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まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

草加市立歴史民俗資料館

2013-08-21 12:43:09 | ミュージアム


1983年に開館した草加市立歴史民俗資料館は、
埼玉県下初の鉄筋コンクリート造校舎であった
草加小学校西校舎を改修し、利用しているそうです。





1926年に竣工したこの建造物は、関東大震災の教訓から、
耐震・耐火を採用し、当時としては大変近代的なものだったのです。
造形の模範となっていることが認められ、
国の登録有形文化財となっています。

ちなみに設計は、草加小学校の卒業生である大川氏が担当。





貴重な建造物、スリッパに履き替えて靴は下駄箱へ。
受付を済ませます。(入館料は無料)
中は自由に見学ができます。

展示品は縄文時代~昭和時代へ。





手焼き煎餅の道具や製造工程に沿った資料が展示。
草加煎餅は埼玉の三大銘菓となっています。
(熊谷の五家宝、川越の芋せんべい)
まるみは、草加煎餅が好きです。





多種多様な農具の展示です。
草加周辺は低湿地で広大な水田が広がっていたようです。





浴衣や皮革も地場産業だったのですね。





松尾芭蕉も「奥の細道」で、草加宿を通過したと記していますが、
草加松原についての展示です。





懐かしい教材の展示です。





展示物は手にとってみることができるものがあります。
子どもの声が聞こえてくるのは、うれしいものです。





このようなタイプの机や椅子を使用した経験はありませんが、
見覚えのあるような文房具類も展示。





草加が生んだ国際スター大川平八郎氏のコーナーです。
俳優学校(D・W・グリフィスが校長を務めた)に入学していますが、
同期の俳優にはゲイリー・クーパー

「戦場にかける橋」で助監督を務めながら、軍人役で出演。
この映画はテレビで見たのですが、
どの人が大川さんだったのでしょう。

作家の森村桂さんのお父様の
作家豊田三郎氏も草加市のご出身です。

埼玉県草加市住吉1-11-29

2013.3.26

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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学校は春がお似合い (キハ58)
2013-08-21 21:29:41
草加にこういうところがあったんですね、知りませんでした。身近な感じで素敵な施設ですね!
返信する
館長さんもイイ人です。 (まるみ)
2013-08-22 00:30:56
やっと投稿しました。
素通りしてしまう身近な施設にも新たな発見ができるようなものがあるはずですね。
返信する

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