1.GI値の低い食材を選ぶということ。
これは、基本中の基本と言えるかも知れません。
現在、アンチエイジング医学の基本的な考えに、
血中インシュリン濃度は低いほど良いというのがあります。
糖を摂取すればインシュリンが分泌されますから、
食事による急激な血糖値上昇を抑えることは重要です。
ブドウ糖を100として、
食品ごとの血糖値を上げる度合いをあらわしたもの、
それが、このGI値(グリセミック・インデックス)です。
数値が低いほど、血糖値の上昇がゆるやかということ。
食事で、カロリーや脂質の量も大切ですが、
このGI値も非常に大事というわけです。
ただし、発表者によって値にバラツキがあるので、
信頼できるGI値の表を、下に貼り付けておきます。
この表では、白飯なら80以上、玄米ご飯は50です。
白飯と玄米のカロリーはほとんど同じですが、
玄米を食べた時の方が、白飯のときより
ゆっくり血糖値が上がっていくということです。
また、ジャガイモとサツマイモの違いも分かりますね。
数え切れないほどある食材のGI値を、
料理の度に調べるのは大変ですから、
比較的GI値が低い食品の特徴だけ覚えてください。
たとえば、白飯より玄米、うどんよりそばの方がGI値が低い。
色の濃いもの、皮や繊維を多く含むものの方がGI値が低い。
食材を選ぶときの参考にしてみてください。
