れをなしています。
ぜひ行ってみて下さい。
場所は、あわら病院から「きららの丘」の手前の電工掲示板を目印にして、電光掲示板の手前に左へ入る道があります。そのまま道なりにT字路まで進むと疎水があります。そこに生息しています。車のウインカーを仲間と思って健気に応えてくれますよ。

 

― 取材:カメラマンC ―


災害ボランティア活動

2011年06月10日 16時40分10秒 | 様々な取り組み

 先日、災害ボランティア活動に参加したNさんからの投稿です。

 

530日から63日までの間、福井県災害ボランティアセンター連絡会(事務局:福井県総務部男女参画・県民活動課)より、チーム福井(参加者28名)の一員として、ボランティア活動に参加してきました。

活動先である岩手県陸前高田市内は、市街地が津波により破壊され、被災した家屋の瓦礫や自動車の片づけが重機によって行われているところでした。

私たちのボランティアグループは、陸前高田市広田半島で、田んぼや畑の中に散乱している瓦礫や生活用品などの漂流物の回収、家屋内の泥出しや散乱している生活用品の回収、家屋に通じる道路の土砂崩れによる土砂の撤去など、重機では片づけられない場所での仕事を手作業で行いました。

家屋が被災された年輩のご婦人が、マスクを着用しないで私たちと一緒に片づけをしていらっしゃったので、予備のマスクをお渡ししたところ、「ありがとうございます。みんな流されたから何にもないんです。」そして、「遠くから来てくれてありがとう。皆さんに手伝っていただいて本当に助かります。」とお話をされたのが心に残りました。

事前に予想したよりは災害復旧が進んでいない印象で、一歩一歩進めていく必要があることを痛感した活動となりました。

 

【通信員N】

 

 

以下は、チーム福井の活動の様子と、陸前高田市の状況を写した写真です。

 



 Nさんです。





 

 皆で集まって頂いた食事。



津波の破壊跡が、まだ生々しく残っています。

  


 道路標識です。

 打ち上げられた船です。

 

 建物と同じ高さの瓦礫の山です。

 

 重機も入って頑張っています。

 

 仮設住宅も出来ました。

 

 

 

一歩一歩、復興へ向けて皆で歩んでいかなければならないと、編集委員Yも感じます。


ボランティアの皆さま、今年もありがとうございます。

2011年06月08日 15時31分51秒 | 重症心身障害

毎年、夏を迎えるこの時期、あわら市 民生委員のボランティアグループの方々に、重症心身障害児(者)病棟の窓ふきや屋外の除草、縫製の活動などをしていただいています。

今年は531日に30名の方が来てくださいました。

庭の草刈りや窓の清掃、そして病室の畳を上げての清掃など、大変きれいにしていただきました。野趣溢れる病院なので、草刈りや石灰の塗布は防虫にとても助かります。










女性陣には、患者さまの食事用のエプロンや手袋の製作をしていただきました。



現在、新病棟の建築が進んでおり、現在の重症心身障害児(者)病棟とは今年でお別れです。ボランティアの皆さま方のおかげで、古い建物ですが気持ちよく過ごすことが出来ます。

本当にありがとうございます。


今年も「看護の日」

2011年06月07日 13時24分56秒 | 様々な取り組み

今年も「看護の心をみんなの心に」をテーマに、「看護」というものに気軽に触れていただく様々なイベントが、5月12日の「看護の日」の記念行事として全国各地で行われました。

当院でも数年前から、院外に出かけて「健康相談」や「各種身体測定」などを行っていますが、今年の会場は温泉処に相応しく、日帰り公共温泉施設の「セントピアあわら」になりました。

  

 「セントピアあわら」の玄関を入るとすぐに階段があります。その階段を上った2階ホールで「看護の日イベント」を行いました。

 

  

 看護師:大丈夫ですか?お荷物お持ちしましょうか

 Aさん:だんねんにゃ。うら、まだまだかてーでの。あわら病院の看護婦さんけの?あわら病院ってどこにあるんや??

 看護師:北潟湖の畔にある、昔、北潟病院で…その前は、臨湖園の…。

 Aさん:ほうけ。ご苦労さんやのぉ。

(お元気なおばあちゃんも入浴前に、計測されました。)

 

 

  

健康チェックでは、「身長・体重・血圧・体脂肪・血糖・血管年齢」を行いました。

温泉効果なのか「血管年齢が若い」と判定された方がほとんどだったようです。

 

 

相談コーナーでは「看護相談・栄養相談・医療相談」を開設しました。

 日頃から気になっていることを気軽にご相談いただきました。

 

午後のひととき、76名の方が温泉&健康チェックに訪れてくださいました。

入湯料は500円、健康チェックは無料です。

セントピアあわらでは温泉卵を自分で茹でて食べることができます。45分が至適時間のようです。もちろん、スタッフ達も温泉卵を食べてから帰路につきました。

 

 

 

院内では、毎年恒例となった「看護にちなんだ俳句・川柳」を、今年も職員や患者さまに募集しました。応募作品は、病院の外来ホールに掲示させていただきました。

 

院長賞  ありがとう、看護する人、される人

…ありがとうはこだまでしょうか?いいえ、誰でも。 

 

診療部長賞 母遠き 心で送る 赤い花

 …入院患者さんからの投句です。心にしみます。

 

習字は、90代の患者さまの作品です。ただただ、頭が下がります。

 

写真は放射線技師Nさんの作です。 

 

あわら病院は「多くの人の笑顔」、そして「看護の心」を皆さんに届けようと、今日も元気です。


お知らせです。(がん検診&国家試験対策)

2011年06月02日 16時47分14秒 | お知らせ

 あわら病院からのお知らせです。

お知らせ1

当院で「あわら市 がん個別検診(胃・肺・大腸)」を受けることが出来ます。

対象:40歳以上のあわら市民の方
期間:5月23日~平成24年2月29日
受診について:受診の際は、市が発行する受診券が必要です。
*胃がん検診について
事前にあわら市健康長寿課までお申し込みください。
今年度よりあわら市では無料、但し、無料の受診券が必要です。

あわら市健康長寿課 健康増進G 電話番号: 73-8023

当院の窓口は医事受付です。(電話でも可)。
あわら病院 電話番号 79-1211(代)

(料金は医療機関でのお支払となります。)

詳しくはこちらのリンクをご参照下さい。
http://www.hosp.go.jp/~awara/images/gankobetukennsin.pdf

 

お知らせ2

「病院説明会 および  101回看護師国家試験 対策講座」を開催します。

日 時:平成23年8月22日(月) 13:00~16:00
会 場:国立病院機構あわら病院 第一会議室 (福井県あわら市北潟238-1)
参加費:無料

タイムスケジュール:

病院説明会
13:00~13:10 病院概況及び将来構想
13:10~13:20 看護課紹介
13:20~13:50 あわら病院の看護の実際
・血液免疫疾患看護
・高齢者看護
・重症心身障害児(者)看護

国家試験対策講座
14:00~15:30 第101回国家試験対策講座
<講師>
東京アカデミー金沢校 次長   高森浩太郎先生

病院見学
15:30~16:00 希望の方には病院内をご案内いたします。

主 催:国立病院機構 あわら病院
問い合わせ先:看護課 副総看護師長 奥田
電話 (0776)79-1211

お待ちしています。