旧あわら病院ブログ(2016年度までの軌跡)

福井県の北の端にある「独立行政法人国立病院機構あわら病院」の
2008年11月から2017年3月までの記録です。

年末年始は、通常診療が休診となります。

2009年12月29日 10時48分00秒 | お知らせ

年末年始の休診のお知らせです。

12月29日(火)から1月3日(日)までの6日間、通常診療を休診とさせていただきます。
よろしくお願いします。


今年もあとわずかです。1年間、ありがとうございました。
2010年も「あわら病院」と「あわら病院ブログ」をよろしくお願いいたします。


写真は、今朝の風景です。
北潟湖にかかる靄が朝日に照らされて、何ともいえない風情でした。

掲載遅くてすみません!クリスマスコンサート

2009年12月28日 09時18分36秒 | 様々な取り組み

12月16日に、恒例の?クリスマスコンサートを開催しました。

当日はコンサートに向けて、サービス広報委員会がお昼前に飾り付けをしました。
その結果、コンサートの直前にあった糖尿病教室もクリスマス仕様の部屋で行われることになりました。

  ←装飾のセンスを問われる人たち


さて、コンサート本番は…。

療養介助員たちの演奏を楽しむ、皆さま(障害者病棟の方々が主です)。
 ←後の方にも、トナカイの角をつけた医師や看護師が…。

スタッフたちのサンタ帽や頭の飾り(トナカイの角)が、なかなか似合っていて笑えました。…演奏ももちろん!?


 
そして、コンサートのメインは「金津高校コーラス部」の皆さん!
療養介助員たちのエーデルワイスもなかなかでしたが、女子高生の魅力には敵いません。
しかもギターですよ!かっこいい!

曲目は
赤鼻のトナカイ
おおシャンゼリーゼ
上を向いて歩こう
やさしさに包まれたなら
でした。

車椅子の患者さんも、腕で拍子をとっていらっしゃいました。
金津高校の皆さん、ありがとうございました!


今日は仕事納めです。
気合入れていきましょう!


院長からのプレゼント?

2009年12月25日 19時06分03秒 | 様々な取り組み

今日はクリスマスです。
クリスマスとは言わずと知れた、「イエス・キリストの降誕をお祝いする日」です。
ただし、12月25日がキリストの誕生日というわけではないようで、もともとはミトラ教の冬至を祝う日であった25日を、後にキリスト教の方で、クリスマスとして転用したそうです。クリスマスの飾りつけも、太陽神信仰の名残らしいです。
日本では25日が終わると途端に、街は謹賀新年の飾りつけに向かいますが、欧米のカトリックの強い地域では、1月初めまでクリスマス期間だということです。
それ以前に日本では何故か、クリスマスイブは恋人たちの日の印象が強くなっていますが…。


そして、あわら病院ではクリスマスのこの日に、院長の講義が…。プレゼントですか、院長?


どんなプレゼント(講義)かというと…。


あわら版「実践的な聴診法」

あわら病院では、高齢者の患者さまが多く入院されます。高齢者の方は、誤嚥などの様々な原因で、肺炎に罹患しやすいですが、熱が出た直後に胸部レントゲンを撮影しても、肺炎像が見られるとは限りません。早期では(レントゲン検査や血液検査を評価すること以上に)、発熱・呼吸状態、そして聴診所見といった症状や身体所見を正確にとらえ、それらの評価をスタッフ間で共有することが大切です。そのために、実践的な聴診法を身につけることが重要なのです。←こんな内容でした。…多分。
「尤度比と有病率で誰でも診断できる」のです。←ちょっと難しい話?


そんなわけで、みんなで、
聴診の仕方・呼吸器の位置などをおさらいした上で、
PCビデオで、正常呼吸音と異常呼吸音の聞き比べ。



皆さん、判りますか~?


