旧あわら病院ブログ(2016年度までの軌跡)

福井県の北の端にある「独立行政法人国立病院機構あわら病院」の
2008年11月から2017年3月までの記録です。

あわら病院はQC活動も福利厚生も頑張っています。

2009年07月30日 19時09分40秒 | 様々な取り組み
梅雨の明けない海の日に、近畿ブロック経営企画会議でQC活動報告が開催されました。

*QC活動の「QC」とは品質管理(quality control)の略です。
QC活動とは、品質管理の手法を用いて具体的な課題の解決に取り組み、品質の保持・効率化・改善のための対策を考えて、実践する活動のことです。

残念ながら、院長表彰は宇多野病院の取り組み(個室の有償利用率向上への取り組み)でしたが、15題の応募中、各病院の院長投票で6題が発表に選ばれ、その6題のうち2題は当院からの報告です。

以下に、当院からの2題を紹介します。



「受けたくなる検査」を目指しての取り組み (研究検査科)

座長から「すばらしい発表ですね」とのコメントがありました。
経営改善だけでなく、患者さまの満足・職員満足、チームワークの強化など当院のポジティブシンキングマインドを実感しました。


N前検査技師長の蒔かれた種を、W検査技師長が育てています。



「フードマイレージ」 ~ECOで安全なおいしさを求めて~ (栄養管理室)

地産地消で安全・安心! 流通のムダを防ぎCO2削減。
これが近畿ブロック20施設、さらに機構145病院全ての取り組みとなれば、どれくらいCO2は削減できるでしょうか。


あわらは食物の宝庫です。




さて、話は変わりますが、7月23日には恒例の「職員互助会大ボーリング大会」が開催されました。

S医長が前人未踏の2連覇達成!!
 
副賞はBBQセットです。BBQパーティーはいつ行われるのでしょうか?

あわら病院は、今日もお仕事とリフレッシュに、元気に励んでいます。



おまけ
大阪の「天神祭」の花火です。

自由奔放に開く花火が好きです。来年はギャル御輿に参加?

皆既日食&夏祭り

2009年07月22日 17時32分42秒 | 重症心身障害
今日は46年ぶりの皆既日食でした。
しかし福井の今朝はどんよりとした熱い雲におおわれていました
「これでは観測は難しいだろうな」と思っていたのですが、11時過ぎに病院玄関前で長い筒を覗き込んでいる患者さまと医師Aに遭遇!…そういえば、周囲が少し暗い。日食ですね!と気づいたブログ編集委員Yは、ちゃっかり観察に参加しました。

医師Aが覗いていた筒(クッキングシートが貼ってあった)をお借りして、7割がた欠けている太陽を観測し、「半月?三日月?みたいですね。」とうかれていたところ、そんな我々が目に付いたのか、他の患者さまや医師B、医事職員(偏光グラス持参)、業者さんが続々登場。一時的にちょっとした人だかりができました。
患者さまや医療スタッフ、通りがかった人たちが一つになれた感じがしました。



さて、そんな世紀の天体ショーに負けじと?重症心身障害者病棟では今月、「七夕祭り」と「夏祭り」を開催しました。
木の芽病棟の師長から、祭りの様子が届きましたので、以下に掲載します。


  
平成21年7月7日重症心身障害児(者)病棟の七夕の光景です。
みんな短冊にどんな願いを書いたのでしょうか?
あいにく天候は悪く天の川は見えなかったのですが、織姫さまと彦星さまはきっと会えたと思います。
今年もみんなの願いを叶えてください。


下の写真は、7月16日療養指導室主催の重症心身障害児(者)病棟・通園のあおばの恒例夏まつりの光景です。


夏祭りオープニング:サザエさん一家登場!


利用者さま主催の甘味処(三国名物「あまちか」を召し上がれ)

 芦原温泉のお湯で足湯体験

今年のテーマは「サザエさん一家」でした。浪花のサザエさんをはじめ、タラちゃんまで出演して盛り上げました。
新型インフルエンザの影響で、病院職員と重症心身障害児(者)の患者さまだけで行いましたが、駄菓子を食べたり昔の遊びやカラオケ、芦原温泉の湯で足湯も楽しみました。たくさんの笑顔を見ることができました。

~あわら病院の織姫より~


最後に木の芽の天女と伊佐坂先生の写真です。

真ん中の女性は天女です。竹の子族ではありません。

あわら病院は今日も元気です。

梅雨明けはまだですが、カメラマンCは元気に活動しています。

2009年07月21日 17時40分04秒 | Weblog
明日は46年ぶりに日本で皆既日食が見られる日だというのに、福井ではまだ梅雨が明けていません。
昨夜も雷が鳴っていました。
今日もかなり雨が降りましたが、夕方になって少し晴れて来ました。

でも予報では、福井の明日の天気は「曇り一時雨」。
あわら病院で日食を見るのは難しいかもしれませんね。


しかしカメラマンCは梅雨でも元気!
フットワークも軽く、「こんなところに行って来ました!」と、いくつかの写真を投稿してくれました。



越前海岸で見つけた「カメのオブジェ」。台座には「ひとやすみ」と彫ってあるそうです。



白山スーパー林道の途中にある滝だそうです。絶景です。マイナスイオンが沢山出ていそうです。



白川郷にて。この写真を見ていると何かほっとしますね。



そんな活動的なカメラマンCの素顔を公開します!
下の写真の真ん中です!

