先週末、(金)と(土)の間(気象庁は7月17日頃と発表しています。)に、ここ北陸の地、あわらで梅雨が明けました。(ちなみに、昨年の梅雨明けは「特定しない」との発表でした。←つまり、いつの間にか明けていた?)
今回の梅雨明けは劇的で、前の晩は激しい雷雨に見舞われ、濡れ鼠で家にたどり着いたのですが、翌日起きてみたら、からっと晴れていました。晴れていた…どころか「暑過ぎる!!」という状態で…。
各地で最高気温35℃以上の猛暑日となり、21日には群馬県館林で38.9℃、今夏の最高気温を更新しています。
そんなふうに夏本番となり、「熱中症で病院に運ばれた」というニュースを頻繁に耳にするようになりました。
熱中症は「急に暑くなった日や」「蒸し暑い日」といった、梅雨明けなど、まだ体が夏の暑さに対応できない状態のときに起きやすいです。暑い中での運動時や、屋内であっても風通しが悪く、暑くて蒸す部屋にいる場合でもなりやすいです。
つまり、急な気温や湿度の上昇に体の調節機構が追いつかず、多量の発汗で水分や電解質を失ったり、体温調節が破綻して40℃以上の高体温になったりするのです。重症では全身の臓器がダメージをうけて、命にかかわります。とくに小児や高齢者は暑さへの順応性が低いので、注意が必要です。
熱中症では、はっきりした自覚症状を感じることが少なく、「ちょっと調子が悪い」「気分がよくない」といった程度の状態を放置しているうちに、症状が深刻になるケースが多いのも、恐ろしいところです。
熱中症の予防には、
帽子や日よけ、クーラーなどで暑さを防ぐこと
体調が悪いときには無理して運動や作業をしないこと
運動や作業の前からスポーツドリンクを飲用すること
日陰などでこまめに休憩をすること
が有効です。
水分を摂ることは知られていますが、ただの水やお茶ではなく、少量の塩分を含んだスポーツドリンクなどを摂らなければなりません。発汗で水分だけでなく塩分も失われるので、水だけを補給していると塩分のバランスが崩れ、症状が悪化します。
また、一度熱中症を経験した人はその後熱中症になりやすくなるともいわれています。(ホント?)
熱中症から回復しても、体にダメージが残っていると考えられるので、しばらくは無理をせず安静にした方がいいでしょう。
梅雨明けの19日、今年の海の日は太陽に祝福され、三国のサンセットビーチをはじめ各地の海水浴場は賑わいました。
ファミリーとカップル(古い?)ばかりの中、一人サンセットをみました。(寂しい…)
一人で東尋坊からみたサンセット
熱中症には、くれぐれも注意してください!!