実はこの講義は同じ内容で3回開催されており、今回は3回目でした~!
だから、ちょっと人が少ない。その分、アットホーム。


飴やチョコも置いてあります。



あわら病院はクリスマスにも頑張っています。

期末手当が出たので、奮発してご馳走を食べてみました。

2009年12月24日 11時54分17秒 | あわら市・坂井市

12月10日、期末手当(冬のボーナス)が無事!出ました。
そこで、12月14日に、ささやかながら職場の仲間と「ソニョーポリ」へ「ディナーのコース料理」を食べに行きました。

ソニョーポリは5月12日のブログで紹介しました、閑静な林道沿いにある、三国のイタリアンです。何度かランチを食べに行ったことはありましたが、ディナーは初めてでした!
お店の広い窓からは明るい林の中を望むことが出来、昼の雰囲気も素敵なのですが、夜はイルミネーションが綺麗で、これもなかなかよかったです。

職場の仲間4人で「今日はソニョーポリだよ!」と、昼に確認したものの、肝腎の夕方になってから、それぞれ(4人とも!)急な仕事が次々と入り、結局、18時半の予約を19時半過ぎ(むしろ20時前)に変更という、迷惑なことをしでかしましたが、お店の方々は快く応対してくださいました。ありがとうございました。


では、前置きはこの辺で…
こんなご馳走を食べました~。



 
ウニのパンナコッタ風。そして前菜の盛り合わせ。旬の野菜のテリーヌがお気に入りです。



左からホタテとフォアグラ、あん肝(ミルフィーユ仕立て)、そして牡蠣。豪華です!



今が旬のセイコガニと下仁田ねぎのタリアテッレ!これは嬉しい!
パスタがしっかりしていて食べ応えありました。



メインの一つ、魚料理。
パリパリの甘鯛の皮と、蕪のソースの柔らかな甘さが絶妙のコラボレーションでした!



ここで、お口直しに檸檬のグラニテ登場。一番上の写真です。
これがですね、かなり美味しかったのです。お口直しといっても侮れない!
甘酸っぱく、それでいて爽やかなシャーベットの味を、レモンの皮のわずかな苦味が引き立てていて、4人が4人とも「おいし~、おいし~。」「これ、おいしいね~。」と、おいしいを連発していました。




そしてメインの肉料理!「ちょっと奥さま、若狭牛霜降りのステーキにトリュフがのってますわよ!」「まあ、私、トリュフって初めてですわ!」なんて会話があったかどうかは別として、このお肉がやわらかい~とろける~幸せ~。4人の中には「人生で食べた美味しいお肉のうちの、5本の指に入る!」という人もいました。
そして若狭牛の下には古代米のリゾットが隠れているのです。
付け合せのヤーコンも、すごく甘くて感動でした!里芋もおいしかった!



忘れちゃいけないデザート。別腹です。幸せです。



と、まあ、とにかく堪能しました。
しめて7800円(税込み、飲み物は別)、奮発しました。だがしかし、それだけのことはあります。

お皿が運ばれてきたときに、お料理の説明がありましたが、ひとつひとつの材料があわらのものだったり、三国のものだったり、「地産地消!」という感じなのも、安心感があって嬉しかったです。
福井の食材は素晴らしいですね。



今日はクリスマスイブです。
ソニョーポリ(そして他のレストランも)は予約でいっぱいでしょうね。
いいなあ、御馳走。誰か連れて行って…。

東京…そして、あわら病院

2009年12月22日 08時30分45秒 | 様々な取り組み

12月12日「国立病院看護研究学会学術集会」が国立看護大学校で行われ、カメラマンCと看護課Mが参加しました。


この学会は独立行政法人化前の平成15年に設立されました。今回で7回目の学術集会です。

第1回学術集会も国立看護大学校で開催されました。看護大学校は厚生労働省が設置する看護学の高等教育機関として、東京都清瀬市にあります。


 



清瀬市は武蔵野台地にあり、首都東京にありながら緑豊かな町です。構内には陸上のトラックもあります。



「看護研究が医療を変える」―褥瘡研究を例に― というテーマで、東京大学大学院医学系研究科の真田弘美氏が教育講演をされました。真田氏は「褥瘡対策管理加算」や「ハイリスク加算」といった、看護師の技術が診療報酬に反映されることになったエビデンスを作られた方です。



そして…
言って来ました、原宿! 表参道!!ものすごい人!人!人!!!