「どうですか。いい感じの写真でしょう!?」
…逆光で顔が見えませんが…。


あわら病院とカメラマンCは今日も元気です。

骨髄腫センター開設について

2009年07月16日 13時06分18秒 | 血液・リウマチ
あわら病院はこのたび7月7日に、「骨髄腫センター」を開設しました。
骨髄腫とは「多発性骨髄腫」という血液のがんの1種です。
形質細胞という、からだの免疫担当の細胞が癌化して、異常な蛋白「M蛋白」をつくる病気です。骨がもろくなったり、痛みがでたり、貧血が生じる、感染に弱くなる、腎臓の働きが弱くなる、神経が障害されるなどいろいろな病態を生じます。

当院では、微量のM蛋白検出が可能な「免疫固定法」という検査を施設内で行っているので、検査結果がすぐに判明します。治療についても、他の施設で行われている標準的な治療から、独自で開発したワクチン療法の臨床試験まで幅広く行っています。

別に新しい建物ができたというわけではないのですが、スタッフを揃えてしっかりした体制を確立できたので、センター開設の運びとなりました。今後は院外報やホームページでも紹介していきます。
もう少し後になりますが、ホームページに詳細を掲載しますので、くわしくお知りになりたい方はホームページをご覧下さい。

ホームページはこちらから


スタッフ一同がんばりますのでよろしくお願いします。



今回の記事は、骨髄腫センターのO医師によるものです。

あわら病院は今日も元気です。

病院説明会 及び 第99回国家試験対策講座のお知らせ

2009年07月10日 18時19分30秒 | お知らせ
看護課からのご案内です。


病院説明会 及び 国家試験対策講座のお知らせ

看護学生の皆さんの国家試験受験を支援することを目的に
国家試験対策を開催いたします。


日時 : 平成21年8月2日(日)13:00~16:10
場所 : 国立病院機構あわら病院
内容 : 13:00~13:50 病院説明会
      14:00~16:10 国家試験対策講座
      16:10~ 病院案内(希望の方)

講師:東京アカデミー金沢校講師
    *8月は国家試験の傾向について
    *12月は具体的な国家試験問題について

受講料・テキスト代 無料


受講希望の方は下記にご連絡ください。お待ちしています。


連絡先:あわら病院看護課 (副総看護師長 松浦まで)
     0776-79-1211(代)

申込期限:平成21年7月24日(金)

またまた新人看護師研修がありました!

2009年07月09日 13時42分45秒 | 看護部

7月2日「チームの一員としての自覚と責任」というテーマで、新人看護師研修を行いました。その報告をします!



組織や、病院・看護課の目標、委員会活動についての講義を受けて、知識の確認をしました。



看護課以外の部署がどう患者さんに関わっているのか、病院探索をしてインタビューしました。
患者さんとの関わりや、仕事内容、看護課への要望などを、実際に聞くことでわかりやすく理解することができました。
(写真は事務長室です。)



探索で学んだことを自分達なりに図にして、知識を整理しました。
各部署がコミュニケーションをとり、情報交換しながら医療を行うことが必要だと学びました。


今回の研修では、自分もチームの一員であり、人の命を預かる大切な職種であることを改めて実感しました。
これから、こころ安らぐ温かい看護を提供し続けられるように、頑張って仕事していきたいと思いました。



以上、執筆は新人看護師Aでした。(編集はベテラン看護師Hです。)



あわら病院は今日も元気です。


「血管再生術」を行っています。

2009年07月06日 12時45分01秒 | 血液・リウマチ

今回は「再生医療」についてお話します。
当院では血管再生術というものをしています。
閉塞性動脈硬化症など、血管にダメージをきたした状態で足の血流が悪くなっている人に行っています。

どうやって血管を再生させるのか?

通常は白血球数を上げるお薬を注射してから、幹細胞を多く含んだ白血球を取り出すのですが、当院では、薬の注射をせずに単核球という白血球の一部を機械で集めてきます。
献血みたいな針を腕の2箇所に刺して一方から血液をとり、必要な細胞を集めた後に残りの血液成分をもう一方から返します。だいたい3時間ちょっとかかります。そして機械で集めた単核球をふくらはぎから足先にかけて注射します。腰椎麻酔をしてから30本くらい筋肉注射します。
ひとまずこれで終わりです。だいたい血管が再生するのに3~4週間くらいかかります。


集めてきた単核球の注射です。

今回の執筆担当は、血液・免疫医療担当のO医師・S医師でした。


あわら病院は今日も頑張っています。



合同就職説明会に参加しました! 

2009年07月01日 12時00分09秒 | 看護部

6月27日(土)、梅田センタービルにて開催された国立病院機構近畿ブロック看護職員就職説明会で、あわら病院のPR活動を行ってきました!
近畿地区の20をこえる病院が参加した大規模な説明会でした。



「近畿ブロック担当理事と」



 午前中は、病院プレゼンテーション
各病院6分間の持ち時間の中で、新人ナースからのコメントや、動画の映像を使用するなど様々に趣向を凝らした病院紹介を行っていました。

 午後からは、個別ブースでの病院紹介
学生達も、熱心に志望の病院のブースに集まり、大阪近隣の病院には長蛇の列をなしていました。
あわら病院のブースはといえば・・・ぼちぼちというところでしょうか。



「あわら病院ブースでの新人ナース (開場前のため余裕があります。)」



「個別ブース説明会場の様子 熱気が伝わってくるようです。」



「あわら病院ブースを訪問した学生さん 熱心に説明を聞いてくれていました。


一番上の写真は、「あわら就職説明会スタッフ一同・クリスタルホール前にて」
当日の朝に出発した新人ナースは4時起きだったようです!
ほんと、おつかれさまでした。



今回の記事の執筆担当はMさんでした~
カメラマンC・執筆者Mと、徐々にブログ担当者が増えてきて、編集委員Yもしめしめ…もとい大変嬉しく思っております。


あわら病院は今日も元気です。