築地にある朝日新聞 東京本社を見学し、
新聞作りの現場を垣間見てきました。
編集、印刷、発送までこのビルの中で行われています。
カメラ、携帯、筆記具の他はロッカーに入れ、
ホールでビデオを見てから見学となります。
写真撮影がOKなのは地下1階と読者ホールだけですが、
報道局や印刷工場もガイド案内付きで見学できます。
見学した時間は、ちょうど夕刊が印刷されていましたが、
8mの高さの輪転機で、1秒で50部もの夕刊を印刷します。
インクの原料は大豆の油なのだとか。
社員の半分は記者で記事制作に邁進する編集部門、
印刷工場から発送システムまで高速で
効率的な現場のようです。
現代の記者はノートPCに携帯、筆記具、カメラが必需品ですが、
1961年までは伝書鳩が使われていたという貴重なお話も。
伝書鳩の9割は本社に戻ってきたそうです。
1つの記事に3羽の伝書鳩を飛ばしたのですから
PCやコピー、ファックスもない時代は大変でしたね。
カラー印刷の仕組みなどの説明も興味深いものでした。
こちらは配送システムの部門で写真撮影が可能です。
雨ならばこちらでビニール袋をかけて配送されるのでした。
朝刊はこちらから2時半に販売所へ配送され、
30分ほどで紙入れを終了し、各家庭へと配達されるのです。
真っ先に読むのが連載小説だったりするのですが、
第一面もしっかり読むようになりました。
最後に刷りたての夕刊と記念写真が掲載された
特製記念新聞がプレゼントされます。
見学は無料で平日2名からの予約制です。
東京都中央区築地5-3-2
2016.7.7
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