 日本看護協会の会館があります。(すごい

 原宿駅では改札制限され、小股歩行でしか歩けませんでした。



そして…
飛行機で小松空港に降り立ち、真っ暗な中を帰ってきたら,
「地域で唯一のライトアップ」あわら病院が出迎えてくれました。(ほっこり…


― カメラマンC ―

師走の雪

2009年12月21日 18時50分22秒 | Weblog

先週の半ばから、福井では雪空が続いています。
福井の冬がはじめてというあるスタッフは、大喜びで庭を駆け回る「雪やこんこ」の歌の犬のように、朝早くから雪だるまや雪ウサギづくりに余念がありません。(もちろん勤務時間外です!)
上の「雪だるまくん」は、そのスタッフの力作です。


 あわら市の道も雪化粧が施されています。


 春江町の道も真っ白です。


 
金津駅前のイルミネーションです。メールフォトコンテストをしているそうです。


 あわら病院も雪化粧。


 見事な雪野原です。

 雪の華?


 患者さんのご家族からいただいた水仙。
ブログでは香りをお届けできないのが、残念です。


 
雪国名物「融雪装置」。大雪のときは大助かりです。でも、水の汲みすぎで地下水が枯渇する問題が起きていると、以前TVでやっていたような…。



いつの間にか院長室に鎮座ましましていた「雪だるまくん」。 


もう一つの力作「雪ウサギちゃん」は医長室にいました。


 北潟湖も冬の風情です。


 最近はとても寒いので、「ネコはコタツで丸くなる」ようです。


本格的に冬ですが、あわら病院は今日も元気です。





踊るクリスマス会

2009年12月18日 12時40分50秒 | 重症心身障害

12月17日は、B型通園「あおば」のクリスマス会でした。
あおばの皆さんは随分前から、今日の出し物の準備に余念がありませんでしたので、編集委員Yがクリスマス会にお邪魔してみると、その練習の成果が遺憾なく発揮されていて、(劇の中で)日本一のももたろうが平和な世界を作り上げ、100年たってもみんな楽しく笑っていました。

 みんなで高笑い

そしてあまりにも楽しいので、全員で「冬の稲妻」に合わせて踊りました。


 仲良くツリー見物。二人はももたろうとオニを熱演してくれました。

 オニもオシャレには気を使います。背中のロゴが重要です。

 オニから人間に戻りました。

 クリスマスの御馳走。ケーキもありました

 華麗に(笑)踊る皆さん。画像が荒いのが残念です。
雰囲気だけでも楽しんで下さい。(上の画像をクリックすると動画を見ることができます。)

…総師長、踊りすぎ…

コウノトリ!そしてうどん!

2009年12月14日 13時40分23秒 | あわら市・坂井市

国の天然記念物のコウノトリが、12月11日に福井の鶉(うずら)地区に飛来しました。
この個体は10日に石川県加賀市を飛び立ち、その日のお昼にあわら上空を飛んでいるのを目撃されていました。 …空を舞う姿、一度見てみたいですね。

鶉地区には2005年にも一度、コウノトリが舞い降りてくれています。それ以来、地域の人たちは再びコウノトリが訪れ定着してくれることを願って、環境づくりに取り組んでいるということです。
これからもコウノトリが来てくれることを祈ります。

ちなみに北潟地区にはコハクチョウが冬になると飛来します。
今朝はマガン(これも天然記念物)の編隊が、あわらから坂井方面へ飛んでいくのを見かけました。


話は変わりますが、今週半ばから福井は雪になるそうです。
最近は温暖化の影響かそれほど大雪を見ないのですが、先週土曜日にブログ編集委員Yはタイヤ交換を(ディーラーさんに)し(てもらい)ました。インフルエンザで多忙な時季にスリップして出勤できないと困りますから!(←例年より早く交換したので少しえらそう。)

