旧あわら病院ブログ(2016年度までの軌跡)

福井県の北の端にある「独立行政法人国立病院機構あわら病院」の
2008年11月から2017年3月までの記録です。

11月より神経内科外来を開設します。

2011年10月28日 00時12分00秒 | お知らせ
福井大学医学部附属病院のご協力を得て、11月より、月に1回、神経内科の外来診療を開始します。


診療時間は以下の通りです。

平成23年11月11日(金)14時~17時
平成23年12月 9日(金) 〃
平成24年 1月13日(金) 〃

以降、毎月第二金曜日

なお、受付時間は当日の8時30分~16時30分です。




お問い合わせは、あわら病院 医事課(代表電話:0776-79-1211、内線217)までお願い致します。

関節リウマチについての講演会がありました。

2011年10月26日 19時23分10秒 | 血液・リウマチ

10月23日(日)に北潟湖畔荘で関節リウマチの講演会がありました。
日本リウマチ友の会福井県支部が主催された講演会で、当院の津谷院長が講師として招かれました。

津谷院長は「まだまだ進む関節リウマチに対する内科的治療」というタイトルで、昨年にヨーロッパリウマチ学会から公表された「目標達成に向けた治療(T2T)」について解説し、近年にめざましい進歩を遂げているリウマチの内科的治療を説明しました。

当日はあいにくの雨空でしたが、20人程度の方の参加があり、レクチャー・ワーク形式で行われた講演では、新しい関節リウマチの疾患活動性評価基準を使って自分を評価してみたり、治療を受ける患者さんの注意事項を確認したりして、盛況な会となったそうです。



上の講演会の写真は、リウマチ友の会福井県支部の奥村晴美支部長さまより提供されました。(ありがとうございます。)




下は、湖畔荘から見える北潟湖の様子です。





あわら病院は今日も元気です。

栄養アンケート

2011年10月20日 10時33分21秒 | 栄養管理室

あわら病院では、年に4回、病院食に関するアンケートを行っています。
今回、このような結果が出ました。





塩分制限の指示がないのに「味付けが薄い」と回答した率が40%近くありました。

最新(平成20年)の厚労省国民栄養調査では、北陸地方は塩分摂取が多い地域であるという結果が出ており、日常生活での「塩分の取り過ぎ」が指摘されています。

しかし一方で入院生活に目を向けると、自宅との環境変化や、病状・治療の影響から食欲が低下している状況が多く見られるようです。

アンケート結果を振り返ると、入院中の食事の味付けが普段と比べて薄くなることで、食欲がさらに低下して喫食量が慢性的に減る傾向があり、このことは栄養状態の悪化を招き、治療の妨げにもなりえます。

そこで、あわら病院では、治療上塩分制限の必要がある場合を除き、特に塩分制限の指示がない場合は、適度にしっかりとした味付けをすることで食事の喫食量を上げることを重要視しています。栄養管理委員会でもその方針が認められました。


今後とも、調理スタッフと力を合わせて工夫していこうと思います。





以上、栄養管理室からでした。


あわら病院は今日も元気です。


第65回 国立病院総合医学会 に行って来ました。

2011年10月18日 17時40分13秒 | 様々な取り組み

毎年この季節(秋)に、国立病院機構の6ブロックが持ち回りで開催している「国立病院総合医学会」~晴れの国、桃太郎の国~ 岡山県で開催されました。



桃太郎の左手にドバトがとまっているように見えるのですが…本物ですか?(編集委員Y)


今年は、東日本大震災の影響で大変な時期であったにもかかわらず、多くの演題のエントリーがあり、学会参加者も6000人を超えたようです。



オープニング・リマークス:「脱・独法 !!」(Y理事長)





あわら病院は、毎年、ポスター発表やQC活動で良い評価をいただいていますが、今年も栄養管理室が発表した「乳製品乳酸菌飲料の排便に及ぼす影響」が、ベストポスター賞に輝きました。発表はN管理栄養士でした。記念品は学会のUSBでした。


星が可愛いと思います。(編集委員Y)



夏の近畿ブロック合同企画会議のQC活動報告会で、優秀賞をいただいた、外来の「バースデーパス」(←愛称です)の報告が、(優秀な)QC活動ポスターのブースに掲示されました。





そして、緊張のポスター発表

  



S氏とA氏が応援に来ました!





