9月7日のブログに下記の誤りがございました。
「(福祉車両の)自動車免許は中型免許でOKです」と記載しましたが、「普通免許でOK」でした。
(企画のNさんに即行で指摘されました。)
深くお詫びを申し上げますともに、訂正させていただきます。(9月7日分も訂正しました。)
ここ数日で、すっかり秋空になり、朝夕涼しくなってまいりました。皆さま、お風邪など召しませんようご自愛ください。
9月7日のブログに下記の誤りがございました。
「(福祉車両の)自動車免許は中型免許でOKです」と記載しましたが、「普通免許でOK」でした。
(企画のNさんに即行で指摘されました。)
深くお詫びを申し上げますともに、訂正させていただきます。(9月7日分も訂正しました。)
ここ数日で、すっかり秋空になり、朝夕涼しくなってまいりました。皆さま、お風邪など召しませんようご自愛ください。
「あわら病院を利用したいけれど移動手段がなくて…。」「入院が必要だけど救急車を要請するのは大げさだし…。」といった声に応えるべく、このたび福祉車両を導入致しました。「車椅子をご利用の方が安全に移動できて、乗り心地が快適で、リクライニングの車椅子も利用できて、介助者が同乗できる椅子もあって、云々」という現場の声に企画のNさんが奮闘してくれました。
そしてついに、台風一過、晴天の9月6日に試乗会?(説明会)がありました。
9人乗りです。ちなみに自動車免許は普通免許でOKです。
「ストレッチャー1台+車椅子1台+同乗者6名+運転手」の組み合わせ、または「車椅子2台+同乗者7名+運転手」の組み合わせなどが可能です。
まず、リフトをおろします。電動です。
車椅子固定装置で確実に固定できます。
上昇するときは、少しスリルを楽しめます?
乗車後は余裕の笑顔。
リクライニングの車椅子でも乗車してみました。足が引っかかる?いえいえ、余裕で大丈夫です。
おまけ
福祉車両の試乗をしていたら、マー☆のパトカーに乗ったお巡りさんがパトロールにやってきました。
パトカーがあまりに可愛いので写真撮影をお願いしたところ、気軽にOKしてくれました。さらに試乗?もOKといわれたのですが、ご辞退申し上げました。
追伸
福祉車両のニックネームを大募集しています。選ばれた方には豪華賞品あり?企画のNさんまでご応募ください。
台風12号は温帯低気圧に変わりましたが、各地で甚大な被害をもたらし、今なお、東北・北海道で大雨の危険があるということです。
日本は自然災害が多い国で、それなりの備えもあるはずですが、それでも自然の力は怖い、かなわない、とつくづく感じます。
被災した方々にお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復旧をお祈りします。
数年前には福井豪雨もあり、最近は異常気象、といってよいような気もしますが、伊勢湾台風、室戸台風などの例もあり、やはり昔からなのでしょうか。
福井豪雨のとき、車で移動中の親戚が「ふと横を見ると、道のすぐ横の田んぼが川と一体化していて焦った。少し行ったところで、警官が通行止めを行って、車をUターンさせていた。」と言っていました。自然災害の中で懸命に働いている方々には本当に頭が下がります。
今回、私の周りでは、幸いにして強い雨は降りませんでしたが、刈り入れ前の田んぼの稲が倒れている様子を見かけました・・・。
あわら病院は、急性期の積極的な治療の後に住み慣れた地域での療養を望まれる、がん等の亜急性型終末期の患者さんや、高齢の慢性型終末期の患者さんの、身体的苦痛、精神的苦悩を軽減できるよう支援する「緩和ケアチーム」を平成21年6月に発足させました。しかし現状では、院内に緩和ケア専門医、緩和ケア認定看護師が不在で、緩和ケアチームの医師、看護師、薬剤師が各種研修へ参加したり、他施設の状況を見学して、手探りで緩和ケアを行っていました。
当院は特別の緩和ケア病棟を設置せずに、緩和ケアチームが病棟を横断的に活動して、入院療養中に生じる様々な問題をサポートするシステムをとっています。これまでも看護師がチームのコーディネーターとして活動していましたが、この度、1病棟のS副看護師長が2011年度の認定看護師審査に合格し、緩和ケア認定看護師の資格を取得しました。
Sさんが緩和ケア認定看護師を目指したきっかけについて聞きました。
看護学生のころに実習で受け持たせて頂いた膵臓がん末期の患者さんとの出会いでした。
徐々に状態が悪化していく患者様を目の前にして、何をしたらよいのかわからず、ただ、身寄りのないその患者様の傍にいることを続けましたが、実習中にその方は他界され、私は「何もしてあげられなかった」と不全感を残したまま実習を終えました。
緩和ケアを学ぶ中で、普段の看護の中に緩和ケアが存在していることに気づきました。
「何かしてあげる」ではなく、患者様に関心を寄せ、患者様が必要としていることに気づき、手を差し伸べることが緩和ケアだと思います。
緩和ケアの精神の中に、「心にかける」という言葉があります。それは、共にいること、共に泣くこと、共に苦しむこと、共に感じることであり、痛みを共にすることを意味します。たとえ治癒が難しくても、医療者として最後まで「心にかける」ことはできると思います。緩和ケアを学んだ今、看護学生の時、患者様に関心を寄せ傍に寄り添い続けたことは、その時私にできた精一杯の看護だったのではないかと感じています。今後、私は緩和ケア認定看護師として一人ひとりの患者様に、「心にかける」ことができるような看護をめざし、日々頑張っていきたいと思っています。
認定証。5年ごとの更新が必要です。
認定看護師の徽章です。
徽章のデザインは、月桂樹、光(灯火=科学、看護、希望など)をアレンジしたものだそうです。 左側が緩和ケア認定看護師のもの、右側は認定看護管理者に合格したカメラマンCのバッチです。(おまけ)
台風が近づいてきていますが、あわら病院は今日も元気です。