その帰りに、春江に新しく出来た「丸亀製麺」で釜玉うどんを食べてきました。
コシがあってなかなか美味しかったです。(本場の讃岐うどんを食べたことはないので比較できませんが。)お客さんも、結構入っていました。
「釜玉うどん(並)330円」「野菜のかき揚げ(かなり大きい!)130円」でお腹いっぱいになりました。釜玉うどんは卵かけご飯のようなお味でした。
福井は蕎麦文化ですが、がっつり食べたい時は、うどんがいいですね。おろし蕎麦は美味ですが、少量で基本500円から(ものによっては)1000円くらいしますよね。単価の違いは、小麦粉と蕎麦粉の価格の違いでしょうか。


あわら病院は今日も元気です。


大野へ行ってきました。

2009年12月08日 14時07分48秒 | Weblog

先月、カメラマンCは奥越の小京都・大野市へ行ってきました。

大野といえば「七間(しちけん)朝市」と「名水」と「大野城」が有名ですね。
上の写真は朝市の光景です。

 七間通り

 看板にも「七間朝市」の文字が。


 大野城。お城までは歩いて登ります。


  大野の名水です。くせがなくて美味しいです。




10月18日の「ザ!鉄腕!DASH!!」でトキオが大野市民と水鉄砲で戦っていました。
私ことカメラマンCは、水鉄砲祭りというものが大野にあるのだと思いこんで、いつか是非参加したいと思っていました。
今回訪れて大野の喫茶店でお聞きしたら、それは撮影だと言われてしまいました。




名水つながりで、北潟の名水「愛の神お清水」です。
JA北潟の側にあります。最近リニューアルしたそうです。ご近所の方が汲みにいらしてました。
愛の神ですが、縁結びではなく「田の神さま」らしいです。
多分、あえ(饗応)の神→あいのかみ→愛の神、になったんだと思います。
(※ちなみに奥能登に「あえのこと」という「田の神送り」の民俗行事があります。)




突然ですが、三国の「おけら牧場」の牛さんです。カメラ目線です。

福井はよいところです。


美味しいお鍋

2009年12月07日 21時37分17秒 | 栄養管理室

そろそろ、お鍋の季節です。
お鍋にも「水炊き」「ちゃんこ」「すき焼き」「かに鍋」「ふぐ鍋」「もつ鍋」「キムチ鍋」「カレー鍋」「土手鍋」「石狩鍋」など色々ありますが、皆さんは何がお好みでしょうか。

「お鍋」は古くからの伝統料理のようですが、江戸も末期に差し掛かるころに発明されたもので、料理として確立されてから実は200年ほどしかたっていません。

お鍋の具材には、それぞれのご家庭でさまざまな違いが見られます。すき焼きに「もやし」や「ごぼう」、ちゃんこ鍋に「レタス」を入れるご家庭もあるそうです。最近では、「トマト」を入れると美味しいという話も聞きました。

ところで、「美味しいお鍋」の作り方をご存知ですか?

ポイントは鍋に入れる順番です。火の通りの早いものはなるべく最後に。かさの高いものから並べ、手前を低くすると見た目もよくなります。肉や魚介類は臭いの移りやすい食材の近くには置かないようにしましょう。
すき焼きのときは、しらたきから出るカルシウムが牛肉を固くするので、この二つの距離を離して炊きましょう。

みりんを使う場合には「煮きりみりん」が大切です。「煮きりみりん」とは、みりんを調味料として使用するとき、火にかけ十分にアルコールを飛ばすことです。こうするとアルコールの苦味がなくなり、お鍋の味も深まって、より美味しく食べられます。

お鍋は野菜を多く美味しく食べることが出来る料理で、栄養価的にも「低カロリー・低脂肪・高ミネラル・高食物繊維」で非常に優れています。食材も比較的安く、調理方法も簡単です。

今年の冬も、美味しいお鍋で元気に乗り切りましょう。

― 主任栄養士N ―



カメラマンCからも映像が届いています。
  
「今年もあわら病院でイルミネーションの点灯が始まりました。」
「トナカイは2頭も来ていますが、サンタさんはまだです。いつ来るんだろう?」
とのことです。 …来るのかな?