全体交流会が岡山城のお庭で行われました。この学会は県を上げて歓迎してくださっていて、この日、岡山城の入場が無料でした!
学会長さんはこの日の晴れを信じて企画されたそうですが、良いお天気に恵まれました。




天守閣からみた、金のしゃちほこと交流会会場。様々な屋台があり、しっかりいただきましたよ。





特別講演では、宇宙飛行士の毛利さんが、私たち聴講者をスペースシャトルに乗せてくれ、さらに宇宙からの視点で、地球生命の挑戦とつながりをお話くださいました。



スライドを用いた「スペースシャトル搭乗疑似体験」!
そして宇宙からの壮大な視点!


以上、岡山を楽しみ隊 隊員Mからの報告でした。




来年の国立病院総合医学会は、
2012年11月16日~17日
神戸国際会議場と国際展示場
で、開催されます。
近畿ブロック担当です。頑張ろう!!


第9回看護師支援セミナー!

2011年10月06日 12時31分11秒 | 看護部

第9回看護師支援セミナーを開催しました。

現在は子育て中で未就業だけれど「近い将来復帰したい!」という、2名の方の参加があり、採血、注射、吸引などの看護技術演習、輸液ポンプの取扱説明などを行いました。また、10年以上のブランク後に復帰した、当院の看護師も参加しました。

 

演習風景No.1(採血)

まずは感染防止のため手袋を必ずつけましょう。
手にフィットする手袋を選びましょう。


真空採血は経験ありませんが・・・。
上手に出来ました。


留置針「スーパーキャスZ5」触ってみて・・・
針刺し防止機構付き、逆流防止弁付きで、安全!便利!


モデル腕で留置針挿入の練習。
うまく出来ました。

 

演習風景No.2(輸液ポンプ等)

自分の指で血糖測定。
痛さも体験。「血糖81㎎/dl」 昼食前で正常です。
・・・おなかすいた。


「輸液ポンプの取扱について」
正しくセットしましょう。事故防止機能が色々ついてはいますが、過信しないで・・・。


「シリンジポンプの取り扱いについて」
投与速度設定は慎重に!・・・命にかかわります。
サイフォニング現象に気を付けて!


吸引の練習。
モデル人形に偽の痰をセットして・・・
「ズルズル・・・」
終了後は感染防止に気を付けて処理をしてください。聴診も忘れずに。

 

あわら病院看護課は今日も元気です。

 


あわら病院宿舎便り

2011年10月04日 19時14分48秒 | Weblog

 

院内宿舎の中で唯一の小学生が、お父さんの転勤に伴い引っ越ししていきました。 

 

 

 

 

引越の当日、近所のお友達がお別れに来てくれました。

北潟小学校では同級生は6人だけだったのですが、新しい小学校は10クラスあるそうです。

お友達たくさんできるね。

 

  

 

 

ユキナちゃんは「自然の中で保育」をコンセプトにした幼稚園に通っていたせいか、院内の敷地に生えている“のびる”を採取したり、雪の日には官舎の土手をそりで滑り降りたりと、とても活発なお子さんです。

官舎からユキナちゃんの無邪気な話し声が聞こえなくなるのは淋しい限りです。

ユキナちゃんのお父さんは、宿舎の草刈りや野菜作りの担当でした。皆で引き継ぎますね。

キュウリは終わりましたが、ミニトマトはもう少し楽しめそうです。

カボチャは10月中旬頃の採取になりそうです。

 

 

 

ミニトマト

 

 

 

かぼちゃとミカンの木

ミカンの木はユキナちゃんが蒔いた種から芽が出ました。

 

 

 

 

別れがあれば、出会いあり

 

この日、別棟の院内宿舎に研修医の先生が入寮しました。

 6畳一間、共同キッチン、共同トイレ、お風呂は更衣棟利用ですが、なんとお家賃810円!!

 

 

自転車は必需品ですね。

 

 

 

 

 

この日の夕暮れ。秋の夕暮れに風車が自己主張していました。

先生、自転車で颯爽とあわら丘陵地帯を楽しんでください。

 それと有意義な研修を願っています(←こちらが本業!)。