どうも。この数日、トビイロサシガメと同居していた編集委員Yです。(別に不潔話ではありませんが、虫の話なので苦手な人は読まないでください。)
サシガメとは。
サシガメ(刺椿象・刺亀虫):カメムシ目カメムシ亜目のサシガメ科の昆虫。世界で900以上の属に分類される6,000種以上が知られる。
普通のカメムシと違って捕食性で、多くは主に昆虫などを食べているが、脊椎動物を吸血するものもある。(人などから吸血する種の一部は感染症を媒介し、シャーガス病の原因となる。←中南米などでみられる。) ※普通のカメムシは植物食なんですねー。
普通のカメムシに比べて細長い体型のものが多い。頭部は普通のカメムシ類が三角形であるのに対して細長く、複眼は前胸から前方に離れており、左右に突き出していることが多い。胸部は幅広くはならず、前胸腹板にはヤスリ状の発音器を持つ。羽根を退化させたものもある。
前足はしっかりとしていて、獲物を捕獲するのに向いているが、カマキリの前脚の鎌のようにまでなっているものは少ない。
多くの種は昆虫を主食とし、田畑においては害虫を食う益虫としての役割が期待できる。しかし、サシガメを捕らえたときや触れた時に、口針でヒトを刺すことがある。このとき獲物を仕留めるときに用いられる毒が注入されるので非常に強い痛みを感じる。(アシナガバチの毒針に刺された時の痛みに匹敵する。)
中央アジアの王達が捕虜を拷問するのにこの手の虫を使ったとの話がある。
※刺すカメムシでサシガメなんですかねー。
↑以上、ウィキペディアの「サシガメ」のページからの引用です。
勝山自然環境ホームページ KEEPによると、トビイロサシガメは冬期に家屋内に集団で侵入するそうです。 匂いはバナナの香りに似ているそうです。
そんなサシガメが家にいたんですよ。
最初、正月に親戚の家に行ったら、のそーっと動く虫がいて、それを飼い猫がじーっと見ていまして。変な虫だなーと思っていましたが、家に帰って調べてみましたら(何となくカメムシの仲間とあたりはついていた)、トビイロサシガメがヒットしまして、次の日、そこの家に「昨日の虫はサシガメなので触らないように」と電話しました。そして電話を終えて壁を見たら、なぜか自分の家にいるんですよ、親戚の家にいたヤツとそっくりなのが。そして、親戚の家に電話した時にはすでにヤツは見かけなくなっていて、飼い猫が今朝から吐いて元気がないとのことでした。(サシガメを触ったに違いない。)
どうも親戚の家からサシガメが私の車に同乗してきたようです。刺されなくてよかったです。(確かに帰る前に電気の傘に向かってぶんぶん飛んだりしていましたので、その時にくっついてきたのでしょう。)
でも夜中に偶然サシガメを振り払ったりして不幸な事故が起こったら嫌だったので、夜寝るときは玄関の電気をつけて誘蛾灯がわりにしていました。そして見かけたときには「出て行ってくれないかなー、あと、刺さないでねー。」と語りかけてみましたが、今朝も家の階段に居ましたので、紙にのせて外に出しました。外はちらほら雪が降っていたので心が痛みました。でも刺されたくないヘタレな気持ちの方が強かったので・・・。
どこかの隙間に入って、無事、越冬できるといいんですが。
それから、お子さんをお持ちの方、のそーっとして大人しそうな虫でも刺すことがあるので、子どもさんが虫を捕まえようとしているときは、注意してあげてくださいね。
どうでもいいサシガメ話でした。
写真はありません。
ちなみに親戚の家も自宅も、普段とくに虫が多いわけではありません。あしからず。