いつのまにやら8月も半ば。
甲子園は熱闘を繰り広げていますし、熱中症関連や戦後70年の報道も多く目にしますし、8月ですね。
そんな8月ではありますが、7月初めに開催された感染防止研修会の報告をあえて掲載しましょう。
なぜなら、編集委員Yの編集が遅くて渡された原稿を熟成させていたからです・・・。
そんなわけで先月のことになってしまいましたが、7月8日の「感染研修会」の様子をご覧ください。
2015年度 第1回目の感染防止研修会は、「N95マスクの着用」をテーマに実施しました。
感染対策に大きな役割を果たす「N95マスク」ですが、正しく着用できなければ意味がありません。
そこで、マスクがきちんと顔にフィットしているかどうかの検査、その名も「フィットテスト」を行い、マスクの装着状態について確認しました。
今回の研修、フィットテストには、モレーンコーポレーション・増田医科器械の担当者さんの協力をいただきました。
研修は全職種を対象に7月8日の15時~17時に開催し、100名が参加しました。
初めてフィットテストを体験する職員も多く、改めてマスクの正しい装着方法を習得、確認する良い機会となりました。
以下、フィットテストの様子です。
このテストは、
1. マスクをした対象者がフードをかぶります。
2. フードの内側に苦みのあるエアロゾルを噴霧します。
3. マスクが正しく装着されていない(隙間がある)と、エアロゾルを噴霧されたときに苦みを感じます。
と、いうものです。
準備段階として、マスクをつけない状態で苦みの確認。
苦味を感じる薬液を噴霧し、正しく苦味を感じるかをチェックします。自分の舌が正常なのを確認してから、次のステップへ!
着用説明書を確認し、鏡を見ながらマスク着用。
正しく着用できていますか。
さて本番です。マスクを着用した状態で苦い薬液を噴霧!
正しく装着すれば苦くありません!
100人のうち4名ほどが苦みを感じました・・・。
↓ 終了後のアンケート、感想から。
マスクの効果を実感することができた。
苦くてびっくりした。ちゃんと練習しようと思った。
N95マスクは正確に装着しましょう。
― 感染管理チーム T ―
あわら病院は8月も元気です。お盆期間中も暦通りに診療しています。