旧あわら病院ブログ(2016年度までの軌跡)

福井県の北の端にある「独立行政法人国立病院機構あわら病院」の
2008年11月から2017年3月までの記録です。

胃内視鏡検査が「鼻から」できるんです。

2008年11月28日 19時24分30秒 | お知らせ

実は今年の9月から、あわら病院では、胃内視鏡(いわゆる胃カメラ)が鼻を通してできるようになっています!
何のこっちゃ?と思う方もおられるでしょうが・・・。つまり、今までのような口からだけでなく、鼻から管を通して胃カメラを行うこともできるようになりました。

鼻から行えば、管がのどを刺激してオエッとなるのも少なくなるし、胃カメラの最中に声を出して会話することもできます。管も随分細くなって(直径約5mm)、患者さまへの負担も少ないです。(個人差はあります。)

胃カメラ希望の方は、一度ご相談ください。


写真は、院内に掲示してある「鼻から行う胃内視鏡」のポスターです。




ところで、昨日(11月27日)は「クリティカルパス大会」がありました。その模様については、来週、報告したいと思っています。

第5回看護師支援セミナー

2008年11月25日 14時52分54秒 | 看護部
これもちょっと前の話ですが、11月13日に「第5回看護師支援セミナー」がありました。

「看護師支援セミナー」とは、子育て等でしばらく臨床を離れている方や経験が浅く看護技術等に不安のある方を対象とした、共に学び、共に技術を高めるセミナーです。「看護を語る」場作りの機会と考えています。今回の内容は以下のようなものでした。

1.最近の医療・看護の動向
2.最新の感染予防(講義・演習) : 感染看護認定看護師
3.高齢者の口腔ケア(講義・演習) : 院内高齢者看護認定看護師
4.看護技術(採血・注射など) : 教育担当副看護師長
5.病院見学(ご希望の方)


4名の方が参加してくださり、講義のあとには当院看護師と和気藹々と談笑しておられました。
少なくとも私にはそう見えました(笑)。



今回のセミナーを受講された3名の方が、職場復帰への自信へと繋がったと話されていました。
(当院へも1名就職希望がありました

平成21年2月に、第6回の看護支援セミナーを計画しています。「看護を語る」場として多くの方の参加をお待ちいたしております。

冬です。そして冬の味覚と言えば。

2008年11月21日 23時41分16秒 | Weblog
今日のあわら市は大荒れの天気でした。
車で通勤途中、前方の空に垂直に走る稲光を見ましたし、日中は霰が降ったり雨が降ったり大変でした。
ここ数日、気温もぐっと下がっています。北陸の冬が来た、という感じです。

ところで、福井の冬には美味しいものがいっぱいあります。

まず福井といえば、蕎麦です。
あわら病院の近くにも美味しいお蕎麦屋さんが何件かあります。
ちょうど新蕎麦の季節です。新蕎麦でなくても福井の蕎麦は当然いけるのですが、やはりわくわくします。

11月6日には越前ガニも解禁になりました。セイコガニ(越前ガニの雌)をまるまる茹でて味わう季節になりました。
甲羅の中の内子が本当に美味です。

その他にも、大野の里芋、水ようかん、といった冬の味覚が思い浮かびます。
福井にお立ち寄りの際には、是非ご賞味ください。





9月末~10月の蕎麦畑の風景。蕎麦の白い花がとても綺麗です。
(これは病院から車で10分ほど走ったところにあった蕎麦畑。)



蕎麦を刈り取ったあとの畑です。蕎麦の茎が赤いことがわかります。
昔読んだ「おそばのくきはなぜあかい」という絵本のことを思い出しました。

療養介助員のための食事援助研修

2008年11月19日 12時55分46秒 | 長寿

11月6日に「療養介助員のための食事援助研修」がありました。

研修の様子について、教育担当者が院内のインフォメーションで紹介しており、それを読む限りかなり有意義なものだったようです。せっかくですので広く皆様に知っていただきたく、インフォメーションにあった文章をそのままこちらに転載します。



H20年11月6日(木)実施
今回は高齢者院内認定看護師の2人に協力してもらい、食事援助の研修を行ないました。
2人1組になり、食事援助・口腔ケアを実際に行いました。この演習の前には食事援助に必要な講義を受けており、演習の中で、講義で学んだ知識を自分の身体を使って体験しました。研修生からは、「この患者様にはこうしたらいいのか!?」「あの人は、口が渇いているがどうしたらいいのか??」と積極的に質問があり、実践に活かしていこうとする意欲が感じられました。
研修で得た知識・技術を実際の患者様に使っていけるように積極的に取り組んでいたとてもいい研修でしたので、皆様にも知ってほしいと思いお知らせします。


※「高齢者認定看護師」は当院の院内認定制度です。


ちょっと前の話ですが・・・(10月のバスハイク)

2008年11月17日 21時43分42秒 | 重症心身障害

あわら病院には重症心身障害者病棟が2つあります。
「木の芽病棟」と「わかば病棟」です。それぞれの病棟に40名の患者さまが入所なさっています。
重心障害者病棟の行事の一つに「バスハイク」があります。春と秋にバスに乗って、患者さまとご家族とスタッフの皆で遠足に行くのです。

10月には、秋のバスハイクがありました。
木の芽病棟は北潟湖畔公園、わかば病棟は加賀市中央公園に行ってきました。
どちらもお天気に恵まれて、患者さま方は笑顔笑顔!の一日でした。ちょっと疲れちゃった方もいらっしゃいましたが・・・。
わかば病棟のバスハイクでは、行きのバスの中で、患者さまのご家族に「この辺は昔、マツタケが沢山とれたけれど、今は松枯れのせいでめっきり少なくなった。」とか「この辺りには冬になるとマガンが飛来する。」とか、いろんなことを教えてもらいました。マガンは天然記念物なんですよ!すごいです。
来年のバスハイクも晴れてほしいと願っています。


写真は北潟湖畔公園のコスモスです。

白山

2008年11月14日 18時36分48秒 | Weblog

11月12・13日の福井は秋晴れでした。
澄み切った青空が広がり、雲もなく、病院からも遠く白山の冠雪を望むことが出来ました。
白く輝く雪は本当に美しいものです。

院長が、病院駐車場から見える景色を撮影していました。
写真では、わかりにくいかもしれませんが、白山も写っています。
手前のコスモスは駐車場に植えてあるものです。
左の細い木は桜の若木です。春が楽しみです。

インフルエンザの予防接種を始めました。

2008年11月13日 12時59分50秒 | お知らせ
11月になり、当院でもインフルエンザの予防接種を始めました。
11~12月中は予約無しでOKです。
インフルエンザの予防の基本は、ワクチンの接種を受けることです。
インフルエンザの発生は、毎年11月下旬から12月上旬頃に始まります。
できれば12月上旬までにワクチンを接種しておきたいものです。
また、日頃から、うがいや手洗いを心がけておくことも大切です。

「あわら病院ブログ」始めました。

2008年11月12日 15時02分09秒 | Weblog

はじめまして。「あわら病院ブログ」担当のYです。

あわら病院の正式名称は「独立行政法人国立病院機構あわら病院」です。
かなり長ったらしいので、地元では「あわら病院」で通っています。
福井県の北の端に位置し、近くには北潟湖や越前海岸があり、風光明媚なところです。
この閑静な環境の中で、3つの専門医療「血液・リウマチ」、「長寿」、「重症心身障害」を柱として頑張っています。

皆様、よろしくお願いします。


画像は北潟湖の風景です。赤い橋は「アイリスブリッジ」です。